普段は自分には見えていないお尻ですが、タイトスカートやピタッとしたパンツを履いたときには、くっきりとラインが出てしまい、他の人からはチェックされています。自分のヒップラインを見てみて、カッコ悪いと感じた人は、お尻の引き締めに効果的な筋トレに挑戦してみましょう。
お尻を引き締めて後ろ姿をカッコよくしよう
自分でも気づかないうちに、他の人からお尻のが垂れていることをチェックされているかもしれません。お尻が垂れてしまう原因は、筋肉量の低下です。
筋肉がないと、お尻の脂肪を支えることができないからです。逆に言えば、例え若くても筋肉がない人のお尻は垂れ下がっているのです。
特に女性で普段ヒールを履いている人は、つま先立ちの状態ではお尻の筋肉を使っていないため、お尻が垂れてしまいがちです。
お尻に筋肉をつけるような筋トレをすることで、引き締まってカッコいいお尻を保つことができるのです。
お尻のための筋トレ① ドンキーキック
まずは、四つん這いの姿勢になり、両腕と両足の幅を肩幅程度に広げます。背中は平行に保ちましょう。その姿勢のまま、片足をのばしながら、斜め上に持ち上げます。高さは、腰の高さくらいにしてください。息を吐きながらゆっくりと持ち上げてください。そのまま、3秒数えましょう。
次に、息を吸いながら、持ち上げた足をゆっくりとおろしてください。これを、まずは片足5回ずつを1セットやってみましょう。負荷を感じなかったり、慣れてきたら回数・セット数を増やしていきましょう。
ドンキーキックはお尻を鍛えることができる筋トレ種目。効果、やり方・フォーム、回数の目安、負荷を上げるための方法を徹底解説!バリエーションも豊富なので、ヒップアップしたい人はぜひ試してみてください。
お尻のための筋トレ②オルタネイト・プローン・レッグレイズ
うつ伏せになって、両腕を腕枕のようにして頭を乗せます。足は肩幅に開いてください。もしも、ドンキーキックの筋トレのあとに続けて行うなら、少しの間リラックスしてください。準備ができたら、右足を後ろに持ち上げます。
持ち上げるときは、ゆっくりと行い、肘や膝が曲がらないように注意し、お尻をきゅっと締めます。3秒程度キープしたら、ゆっくり右足を下ろし、今度は左足を同じように上げます。 これを左右交互に繰り返します。
まず左右各10回×3セット続けてみましょう。余裕があったり、慣れてきたという場合は、回数・セット数を増やしましょう。
オルタネイト・プローン・レッグレイズは、お尻の大臀筋を鍛えてお尻を引き締めることで、きれいなヒップラインを手に入れることができます。負荷が少ないため筋肥大の効果は得られませんが、女性や普段運動をしない方のお尻のシェイプアップに適しています。
お尻のための筋トレ③アブダクション
横向きに体をまっすぐにして寝転がります。腕は床側になっている方は前方にまっすぐ伸ばし、反対側は胸の前に来るなら、楽な姿勢にしておいて構いません。その状態で、上体を少し起こします。
息を吐きながら、体の上側になっている方の足を、上に持ち上げます。これもゆっくり動作を行なってください。膝を曲げてはいけません。
そのまま3〜5秒キープします。その後、息を吸いながらゆっくりと足を下ろしてください。ただし、足を反対側の足に乗せるのではなく、少し隙間を開けて下ろしきらないようにします。
まずは左右10回ずつやってみましょう。慣れてきたら、回数・セット数を増やしましょう。やりながら、お尻の筋肉を意識するのもポイントです。
アブダクションは、お尻の筋肉である中臀筋や小臀筋を鍛えるトレーニングです。ヒップアップに重要な中臀筋と小臀筋は見落とされていることが多く、アブダクションでしっかりこれらを鍛え、綺麗なお尻を手に入れましょう。
ごろごろ寝ながら気軽にお尻の筋トレ!
気が向いたときにいつでも自分の部屋でできるのです。
お尻の筋トレをするときには、フローリングでも畳でも、直接当たると膝や骨の出っ張っている部分を痛めてしまうことがあるので、床の上にカーペットやヨガマットを引いた状態で行うことをおすすめします。
<あわせて読みたい>
皆さん「お尻」を意識した筋トレをしていますか?体の中でも特にサイズの大きいお尻の筋肉は、鍛えることで美容・健康両方に多くの嬉しい効果があるのです!女性には特に知ってほしいお尻の筋トレの重要性と、オススメのトレーニングをまとめました。