筋トレは自宅でもできる手軽なエクササイズですが、自重だけだとどうしても鍛えられる筋肉が偏りがちです。そんな時に活躍するのが、自宅でも使える様々な筋トレ道具です。汎用性の高いものから専門的な使い方ができるものまで、オススメの道具を8つ厳選してご紹介します!
初心者にもおすすめの筋トレ道具一覧
ジムに行かずに効果の高い筋トレをしたいのですが、筋トレグッズを買うのはアリですか?
宮城島大樹監修トレーナーからのアドバイス
NESTA PFT
食コンディショニングアドバイザー
はい、とてもアリだと思います!道具を上手に使えば、初心者でも自宅で質の高い筋トレをすることが可能です。おすすめの筋トレグッズを紹介します。
おすすめの筋トレ道具① ダンベル
ダンベルの良い所は、軽いものは200gから重いものは30kg以上まで、非常に多彩な重量が用意されている点にあります。
バリエーション豊富な重量をうまく活用することで、自重だけではできない様々なトレーニングが可能です。
例えば重いダンベルを使ってダンベルベンチプレスやデッドリフト、スクワットといった大きな筋肉を鍛えることもできますし、軽いダンベルを使って肩にある三角筋の後ろ側をピンポイントで鍛えるといったトレーニングも可能です。
ただし、ダンベルは重量に応じて複数用意すると場所を取ってしまいます。まずは1kgや5kgなどのダンベルを用意して、慣れてきた頃には重量を調整できる可変式のダンベルを買うと良いでしょう。
今回の記事では、ダンベルを使って筋トレを行う方法について詳しく特集していきたいと思います。ジムに通ったりDVDを見ながらトレーニングするのは続かないけれど、安価な器具を使って筋力アップを図りたい方は必見です。
おすすめの筋トレ道具② トレーニングチューブ
トレーニングチューブの魅力は、ダンベルのように重量がないので扱いやすいという点です。そのため、トレーニング中のケガのリスクを非常に低く抑えることができます。
また、トレーニングチューブは負荷の調整もしやすく、筋トレを始めたばかりの女性や初心者にも扱いやすいというのも大きなメリットですね。
チューブはダンベルほどの高い負荷は出しにくいですが、チューブの反動を使えば様々な角度で筋肉を刺激することができます。場所も取らないので、ダンベルの前段階としてトレーニングチューブから使ってみるのも良いかもしれません。
自宅でのトレーニングにも活用しやすいチューブ。ダンベルと違い軽いためケガのリスクが少なく、負荷の調整もしやすいため男女問わず使いやすいトレーニンググッズです。そんなチューブを使ったトレーニング方法を、体の様々な部位別に解説していきます!
おすすめの筋トレ道具③ バランスボール
バランスボールは、主に体幹や体の中心部にあるインナーマッスルを使うのにピッタリです。ボールのサイズと弾力を使うことで、左右の筋肉の偏りを直したり、普段扱えないインナーマッスルを刺激したりできます。
筋トレだけでなく、ストレッチにも使えるというところもバランスボールの長所の一つです。
そんなバランスボールを使ったトレーニングは何種類もあるのですが、バランスボールの上に座ったり、あるいは仰向けになって寝そべるだけでも効果抜群です。
初心者・運動経験が浅い方や、体が硬くてコリがひどい方は、バランスボールを使ってみると良いでしょう。
おすすめの筋トレ道具④ 腹筋ローラー
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上の3つの筋トレ道具は非常に汎用性の高いものでした。
ここからは、ピンポイントな使い方でも効果絶大な2つの道具をご紹介します。そのうちの1つが「腹筋ローラー」です。
この筋トレは一見地味ですが、その強度はおそらく自宅のトレーニングの中ではトップクラスだと言えるほどです。つま先とローラーで体を支える「立ちコロ」という運動が一般的ですが、これは中級者〜上級者向けのトレーニングですので、初心者の方や女性は膝をついて行う「膝コロ」などで強度を調整することも可能です。
腹筋全体をまんべんなく鍛えられるだけでなく、腰周りの筋肉も鍛えられます。自宅トレーニングを極めたい人は、一度この腹筋ローラーを試してみてください。
腹筋を鍛える筋トレグッズの中で最も高負荷なものは?という質問が出たときに名前が挙がるのが「腹筋ローラー」です。腹筋ローラーの人気の高さにはどんな秘密が隠されているのでしょうか?腹筋ローラーの持つ高い筋トレ効果やその使い方、注意点などをまとめました!
