今回の記事では、ダンベルを使って筋トレを行う方法について詳しく特集していきたいと思います。ジムに通ったりDVDを見ながらトレーニングするのは続かないけれど、安価な器具を使って筋力アップを図りたい方は必見です。
ダンベル筋トレの魅力について
場所を取らず、家においておくと簡単に効果的な筋トレが出来る便利な器具です。
筋力トレーニングのメニューもバリエーション豊かで、飽きることもありません。あらゆる方向に動かすことも出来るので、全身の細かい筋肉まで鍛えることが出来るというわけです。これほど柔軟性の高い筋力トレーニングは類を見ないです。
また、重さを変えられるため、女性でも十分に実践できる筋力トレーニングです。どんどん挑戦していきましょう。
ダンベルで鍛えられる筋肉の部位
大胸筋・背中・腰・上腕二頭筋・上腕三頭筋・腹筋など上半身を美しい筋肉の鎧に変えることが、ダンベルひとつで可能になるのです。イメージするとワクワクしませんか?ただし、無理な重量を使ってフォームが崩れると体に負担がかかり、腰を痛めたりする恐れがあるため、その点は気をつけてください。
徐々にゆっくりとしたペースで鍛え上げていくのが理想的です。筋肉美への道は一日にしてならず。下半身を鍛える場合は、ダンベルを持ってスクワットなどの下半身を鍛える筋トレを組み合わせていく事で、強化することができます。
身体は全体的にバランスよく成長していきます。上半身ばかり運動していても、全体的に筋肉が育っていかないため、効率が悪くなってしまいます。下半身も含めた全身運動を意識しましょう。
ダンベルカール
上腕二頭筋を大きくしたい人は、10回ギリギリできる重さのダンベルを使い、「10回×3セット」おこないましょう。
【プロトレーナー解説】上腕二頭筋を鍛える代表種目「ダンベルカール」の効果、鍛えられる筋肉、そして、ダンベルカール(アームカール)のバリエーション種目を紹介します。
ダンベルフライ
15回ギリギリできる重さのダンベルを使い、15回×1セットおこないましょう。
ダンベルフライは、ダンベルを使って大胸筋をピンポイントに鍛えるトレーニングです。
ピンポイントに大胸筋だけを鍛えることで、男性は厚い胸板、女性はバストサイズや綺麗な胸元を効率よく手に入れることができます。
ダンベルシュラッグ
また、肩こり解消にも非常に効果的な筋トレです。
ダンベルを使用したシュラッグはバーベルでは出来ない動かし方があります。「重量」「動かし方」「軌道」「肩甲骨」などダンベルならではの利点が多くあります。さほど難しくなく単純な種目ですが、そのコツやバリエーション等を紹介していきます!
ダンベル筋トレを継続させるコツ
「つらい筋トレをやっている」という意識を逸らすために、テレビを見ながら、音楽を聴きながらの「ながら筋トレ」をおこなう人はよくいますが、筋肉に意識がいかないと、フォームが崩れて怪我の恐れがあるのと、使っている筋肉が十分に起動しないため効果的ではありません。
まずは筋トレと捉えずに、朝の日課として1日10分間から始めてみてはいかがでしょうか?何事も継続のカギは「習慣化」にあります。
「朝起きたらご飯を食べる」といった習慣の中に入れ、意志の力を必要とせずに自然とできるようになっていきましょう。
ダンベル筋トレを実践する上での注意点
筋トレ初心者は、重さが決まっているものよりも、~40kgまで調節できるダンベルを選ぶと、徐々にステップアップしていけるため、おすすめです。
また、ダンベルによる筋力トレーニングを行う場合、トレーニング中の姿勢と、具体的にどの部分の筋肉を鍛えたいのかフォーカスして鍛え上げるようにしないと、効果が分散され、期待した以上の結果がうまく出ない時があります。イメージトレーニングも併せて行えるようになれば、結果はかなり違ってくるはずです。
また、早く筋肉が欲しいという理由から、いきなり20kg、30kgなどといった重さでダンベル筋トレをはじめようとする人がいますが、まったくゼロの状態から、突然こんな負荷をかけてしまえば、継続など出来るわけがありません。徐々に重さを上げていき、理想の筋肉が手に入ったら、メニューを切り替え、維持していく方向で筋トレを継続していくことをおすすめます。
ダンベルを使って筋トレをしてみよう
上半身下半身問わず全身を鍛える事が可能で、習慣化していけば継続できる可能性も高くなります。腰を痛めないよう姿勢に注意し、長期的にトレーニングが行える環境を築いていきましょう。