ダイエットのモチベーションを維持する方法5選|

監修者

小川 雄翔

日本トレーニング指導者協会の資格(JATI-ATI)保持者。パーソナルトレーナーとして科学的根拠に基づいた指導が得意。

【プロトレーナー解説】ダイエットに挑戦し、失敗し、を一体何人の方が繰り返してきたでしょうか?ダイエット成功の秘訣は継続です。何度も聞いたことがあると思いますが、継続するための本当のモチベーションアップ・維持のための方法を解説します。

ダイエットのモチベーションが上がらない…モチベーションを上げる方法5つ!

ダイエットのモチベーションを上げる方法① イメージしやすい明確な目標を設定する

ダイエットしたい、痩せたい、綺麗な身体になりたい…などダイエットを行う上でこのような気持ちで行っている方は多いと思います。

しかし、この様な抽象的なイメージしづらい目標を設定した状態で、ダイエットを行ってもなかな長続きせず、モチベーションが上がらないままで辞めてしまう方が多いのです。

まずダイエットのモチベーションアップ、維持のためには目標がとても明確であることが重要です。イメージがしやすいためにダイエットが成功したら着たい洋服やなりたい体の画像などの目標を目に見えるところに置いておく事をおすすめします。

小川 雄翔監修トレーナーからのアドバイス

日本トレーニング指導者協会の資格(JATI-ATI)保持者。パーソナルトレーナーとして科学的根拠に基づいた指導が得意。

例えば山登りをするとします。山登りの目標が山頂に上ることではなく、ただ何も準備せずに山が登りたいと思っただけで登る人は、登山家以外ではあまりいないかと思います。山登りをするために山頂に登るといった目標を立てて、山頂に登るために通るコースを把握しておくなど、目標達成のための準備をすると思います。

小川 雄翔監修トレーナーからのアドバイス

日本トレーニング指導者協会の資格(JATI-ATI)保持者。パーソナルトレーナーとして科学的根拠に基づいた指導が得意。

ダイエットも同じです。ダイエットを始めるために何が大事になるかというと、目標です。目標が無ければ何のために行動をしているのかが分からず、迷子の状態になってしまいます。そうなってしまえば必然的に、ダイエットもつまらなくモチベーションが上がらないままで、結果的に長続きしない方も増えてしまいます。

せっかく現状より良く生きるためのダイエットという素晴らしいことを行うので、目標を達成することが最重要事項だと思います。目標が明確で分かりやすければ、目標を達成するための準備や行動をしていくと思います。

この様にとても分かりやすい明確な目標を設定することで、ダイエットのモチベーションアップさせることができます。目標の設定一つでモチベーションアップさせることも下げることも可能なので、しっかりと考えて目標を設定しましょう。

しかし、おすすめできない目標設定の仕方としては、体重のみの目標です。なぜ体重のみの目標だけだとおすすめできないかと言いますと、例えば体重が同じ60㎏の人が2人いて1人は体脂肪が5%の人と、もう1人の体脂肪が40%の人であればイメージをする体の形は全然違うと思います。

何が言いたいかと言うと、イメージする目標の体は見た目で判断しています。ダイエットの結果も見た目でウエストが細くなったり、足が引き締まったなど、見た目での判断が大きいと思います。引き締まっていき、体脂肪が減っていけば体重も下がっていくと思います。

そのため目標が体重だけにとらわれないようにすることをオススメします。

ダイエットのモチベーションを上げる方法② 期間や数値を決める

ダイエットの明確な目標を決めたら、次にダイエットの期間や体組成などの数値を決めます。明確な目標を決めたら、体重や体脂肪などの体組成の目標の数値、目標の体に向けての具体的な期間を決めます。

ただこの期間に関して、1ヶ月などの短期間では無く3ヶ月ほどの余裕を持つことをおすすめします。なぜ短期間では無く余裕のある期間を設けたほうが良いかというと、1か月などの短期間で痩せようとするためには、食事を食べないようなダイエットをすれば目標を達成できます。

ただしそれでは、体重は減っているかもしれないですが一緒に筋肉も減ってしまっている可能性があります。筋肉が減ってしまうことにより脂肪燃焼にとても大事な基礎代謝が下がってしまいます。