おすすめの筋トレ道具⑤ プッシュアップバー
なぜプッシュアップバーで高い位置から筋トレを行うのかというと、この位置の調整によって「胸筋の可動域を広げることができる」からなのです。普段のプッシュアップでは床に胸がつくまでしか体を動かすことができません。しかしプッシュアップバーを使うことで、そこからさらに体の位置を下げることが可能となるのです。
宮城島大樹監修トレーナーからのアドバイス
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食コンディショニングアドバイザー
腕立てで身体を下ろした際に、より胸筋の筋繊維が引き伸ばされれば刺激をより与えることができるのです。
腕立て伏せ(プッシュアップ)の補助器具として知られる「プッシュアップバー」ですが、使い方次第で胸筋の負荷を格段に高くしたり、他の部位も鍛えられます!プッシュアップバーの基本・応用の使い方と、おすすめのプッシュアップバーを紹介します。
おすすめの筋トレ道具⑥ トレーニングベンチ
まず紹介するのは「トレーニングベンチ」です。フィットネスジムのフリーウェイトエリアなどに置いているベンチで、日用家具のベンチやイスよりも幅が狭いのが特徴です。
このトレーニングベンチを使うことで、可動域の広いトレーニングが可能となります。ベンチに仰向けになってダンベルベンチプレスを行えば、両腕をより低い位置まで下げられ、大胸筋を大きくストレッチできます。
またそれだけでなく、片足をベンチに乗せて行う「ブラジリアンスクワット」や、広背筋を左右別々で鍛えることができる「ワンハンドローイング」など、よりピンポイントを狙ったトレーニングも可能です。
角度を60度〜90度まで変更できるインクラインベンチのタイプであれば、よりそのトレーニングの幅も広がります。場所は取りますが、とても汎用性の高い道具なのです。
【プロトレーナー解説】トレーニングの応用が効くとても便利なグッズである「トレーニングベンチ(筋トレベンチ)」の種類と選び方、そして具体的なトレーニングメニューを紹介します。これだけでベンチを使った筋トレは十分です!トレーニングベンチを使って理想的な身体を目指しましょう。
おすすめの筋トレ道具⑦ チンニングスタンド
チンニングとは「懸垂」を意味する単語で、その言葉の通り、部屋の中で懸垂ができるようになる筋トレ道具です。
懸垂は自重によるトレーニングの中でもかなり高強度で、主に広背筋や背中周辺の筋肉を鍛えることができます。懸垂によって逆三角形のような広がりのある背中を作れるのですが、このトレーニングの代わりとなる種目というのが、自重や自宅でのトレーニングにはあまり多くありません。
ちなみに、先ほど紹介したワンハンドローイングも広背筋を鍛える種目ですが、この筋トレと懸垂とでは広背筋の使い方が異なり、背中の広がりよりも「厚み」を作るのに適した筋トレと言われています。
チンニングスタンドの中には、単に懸垂運動だけでなく、同じく高強度のトレーニングで大胸筋を鍛えられる「ディップス」ができるバーが付いているものもあります。
自宅でぶら下がっても大丈夫な場所というのはあまり多くありませんよね。部屋に置くスペースがあれば、ぜひ取り入れたいアイテムです。
おすすめの筋トレ道具⑧筋トレマット
自宅の床の材質によっては、室内用のトレーニングシューズを履いても足元が安定しない場合もよくあります。そんな人は、このマットを敷いてしっかり足場を安定させてトレーニングをすると良いでしょう。
筋トレ道具で自宅のトレーニングをバージョンアップさせよう!
自宅での筋トレがちょっとマンネリしてきたり、これからどんな運動を始めようか悩んでいる方は、今回紹介した筋トレ道具をぜひ一度手にとってみてください。
宮城島大樹監修トレーナーからのアドバイス
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食コンディショニングアドバイザー
自宅でのトレーニングでもしっかりとしたフォームや強度でトレーニングをすることができれば、ある程度の効果は出るので、ぜひ皆さんもご自宅でトレーニングしてみてください!
ダンベルは場所を取らずコンパクトな形であり、ジムはもちろん自宅で活用している人も多いです。ダンベルは使い勝手が良く、様々なトレーニングに組み合わせることができるのが大きな魅力ですが、それはもちろん腹筋のトレーニングにも当てはまります。憧れのシックスパックを手に入れられる、おすすめのトレーニングをご紹介します。