【プロトレーナー解説】8時間ダイエットはアメリカ発のダイエット方法です。簡単に言えば1日に食事を摂る時間を8時間以内に納めるダイエット法。この8時間ダイエットの効果ややり方などを詳しく解説していきます。
8時間ダイエットとは?
8時間ダイエットのやり方
基本的に8時間の中であれば特に食事制限をする必要がありません。お酒などのアルコール類も特に制限されないので付き合いなども断る必要が無くなりますが、朝食を食べる時間が早いと夜に食べたり飲んだりはできなくなるので注意が必要です。食べている時間が長く、胃の中に食べ物が常に入っている状態だと消化が追いつかず脂肪として体内にため込みやすくするのを防ぐことができます。
【プロトレーナー解説】「ダイエット中はお酒をやめる必要があるのでしょうか?」よく、このような質問をされることがあります。実はダイエット中に呑んでも良いお酒と控えるべきお酒があります。お酒を我慢してダイエットが苦行にならないように、今日は記事にまとめていきます。
なるほど。でも16時間も何も食べないのはキツそうですね…。
高山 菜緒監修トレーナーからのアドバイス
日本赤十字社救急法救急員 健康運動実践指導者 オープンウォーターダイバー 一般社団法人ボディリラクゼーション従事者安全安心機構 全米ヨガアライアンス200
16時間何も胃に入れないということではありませんよ。食事の時間以外での水分をしっかり摂りましょう。
8時間ダイエットの効果
さらに食べない時間が増えますので、内臓などの消化器官を休める効果もあります。これは断食と同じ効果があるので食べていない16時間で食べ物がエネルギーとなり、翌日の排泄をスムーズに行うことができ脂肪燃焼も効率よく行うことができます。自然にプチ断食を行うことができるのです。
8時間ダイエットは本当に痩せる?
なぜ痩せない?8時間ダイエットの失敗の原因
①8時間以内ならいくらでも食べていいと思っている
確かに食事制限は特にありませんが、あくまで”普段の食事を減らす必要がない”という意味であり、好きなものを好きなだけ食べれるわけではありません。単純な話、8時間の内にケーキやお菓子などの高カロリーなものをたくさん食べていたり、常に何かをつまんで食べていてはダイエットの効果はありません。むしろ普段の時の方は摂取カロリーが低くなると思います。基本的には食事はバランスの良い食事を摂取していきましょう。もちろん我慢しない程度に甘いものなどの嗜好品を食べるのはOKです。
②水分に砂糖などが含まれる清涼飲料などを飲んでいる
食べない時間帯にもしっかり水分を摂ることは大切ですが、そこで甘い清涼飲料や砂糖やミルクの入ったコーヒーなどを飲んでしまってはせっかく食事の時間は守れていても台無しになってしまいます。飲み物にももちろんカロリーや糖質も含まれているので、8時間以外は水やお茶にしましょう。また、水分を摂らないと体内の水分量も減り、排泄もスムーズにいかなくなるので便秘になってしまうことがあります。
【プロトレーナー解説】便秘になるとお腹がポコっと出たり張ったりして苦しいし太って見えてしまいます。太る原因にもなる便秘ですがなぜ便秘で太るのか、またその解消法をご紹介しながら解説していきます。
食事を摂ってからすぐに寝てしまうと胃腸は寝ている時間にも消化するために働き続けなければいけません。そうなると睡眠の質も歩くなりますし、消化不良になりやすく脂肪に変わってしまう場合があるのです。食事を摂ってからだいたい2時間ほどでエネルギーとして変わっていきますので、最後の食事から最低でも2時間、できるのであれば3時間ほど空けてから寝るようにしましょう。
④血糖値を急上昇させてしまう
食べない時間が長くなればなるほど次に摂った食事の時に血糖値が上がりやすくなります。血糖値が急に上がってしまうと、脂肪を身体に溜め込んでしまう原因となるインシュリンを大量に分泌させてしまうのです。特に注意して欲しいのが朝食なので、朝食を食べる時はご飯やパンなどの炭水化物に含まれる糖質を最初に食べずに、まずはサラダなどから摂取し、最後に炭水化物を摂るようにしましょう。そうすることで血糖値の急上昇を抑え、緩やかに上げることができます。
今話題の糖質制限ダイエット。体重を減らしたい方にオススメの食事方ですが、間違った知識で行ってしまうと逆効果にもなってしまいます。正しい制限の仕方を知ることで効率的に糖質制限ダイエットを行いましょう。また、糖質制限中特に重要な朝食の食べ方やコンビニ活用術を紹介します。
8時間ダイエットの成功のコツ
①食べる順番を意識する
これはダイエット中の方はどなたでも意識して欲しいことですが、先ほども解説したように血糖値を急上昇させないようにすることが大事です。食べる順番としてはフレンチのコース料理を思い浮かべてみましょう。コース料理は基本的に前菜→スープ→魚料理→肉料理→デザートというような順番で提供されます。野菜やスープ類から食べることで血糖値の急上昇を防ぐので、食べる順番に気をつけてみましょう。特に炭水化物は最後に食べるようにしていきます。
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糖質は炭水化物に含まれます。糖質は身体を動かす大切なエネルギー源ではありますが、多く摂りすぎると消化しきれずに脂肪として溜め込んでしまいます。調味料やお菓子などにも糖質はたくさん含まれているので、間食にはナッツ類がおすすめです。
③運動を行う
8時間ダイエットは運動を行わなくても痩せるダイエット法ではありますが、運動を取り入れることでより痩せやすくなるのです。特に筋トレなどを行えば基礎代謝を落とさずに痩せることができるので体重が落ちた後でもリバウンドしにくい身体になります。運動といっても、難しいことはする必要がありません。家でできるような簡単な筋トレや通勤時間などで階段を使う程度でOKです。
8時間ダイエットで無理なく痩せよう
高山 菜緒監修トレーナーからのアドバイス
日本赤十字社救急法救急員 健康運動実践指導者 オープンウォーターダイバー 一般社団法人ボディリラクゼーション従事者安全安心機構 全米ヨガアライアンス200
食べれないストレスを感じると、暴飲暴食に繋がりリバウンドをしやすくなってしまうので、このダイエット法できつく感じたなど難しく感じる方はすぐにダイエットを中断し、自分に合うダイエット方法を見つけるようにしましょう。
【プロトレーナー解説】人間の三大欲求のひとつである『食欲』。生命維持のために必要な欲求ではありますが、それをコントロールすることはダイエットにおいてとても重要なことです。なぜ空腹になるのか。どうすれば空腹を紛らわすことが出来るのか。最新の研究報告も踏まえて解説していきます。