ダイエットしているのに痩せない…リバウンドしてしまった…あなたは正しいダイエットのやり方を知っていますか?テレビで見たダイエット方法を鵜呑みにしていませんか?正しいダイエットのやり方を理解して、効率的にダイエットを行いましょう!
理想のダイエットとは?
前にダイエットしたことあるんですけどあんまり効果がでなかったんですよね…。大変だし。わたしにはむりだな~。でも太ってるの嫌だし良い体になりたいんだよなー。。
澤原 魁門監修トレーナーからのアドバイス
・NESTA公認PFT・日本ボディビル連盟公認指導員・2017年メンズフィジーク日本大会準優勝
『ダイエット=大変』って思っている方って結構いますよね。でもそれは正しいダイエットの方法を知らないだけだと思いますよ。間違ったやり方をしなければしっかり効果はでます!
そうなんですか?
澤原 魁門監修トレーナーからのアドバイス
・NESTA公認PFT・日本ボディビル連盟公認指導員・2017年メンズフィジーク日本大会準優勝
はい!!じゃあ今日はダイエットについて少しお話ししていきたいと思いますね。
『ダイエットは脂肪を落とすことが目的であり、体重を落とすことが目的ではない』
ということです。
ダイエットで失敗する人は体重計の数字しか見ていません。体重計に乗り1kg増えた、減ったで一喜一憂している人を見ると非常に残念です。
1番の理想のダイエットは”筋肉量が増え脂肪量が減る”ということです。
正しいダイエット方法では、結果的に体重の減少は少ないかもしれませんが、筋肉がつくことで引き締まった体になるだけでなく基礎代謝があがり痩せやすい体を手に入れることが出来ます。しかし、間違ったダイエット方法はストレスがたまりイライラするだけでなく、筋肉が減って代謝が悪くなり痩せにくい体になります。
また代謝が悪くなることで元の食事に戻した時にリバウンドをおこしやすくなります。
このように正しい方法を知らずにダイエットを行うことはマイナスの面しかありません。
しっかり正しい方法が分かっていればダイエットはそれほど大変なものではありません。また、体重が停滞期に突入しても正しい知識があれば焦らず乗り越えることができます。最小限のストレスで引き締まった体を手に入れましょう。
では次に間違ったダイエットはどんなものがあるのか見ていきましょう。
痩せない、間違ったダイエット方法
正しいダイエットとは何かについては分かりました。では間違ったダイエット方法について具体的に教えてください。
澤原 魁門監修トレーナーからのアドバイス
・NESTA公認PFT・日本ボディビル連盟公認指導員・2017年メンズフィジーク日本大会準優勝
ダイエットで痩せずに悩んでいる方の原因は殆どが自己流でダイエットを行なっていることです。
結果、痩せるどころか痩せにくい体が出来上がります。
こうならないためにも何が間違っているのか?を知ることが大切です。
糖質はだめ?
まずダイエットと聞くと糖質はだめなんでしょ?という方が沢山いますが、むしろ糖質は食べたほうがいいです。
糖質は人間が活動する上でエネルギーになるとても大事なものだからです。
つい先日ダイエットを始めた友人が真剣な顔で「糖質は食べないようにしてるんだよね。とくに米とか食べないようにしてる」と言うんですが、友人の手にはアーモンドチョコが握られていました。
糖質は食べないようにしてると言いながら、何が糖質なのかをしっかり理解していなかったのです。
(アーモンドチョコは糖質と脂質)
この考えではダイエットは成功しません。最低限なにが糖質でなにがタンパク質かだけでも理解しておくだけでダイエットはもの凄くやりやすくなります。
以下の記事にタンパク質が人体に及ぼす重要な役割について解説してあるので、ぜひ参考にしてください。
みなさんは普段の食事でタンパク質を意識しているでしょうか?カロリーや糖質、脂質は意識していても、タンパク質は意識していないのではないでしょうか?しかしタンパク質は糖質、脂質に並ぶ身体の三大栄養素の一つで、実は筋肉など体づくりに非常に大切な役割を担っています。そんなタンパク質の特徴をおさえ、身体作りに活かしましょう。
筋トレ中は糖質が非常に重要であり、筋肉と糖質の関係を理解することで、今後の筋トレの効果は大きく変わります。糖質にも種類があり、筋トレと相性のいいもの、その効果的な摂取タイミングなど徹底解説します!