この基礎代謝が下がってしまうと、消費するカロリーが減ってしまうため、食事をいつも通りに戻した時にはエネルギーの消費が悪くなってしまいダイエットを始めたころよりも脂肪の燃焼がしづらくなってしまい、リバウンドする確率が上がってしまいます。

ダイエットに成功した状態に近い体で過ごせるように、意識することもとても大事です。

こういったことから短期間でのダイエットはお勧めしないということです。あとは期間を長くすることでダイエットの生活に慣れてダイエット期間の後も、ダイエット期間と同じような生活習慣や生活リズムになり、リバウンドもしづらくできるのでモチベーションが維持できるように余裕のある期間を設定することをお勧めします。

ダイエットのモチベーションを上げる方法③ 偏りのない食事を心がける

ダイエットと言えば食事制限(=ささみ)というイメージが強く、食事制限は食べるものが無い、きついと思っている方は多いのではないでしょうか?本当にイメージしているような食事を行っていればとてもきつく、モチベーションを上がらない状態になりやすくダイエットが厳しくなるでしょう。

しかし今ではダイエット中でも食べられるものはコンビニにもスーパーにも沢山あります。

ダイエット中でも食べられるものと言えば

・お肉、魚介類、卵、大豆製品
・野菜、海藻類、こんにゃく
・汁物、スープ
・お米(白米、玄米、雑穀)そば、ブランパン、ライ麦パン…など

こういったものは安心して食べても大丈夫な食べ物です。
食べられるものが多いと、食べるのが好きな方や同じものを食べると飽きやすいという方には、モチベーションが上がらないということにならない事もダイエットを行える重要なポイントと言えるでしょう。

上から順番に優先順になっています。お米などの主食は量を食べ過ぎてしまったり、夕食では1日の中で食事のボリュームが大きくならないように心がけるとダイエットがしやすくなります。

小川 雄翔監修トレーナーからのアドバイス

日本トレーニング指導者協会の資格(JATI-ATI)保持者。パーソナルトレーナーとして科学的根拠に基づいた指導が得意。

こういった事をより分かりやすくするために、食べた食事を画像に残しておくことをオススメします。画像に残すことによって、自分がどのような食事をしているのかを自覚でき、食事を改善することができるので画像に残しておくこともオススメです。

食事で意識することは、食べないということは無いようにすることです。今でもダイエットと言えばカロリー制限をしたり、上記にもあるように食事量を極端に減らしてしまうようなダイエットを行っている方は多いです。

この様なダイエットは短期間で体重は落ちますが、筋肉量も減ってしまい基礎代謝が下がることで脂肪燃焼しづらくしてしまい、リバウンドをしやすくなることや、筋肉が減ることで姿勢が悪くなったり、基礎体温なども下がってしまい免疫機能が下がってしまいます。

小川 雄翔監修トレーナーからのアドバイス

日本トレーニング指導者協会の資格(JATI-ATI)保持者。パーソナルトレーナーとして科学的根拠に基づいた指導が得意。

その他、姿勢が悪くなって肩こり、腰痛、呼吸の質が悪くなるということが起きやすくなってしまいますので筋肉の量が減らないように、食べる量や食べるもの等を意識してダイエットが成功したときに理想的な体を手に入れられるようにしましょう。

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ダイエットのモチベーションを上げる方法④ 筋トレを行う理由を理解する

ダイエットをする上でなりたい体、理想としている体、こんな体になりたいなと思う身体が人それぞれあると思います。そのような体になるために食事はもちろん大事ですが、食事を意識していれば理想の体になれるかと言えば、そうではありません。

例えば男性であれば、かっこいい胸板や、逆三角形の体をかっこいいな、なりたいなと思ったことはあると思います。女性であれば体を引き締めたい、足を綺麗に細くしたいなど思うことがあるかと思います。

ただこの様になりたいと思っていても、なかなかジムに行こうと思う方がどれだけ居るのか分かりませんが、ジムに行った方、ランニングをした方はとても素晴らしいと思います。

