【プロトレーナー解説】公園での筋トレを侮るなかれ!筋トレをしようと思ってもジムに行く時間も家に道具もないという方にオススメなのが公園での自重トレーニングです。公園にある遊具と自分の体重を利用して腹筋・胸筋・背筋・下半身などを鍛え理想の身体を目指しましょう!
公園で筋トレをするメリット
公園でのトレーニングにはどんなメリットがあるんでしょうか?
守屋 直樹監修トレーナーからのアドバイス
健康運動実践指導者 NESTA-PFT
一番のメリットはやはり、お金がかからないことですね
また、利用時間もほとんどの公園が制限なく24時間利用でき、ジムが開いていない早朝や深夜でもトレーニングができるというのも大きなメリットです。
休日や明るい時間帯の人が多いときは譲り合って遊具を使いましょう。特に子供が遊んでいるときは子供たちを優先し、マナーのある公園利用をしていきましょう。
これなら気楽にトレーニングを始められそうですね!オススメのメニューはありますか?
守屋 直樹監修トレーナーからのアドバイス
健康運動実践指導者 NESTA-PFT
一番のオススメは自重トレーニングです。
また、身体を大きく動かすことでトレーニングを行うので筋力だけでなく関節の動きや柔軟性にも効果が期待できます。自重トレーニングで見た目的にも機能的にも理想な身体を手に入れましょう!
次項から遊具ごとにオススメのメニューを紹介します。
鉄棒を使った筋トレ
以下のメニューを行ってみましょう。
懸垂
手幅を広く順手で握ると背中、手幅を狭く逆手で握ると腕(力こぶ)を重点的に鍛えられます。懸垂はまだ難しいという方は低めの鉄棒を使いましょう。足をつき、姿勢を斜めにして身体を鉄棒へ引き寄せます。斜め懸垂といい背中の筋肉を鍛えることができます。
懸垂のやり方については以下の記事に詳しく解説してありますので、ぜひ参考にしてください。
【プロトレーナー解説】自重トレーニングの中でも特に高強度なことで知られる懸垂。大人の男性でも、反動なしでは1回もできないという人は少なくありません。そんな懸垂のトレーニング方法やコツ、そして懸垂ができるようになるための体作りの方法を紹介します!
ハンギングレッグレイズ
足を伸ばした状態で持ち上げるのがキツイ場合は膝を曲げて行いましょう。
ディップス(鉄棒Ver.)
目安として8回×3セットが行えるようになることを目標に行っていきましょう。
最初のうちは握力がきつかったり、8回も難しいと感じるかもしれません。
少しずつ回数、セット数を増やしていけるよう鍛えていきましょう!
ベンチを使った筋トレ
デクラインプッシュアップ
やり方はベンチに足を乗せ、地面に手を着きます。手幅は肩幅より広くとりましょう。肘を曲げ胸を地面へと近づけ、押すように元の姿勢に戻ります。このときお腹が地面に近づきすぎると腰を反ってしまうため肩からお尻を一直線にキープしたまま行えるように体幹をキープしてください。
胸の上部を鍛えることは膨らみのある胸板、綺麗なデコルテラインを作る上でとても効果的です。
インクラインプッシュアップ
やり方はベンチと腕が90°になるように手を着き姿勢をまっすぐにします。肘を曲げ胸をベンチに近づけ、押すように元の姿勢に戻ります。
胸の下部を鍛えることは腹筋とのメリハリのある胸を作る上でとても効果的です。
筋トレ種目の中で最も有名とも言える「腕立て伏せ」。実は多くの人がやり方を間違えています。鍛えたい部位に効果的に鍛えるために、正しいやり方やコツ、そして腕立て伏せの種類について解説します。
ドラゴンフラッグ
やり方は仰向けになり、頭の横でベンチをつかみます。足、お尻、背中と浮かせていきつま先を空へ向け垂直の手前まで身体を持ち上げます。そこからゆっくりと身体を下していきましょう。下げる位置は腰がベンチにつく手前を目安にしましょう。
2回目を持ち上げるのがキツい場合は一度全部下ろしてもう一度スタートのポジションを作って行いましょう。これが出来るようになればシックスパックはもう間近です!
ちなみにベンチは自宅に1つあると筋トレの幅がとても広がり便利です。以下の記事に選び方から使い方まで詳しく紹介しているので是非参考にしてください。
【プロトレーナー解説】トレーニングの応用が効くとても便利なグッズである「トレーニングベンチ(筋トレベンチ)」の種類と選び方、そして具体的なトレーニングメニューを紹介します。これだけでベンチを使った筋トレは十分です!トレーニングベンチを使って理想的な身体を目指しましょう。
その他、公園でのオススメメニュー
色々なメニューを試してみましょう。
ブランコを使ったプランク
内もも、お尻を締めてあげましょう。揺れる状況で行うことでより体幹への刺激が強くなります。
うんてい
懸垂と違って身体を引き上げる動作はありませんが、落ちないように背中周りの筋肉が常に引き締めている状態になり鍛えることが出来ます。また、進むタイミングでは片手でバーを握り身体を支える瞬間があるので握力を鍛える効果も大きな期待が出来ます。
懸垂がまだキツイ方や、懸垂も後の追い込みでやってあげましょう。
スキップ
この2つの能力は筋トレ、ダイエットを行う場合にも役立つ能力になります。腕も大きく振ることで全身を動かすことが出来るのでウォーミングアップに取り入れてみてはいかがでしょうか?
スクワットジャンプ
バーベルがない分の負荷を上げる方法としてもジャンプトレーニングは公園で下半身を鍛える上でオススメのメニューです。
やり方はお尻を引き膝を曲げ、スクワットのしゃがんだ姿勢になります。そこから思い切り地面を押してジャンプをします。着地後、しっかりお尻を引いて元の姿勢に戻ります。跳ぶときに腕を上に振り、全身を上手く使ってあげましょう。直地で腰が丸まってしまうと腰への負担が大きくなってしまうので胸を張りまっすぐな姿勢を意識してください。
守屋 直樹監修トレーナーからのアドバイス
健康運動実践指導者 NESTA-PFT
公園には遊具以外にも広いスペースという最高のトレーニングエリアがあります。
遊具を活用するのはもちろん、室内ではなかなか行いにくいトレーニングもぜひやっていきましょう!
自身の体重を利用し、器具を使わずに鍛えられる自重トレーニング。気軽に鍛えることができますが、正しい方法で鍛えることで、非常に効果的に鍛えることができます。器毎日継続しやすいというメリットもある、最強の方法を解説していきます。