ダイエットの天敵と言われれるものが「リバウンド」です。折角落とした体重も、いつの間にか元の体重に戻ってしまっている。そんな苦い経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。今回はリバウンドをしにくいダイエット「有酸素運動」についてご紹介していきます。
リバウンドの原因その1 ストレス
無理なダイエットは、多かれ少なかれ私たちに精神的なストレスを与えます。あまり知られていませんが、ストレスは体への危険信号です。ストレスが加わることで、体は緊張してリラックスできません。のんびり食事を食べている暇もなく、何かあった時にすぐに動くことが出来るように体はいつも緊張状態。当然体重も減っていきます。
そんなダイエットを終わらせたとき、私たちの体はどうなるのでしょうか?それまで継続していた緊張状態が解かれ、一気に解放されます。もう食べても大丈夫。危険は去ったんだと私たちの体は判断をして、食欲も増進です。
リバウンドの原因その2 過度な食事制限
ダイエットを開始して、食事制限を厳しくした場合、私たちの体は少ないエネルギーで回さなければいけません。お腹が空いている信号を出しても、ダイエットを頑張ろうという意思の力が信号に勝ってしまうと、体は仕方なく、少ないエネルギーで体を動かすことが出来るような仕組みを作りはじめます。
ダイエットに停滞期があると言われているのはそのためです。少ないエネルギーで生活をすることが出来るようになってしまった私たちの体は、食事の量が元に戻ってもその早さにはついていけません。そのため、元に戻しただけの食事量が、過剰なエネルギーとなってたくわえられてしまうのです。その結果体重が増えてしまう事になります。
ストレスを減らし、食事を無理に制限しない事が大切
【プロトレーナー解説】食事制限ダイエットは多くの人が失敗しがちです。なぜ失敗してしまうのでしょうか?原因を知り、しっかり対策すれば必ずダイエットは成功します!間違えがちなやり方と、正しい食事制限ダイエットのおすすめの方法を紹介します。
少ないストレスでゆっくり痩せる。リバウンドを防ぐために必要な2つのポイントを併せ持ってるのが「有酸素運動」です。
有酸素運動はストレスが少ない?
「やりたくない」という気持ちを呼び起こす可能性が低いため、有酸素運動は無酸素運動より少ないストレスで継続することが出来ます。
ランニングと聞いても億劫な方もいるでしょう。そういう方はウォーキングと同じスピードでいいので、ゆっくりジョギングをしてみてください。
走ることで動員される筋肉が増えるため、歩くスピードと同じでも消費カロリーが約1.6倍になるのです!
このランニングはLSD(Long Slow Distance)法と呼ばれ、ダイエットに非常に効果的な走り方になります。詳しくは以下の記事に解説してありますので、ぜひ参考にしてください。
ランニングは非常にダイエットに効果的です。ウォーキングをするよりも、ランニングのほうが消費カロリーを上げやすく、ダイエット効果ははるかに高いです。今回は、こういったランニングの消費カロリーとダイエット効果について、くわしく解説していきます。
有酸素運動はゆっくり痩せることが出来る?
結果がなかなか出ないことにもどかしさを感じる人もいるかもしれませんが、変化が小さいだけで着実に体重は減少しています。有酸素運動で大切なことは継続することです。長い目で持てゆっくりと痩せるようにしていきましょう。
リバウンド知らずになるために
自分のペースで着実に体重の減少が期待することが出来る有酸素運動を毎日のダイエットに取り入れて行ってみてください。
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