○○ダイエットが痩せない原因かも
バナナダイエットやリンゴダイエットなどよくテレビや雑誌でとりあげられているダイエット方法です。最初のうちは体重が落ていくかもしれません。しかしそれは偏った食事で筋肉が落ち体重が減っているだけです。
これは体に悪いだけでなくリバウンドしやすい体になる原因にもなるのでよくありません。
1日1食ダイエット
1日に1食しか食べないダイエット法です。
1日に1食しか食べないということは体にエネルギーが入ってくるタイミングが1回しかないため、体はエネルギーが切れないようにできるだけ消費しない体になっていきます。消費しないためにも筋肉が削られ脂肪が蓄えられるようになります。
なのでしっかり1日3食食べるようにしましょう。
できるなら間食をとり常にエネルギーが切れないようにするといいです。
ダイエットをしていると、食べ物を制限なく食べるということができないので、ストレスが溜まってしまいます。「ダイエット中だから」という理由で、間食を取るのは罪悪感があります。しかし実は、ダイエット中の間食は、そこまで悪いことではないのです。今回の記事では、ダイエット中の間食におすすめの食品を紹介します。
お肉を食べると太る?
お肉は太るから食べないという方がいますが、ダイエットをするならむしろお肉は食べるべきです。
しかし脂身の多いお肉は避けるようにしてください。赤みのお肉や鶏肉、魚を食べるようにすれば食べ過ぎない限り太ることはありません。
なぜお肉を食べるといいのか?
ダイエットで1番大事なことはしっかりタンパク質をとることです。これは筋肉をつけるためだけでなく、皮膚や髪、爪もタンパク質でできているためとても重要な栄養素だからです。またタンパク質をとることでお肌のハリ、ツヤがよくなったという方もいます。
日本人はタンパク質を十分とれていないのが現状です。意識して摂るように心がけるだけでも結果は変わってきます。タンパク質は主にお肉や魚に多く含まれていますが、他にも豆類や乳製品などにも含まれています。
サラダ中心の食事
サラダ中心の食事では十分な栄養をとれず痩せにくい体になってしまいます。
サラダ中心の食事にすると、最初のうちは体重が落ちるかもしれません。しかし、これはただ十分なカロリーが足りず筋肉が落ちているだけです。このような食事をしていると十分なカロリーが摂れないため体が勝手にエネルギーの消費を抑えようとするだけでなく、脂肪を溜め込んで痩せにくい体になってしまいます。
汗をかくと痩せるは間違い
有酸素運動、例えばジョギングやウォーキングなどで汗をかいた後に体重計に乗ると体重が減っているかもしれませんが、それは体から水分が流れていっただけで脂肪が落ちた訳ではありません。
体脂肪率が落ちていたとしても運動後には必ず低めの数値が出るので体重計は信じないようにしてください。
また有酸素運動より基礎的なトレーニングを行うほうが筋肉がつき基礎代謝があがり痩せやすい体を作るには効率的です。
以下の記事で筋トレとランニングを合わせた高いダイエット効果について解説してあります。ぜひ参考にしてください。
「体型を改善するためにランニングをしたい」と思う人は多くいます。もしアナタが今からランニングを始めるなら、ぜひ筋トレも並行して行う事がオススメです! なぜならどちらか一方だけを行うよりも遥かに運動効果が高まるから。 この記事では筋トレとランニングの相乗効果を徹底解説します!
野菜ジュース
野菜を摂らないと!や、健康のため!と思って野菜ジュースを飲んでいる方がいますが、野菜ジュースには糖分がかなり含まれています。また野菜ジュースに含まれている糖質は、果糖と言われるもので体脂肪になりやすいです。
体に良いと思い飲んでいるはずのものが、実は体に悪いだけでなく太る原因にもなっているのです。家庭でフルーツや野菜をミキサーにかけて手作りで作るものに関しては、とても安全で健康に良いです。
これには時間もお金もかかるので大変ですけどね。
サプリメントは意味が無い
飲むだけで痩せる。飲むだけで筋肉がつく。などのサプリメント商品がありますが、実際にそれほど簡単に痩せたり筋肉がついたりするサプリメントはありません。
サプリメントはあくまで栄養補助食品です。つまり「栄養を補助」するだけであり、痩せるためには”食事のコントロール”、”運動”がしっかりできた上で補助してくれるだけです。
魔法のサプリメントはありません。継続こそ力なりです。
こうやって聞いてみると、間違ったダイエットばかりやっていました!
澤原 魁門監修トレーナーからのアドバイス
・NESTA公認PFT・日本ボディビル連盟公認指導員・2017年メンズフィジーク日本大会準優勝
そうですよね。でもこれで次からダイエットがやりやすくなったんじゃないですか?
はい!もう一度ダイエットを頑張る気になりました!ありがとうございます!
澤原 魁門監修トレーナーからのアドバイス
・NESTA公認PFT・日本ボディビル連盟公認指導員・2017年メンズフィジーク日本大会準優勝
良かったです。あ、ついでに男性なら筋肉のあるかっこいい体を手に入れるのもいいですよ!
【プロトレーナー解説】ダイエットに挑戦し、失敗し、を一体何人の方が繰り返してきたでしょうか?ダイエット成功の秘訣は継続です。何度も聞いたことがあると思いますが、継続するための本当のモチベーションアップ・維持のための方法を解説します。