質問者
重量は軽いもので回数を20回でやっているのですが
あまり効果が見られないのですが
続けていれば効果は見られるのでしょうか?
萩原智之
JATI-ATI 健康運動実践指導者
こんにちは。
西新宿にて活動を行っている、女性専門パーソナルトレーナーの萩原です。
質問に回答させて頂きます。
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現在の食習慣や体型によって対応が変わりますので、それらが書かれていると、アドバイスがより具体的になります。
今回はざっくりとアドバイスさせて頂きます。
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①現在のBMIや体脂肪率を把握する
BMIと体脂肪率が20を下回ると、かなりスッキリとした体型になります。
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身長160㎝・55㎏(BMI21.48)・体脂肪率25%と仮定します。
体脂肪が13.75㎏
徐脂肪体重が41.25㎏の状態です。
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BMI20、体脂肪率20%を下回るとすると、
体重が51㎏。
体脂肪が10.2㎏
徐脂肪体重が40.8㎏となりますので、筋肉量をほぼ維持したままで体脂肪のみを減らす必要があります。
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体脂肪率が高い場合には、筋肉量の増加と体脂肪率の減少が必要となることもあります。
その場合には徐脂肪体重を増やすために増量が必要です。
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どちらにせよ、食事の管理が必須ですね。
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②カロリー収支がマイナスになっているか
身体の体脂肪を減らすためには、摂取エネルギー<消費エネルギーとなる必要があります。
それが出来ているかはアプリを使って把握してみましょう。
『運動を行えばその部位の脂肪が減る』わけではありませんので注意です。
(引き締めるためには運動が必須ですが)
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③上半身と下半身では体脂肪増減のメカニズムが違う
そのため、下半身の体脂肪の減少が上半身と比べて遅くなることが多いです。
結果が出なくても、地道に食事改善やトレーニングを継続しましょう。
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④トレーニングの種目やフォームの見直し
脚を細く見せるなら、大腿四頭筋を鍛えるのは逆効果です。
トレーニング中に前ももや外ももが疲れてしまっているのであれば、種目やフォームの見直しが必要ですね。
ワイドスクワットやルーマニアンデッドリフト、ヒップスラストあたりが種目としてはおススメです。
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⑤浮腫みの対策
浮腫みが強いと脚は細く見えません。
こちらの記事に対策を書いております。
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以上のことから『続けているから効果がでる』とは言えません。
トレーニングを行っていても、適切な食事が伴わなければ効果が出にくいことは是非把握知っておいて下さい。
以上となります。
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