多忙な現代人の共通のテーマとも言える「効率化」。なんとか限られた短い時間で、理想の筋肉を手に入れたいと思っている人は多いのではないでしょうか。今回の記事では、効率よく筋トレをしてマッチョな体を手に入れようというテーマで情報をシェアしていきたいと思います。
筋トレの効率化について
筋肉というのは、破壊し、回復させ、超回復という工程を経て筋力増強という結果に至ります。つまり、基本的には破壊して回復するまでの間に、インターバルを入れる必要があるということになります。破壊を繰り返していると、回復に至らないために、筋力は傷つく一方のため、毎日の筋トレは逆効果になることもあります。
しかし、毎日おこなっても問題なく、かつ肥大に効果的な筋トレの種類もあります。
それは、トレーニングバンドや自重でおこなう臀筋の筋トレや、体幹トレーニングです。
毎日おこなえる臀筋(お尻の筋肉)の筋トレ、体幹トレーニングを以下に紹介します。
ドンキーキック(チューブ)
ドンキーキックはお尻を鍛えることができる筋トレ種目。効果、やり方・フォーム、回数の目安、負荷を上げるための方法を徹底解説!バリエーションも豊富なので、ヒップアップしたい人はぜひ試してみてください。
アブダクション
アブダクションは、お尻の筋肉である中臀筋や小臀筋を鍛えるトレーニングです。ヒップアップに重要な中臀筋と小臀筋は見落とされていることが多く、アブダクションでしっかりこれらを鍛え、綺麗なお尻を手に入れましょう。
スクワット
上体が曲がらないように、ゆっくりと腰を落としておこないます。ひざが内側に入らないようにします。大臀筋から大腿四頭筋、ハムストリングスを鍛えることができます。
筋トレと聞くと上半身ばかりを想像する人が多いですが、それは間違いです。上半身と下半身のバランスが取れていないと、いくら筋肉を大きくしてもモテる体は手に入りません。そこで今回は、下半身を重点的に鍛えるのに効果的な『スクワット』について詳しく解説していきます。
デッドリフト
デッドリフトは、本来はバーベルを用いた種目ですが今回ご紹介するのはダンベルを用いたデッドリフトです。両手にダンベルを持ち、太ももから腰あたりの筋肉を使い、上半身をリフトさせます。ヒップラインや、背中の筋肉が鍛えられ、後ろ姿を美しくすることができます。特にお尻から太ももにかけての筋肉を鍛えることができます。
筋トレの強度にも依りますが、このような多関節運動は週に2〜4日、鍛える部位を変えながら、オーバートレーニングにならないように自分の体の状況を見極めながらトレーニングしていくことをおすすめします。
休息は必ずとるようにする
しかしながら、スーパーサイヤ人の悟空ですら、厳しいトレーニングのあとは、必要なだけの食事と休息をとっています。結果として進化を遂げており、サイヤ人の強さの秘訣は、「破壊→回復→超回復」という黄金サイクルにぴったりあてはまります。
これはあくまで漫画の話ですが、大事なのはだらだらとトレーニングをおこなうことではなく、緊張と緩和なので、激しいトレーニングのあとは、必ず休息をとることを義務化するようにしましょう。そうすれば、結果として効率よく筋力アップが可能です。
【プロトレーナー解説】筋トレをすると必ず起こるのが「筋肉痛」です。筋肉痛でも筋トレをしていいのでしょうか?それとも休むべきなのでしょうか?ここでは、筋肉痛のメカニズムや、筋トレと超回復の関係、筋トレ後の筋肉痛を抑える方法などについて解説します。
質の高い筋トレにフォーカスする
スクワットやデットリフトなどの多関節運動で高重量になればなるほど、1つの筋肉に意識を集中させて動くと逆にうまく動けません。動きをイメージした方がトレーニングの効果が高まる場合もあります。
質の高い筋トレは、
①正しいフォームで行うこと
②バランスのとれたトレーニングプログラム
③斬新的に負荷を上げていく
この3点です。
もちろん、筋トレだけではなく、プロテインやサプリメントで筋トレの効果をサポートしていく事で、さらなる効果が期待できます。
有酸素運動を無理におこなう必要はない
ジョギングでは筋肉はあまり鍛えられません。ジョギングの効果は、心肺機能が高まることと、ストレス解消です。筋トレだけでも十分心肺機能は高められます。好きなら走る、好きでなければ走る必要もありません。
日常生活の中でよく動くことが一番です。有酸素運動をおこなうと疲れてしまって、日常生活の他の時間で体を動かすことが少なくなり、逆に代謝が減るなどの研究データもあります。
そのため、有酸素運動は無理におこなう必要はなく、心肺機能を高めるために加えるといいですよ。
「ランニングはダイエットに最適である」誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。しかし、その一方で「20分以上走り続けなければ効果がない」など、ランニングはダイエットに不向きであるといった誤った情報も流布しています。ランニングがダイエットに最適である理由を解説します。
常に効率的な筋トレを意識しよう
筋トレの効率を高めるには、背中の日、足の日など過去に流行った部分わけトレーニングではなく、全身を鍛えるトレーニングプログラムを追行することです。
鍛える頻度が高い方が、筋肉が成長することが研究でわかっています。バランスよく全身を鍛えるトレーニングメニューを作って、毎回自分のベストを尽くすことです。
トレーニングメニューを作る際は、以下のことを意識してください。
●正しいフォームでおこなう
●反復回数の増加
●斬新的に負荷を上げていく