しかしジムに行かなかったからダメというわけではないです。食事を気にしたり、普段エスカレーターを使っていた方が階段を使うなどこういった意識で、行動に移すことがとても素晴らしいですので、思ったことを行動に移せる様に知識を付けておくことをオススメします。

なりたい体になるため、近づくためにはどういった事をすればいいかと言うと、オススメは筋トレです。筋トレと聞くと「ムキムキになる」「太くなる」ということを気にされる方は多いですが、筋トレを行っても頻度や負荷などを目的に沿った設定をしていけば、「ムキムキになったり」「太くなる」といったことはありません。

そのため筋トレを行うことでかっこいい胸板や逆三角形の体、メリハリのある体、綺麗な足になることも筋トレを行うことで出来るのです。

あとはダイエットで筋トレを行うことをなぜオススメかと言うと、筋トレを行うことで筋肉量の減少を防ぐことができ、脂肪燃焼にとても大事な基礎代謝と筋肉量は関係が強く、筋肉量が減らないことで、基礎代謝がが下がらずに脂肪燃焼しやすい体を作ることができるので筋トレをオススメします。

この様に目標に合わせて筋トレを行うことで理想の体に近づくことができるのです。

ダイエットのモチベーションを上げる方法⑤ 画像など目標を見えるところに置く

筋トレを始めたばかりの時期は基礎的な種目が多く、フォームが安定するまではそれを繰り返し行うことが多いです。この様に同じような種目を繰り返し行っていると、これが本当に良いのか、結果が出るのかと不安になるときもあります。

この様な時に同じ種目の繰り返しで、結果が出ているかを判断するために自分自身の体のチェックをすることも大事ですし、定期的に画像に残しておくことも良いです。なかなか自分自身の写真を客観的に見ることがなかなか無いと結果が出ているか分からなくなるからです。

定期的に知り合いに会うことで、他人からの評価をもらうことが一番いいのですが、自分でも変化を実感するため画像に残して自分の体を客観にチェックすることが、変化を実感するのにはとても良いでしょう。

あとは目標としている体を携帯の待ち受け画像にしておくことや、痩せたら着たい洋服を目に見えるところに飾ることも一つ、モチベーションアップするのにはとても良いです。携帯の待ち受け画像にすることは、携帯は1日で触れる機会がとても多く、見たりしやすいですのでモチベーションが下がったときなどはこの体に近づくために今頑張っているんだと、自分自身にやる気を与えることができ、モチベーションが下がっているところから、モチベーションアップなどもできますので待ち受け画像にすることをおススメします。

小川 雄翔監修トレーナーからのアドバイス

日本トレーニング指導者協会の資格(JATI-ATI)保持者。パーソナルトレーナーとして科学的根拠に基づいた指導が得意。

筋トレはやったらやった分だけ、体に変化として返ってきます。逆にやらなかったらその分だけ、体に現れます。今の自分の体は、今までの生活習慣が現れていることになりますので、体を変えるために、生活習慣が変われば体も体調も良い方向に変わっていきますので、こういった事も分かるとモチベーションも維持しやすくなりますので体を変えるための生活習慣を、変えていきましょう。

モチベーションアップ、維持させる為に意識すること

① イメージをしやすい明確な目標を設定する
目標が曖昧で「こんな感じになれたらいいかな」ではなく「この日までに、この様なからだになってこの服を着る」と言うようなイメージがしやすいような目標を設定しましょう。

② 明確なダイエットの期間、目標数値を決める
明確な目標に向けてのダイエットの期間や、体重や体脂肪などの目標数値を決めましょう。

③ 偏りのない食事を心がける
ダイエットに非常に重要な食事は、食べるものや食べる量、食事のバランスを意識して偏りのない食事を意識しましょう。

④ 筋トレを行う理由を理解する
筋トレを行ってもムキムキになることはありません。負荷の設定などを適切に行えば目標の体に近づきやすくできます、

⑤ 目標を見えるところに置く
身の回りを目標にしていることや物を目に見えるところに置くようにしましょう。

ダイエットには、モチベーションがとても大事になります。継続してダイエットを行えるようにモチベーションを維持するためのポイントを意識してダイエットを成功させましょう。

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