【プロトレーナー監修】「BCAA」をご存じですか?身体作りや健康維持に非常に効果的なサプリメントです。トレーニングの質を上げるために、まだ飲んだことのない方でも分かりやすいように基本的なBCAAの摂取量、摂取方法、注意点についてご紹介します。
BCAAとはどんなもの?
これらを合体させると、アミノ酸の中でも、最も「筋肉作り」「脂肪燃焼の促進」「筋肉疲労を抑える」効果が期待できます。
そもそも、アミノ酸とは、人間の筋肉の元となるたんぱく質を構成している物質です。
体は、たんぱく質自体を栄養として吸収することが出来ないので、アミノ酸に分解してから血液によって全身の筋肉などに送ります。このことから、アミノ酸が筋肉作りに大きな影響を与えている、ということが分かります。
ちなみにアミノ酸は、体内で合成できず、食事から摂取するしかない「必須アミノ酸(9種類)」と、体内で合成できる「非必須アミノ酸(11種類)」の合計20種で出来ています。
今回ご紹介するBCCAに含まれる「ロイシン」「イソロイシン」「バリン」は必須アミノ酸に分類されます。
BCAAの効果は3つ
筋肉の合成をする
筋肉の分解を抑える
BCAAはこれを防ぎ、筋肉の分解を抑える効果があります。
疲労回復効果がある
BCAAの効果的に摂取するためのタイミングは?
トレーニング前
トレーニング途中
トレーニング後
起床直後
この4回のタイミングで摂取することをおすすめします。
BCAAの摂取タイミングについては以下の記事でも詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。
田口純平監修トレーナーからのアドバイス
ベストボディ・ジャパン2015男子総合グランプリ
トレーニング中は集中力や筋分解を防ぐ為に必ず摂取することをオススメします。
筋肉トレーニングやダイエットのお供にアミノ酸サプリBCAAが注目されていますが、BCAAが配合されているサプリメントも様々な種類があります。BCAAが含まれているアミノ酸サプリを選ぶポイントをご説明します。
BCAAの効果的な摂取量は?飲み方は?
(出典:http://www.dnszone.jp/magazine/2013/1101-032.php)
1日あたりの適切な摂取量は、「体重1kg:ロイシン39mg+イソロイシン20mg+バリン26mg=合計85mg」だと言われています。
(出典:http://climbing-news.com/680.html)
つまり、体重45㎏の方は、1日3,825mg=3.82g、体重70kgの方は、1日5.95gが適切摂取量です。
BCAAの飲み方は、コップにBCAAを入れて、水やジュースに溶かして飲む方法や、粉薬のように、直接口にBCAAを入れて、水やジュースで流し込む方法などがあります。
カルシウムと同時に摂取したいということで、牛乳と合わせて飲みたいと言う方もいますが、牛乳にはBCAAの効果を弱める作用があるので、おすすめしません。できるだけ、水かジュースと合わせて飲むようにしましょう。
BCAA摂取の注意点は?
BCAAを過剰摂取すると、腎臓・肝臓に負担をかけてしまいます。 これは、過剰摂取によって消化しきれなくなったBCAAは肝臓で代謝され、腎臓から排出されるのですが、この時にかなりの負担をかけてしまうためです。これを続けると、腎臓・肝臓機能が低下し、障害を起こす可能性があります。
適切摂取量は前述したとおりですが、運動量によって変化しますので、トレーナーさんに相談しながら摂取量を調節することをおすすめします。
BCAAを摂取する上での注意点は以下の記事でも詳しく紹介していますのでご覧になることをおすすめします。
筋トレの世界で、プロテインと双璧をなすBCAA。BCAAは筋トレに大きなメリットがあります。しかし、無闇やたらに摂取するのは危険。過度な摂取は身体に副作用を与えることもあります。正しい知識を身につけ、賢く利用しましょう。
BCAAの摂取量を守り、効果的にトレーニングしましょう!
摂取量を守り、適切な摂取方法で、理想の身体を手に入れましょう。
田口純平監修トレーナーからのアドバイス
ベストボディ・ジャパン2015男子総合グランプリ
BCAAはトレーニングの質を高める為にかなり重要です。 まだ飲んだ事がない方は一度試してみるといいかもしれませんね!効果が実感できると思います!