足が太い原因3つ！それぞれの対策方法も伝授！

太ももからふくらはぎにかけてすらっとした美脚に一度は憧れたことがあるかと思います。でもダイエットをして体重を落としても足は全然細くならない、なんてことはありませんか？足が太い原因は脂肪がついている他にも理由があることをご存知ですか？まずは足が太くなる原因を見ていきましょう。

一つ目は脂肪がつくことによって太くなります。特に太ももには脂肪がつき、太ももや膝周りにつかめるくらいの脂肪がある方やつまむとボコボコしたセルライトが見えたり、運動不足の方が脂肪太りである場合が多くなります。

脂肪太りになる原因は主に生活習慣にあります。不規則な食生活や栄養の偏った食事、運動をほとんどしない人などは脂肪をため込みやすくなります。基礎代謝が落ちてしまっていることが多く、足に脂肪が付いてしまっている方は足だけではなく全体的に付いていることが多く見られます。

足にむくみがあると太く見えてしまいます。これは女性に多く見られ、指でふくらはぎを押すと白くなり、凹んだまま元に戻りにくかったり、夕方になると靴下や下着の跡が残ってしまったりします。

特に塩分の多い食事を好んだり、トイレの回数が少ない、手足が冷えやすい方に多く見られます。むくみがある状態を水太りと言いますが、水太りの原因は血行不良です。血行不良になると余分な水分や老廃物が下半身に溜まってしまった状態であり、血流が悪くなっているので冷えにつながり冷え症で悩んでいることも多いです。水太りを放っておくと足だけでなくお尻や腰回りも太くなってしまいます。

三つ目は筋肉が付いていることで太く見えている状態です。筋肉の周りに脂肪がついてしまっているので太く見えているのです。筋肉太りの場合は元々本格的にスポーツをやっていた方に多く見られます。足は太いのに張っていてつまめない、筋肉が全然落ちないという方は筋肉太りに当てはまります。

また、O脚やX脚の人は、一部の筋肉だけに負担がかかりそこの筋肉が発達してしまうことがあり、太くなってしまう場合もあります。

足が太くなる原因を大きく3つに分けていきました。さて次に、自分の足の形を気にしたことはありますか？この足の形によっても太くなりやすかったり脂肪がつきやすかったりする原因につながります。

まず正常な足の形は、つま先と踵をそろえてまっすぐ立った時に、太もも・膝・ふくらはぎ・くるぶしの4点がくっついている状態が正しい形になります。この四点がくっつかずに膝が外側を向いていて太ももやふくらはぎの外側が張っていたらO脚、両膝をくっつけて立つとくるぶしと踵がつかず、太ももの内側に力が入ってしまっている状態であるとX脚と呼ばれます。

Ｏ脚になると足の外側に体重がかかり筋肉が発達して張ってしまうので筋肉太りの原因になってしまいます。その反対側の内ももの筋肉はほとんど使われないので内側に脂肪がつきやすくなるのです。

また、関節に負担がかかり、骨盤の位置や姿勢も悪くなりがちなので血行が悪くなりむくみにもつながります。足の形だけで悪循環になってしまうのです。足を組んだり、ペチャンコ座りなどでもＯ脚に繋がるのでまずは座り方や立ち方を意識して見ましょう。

X脚は内くるぶしに重心が偏ってしまい、足裏が外側に向く外反偏平足になっている場合が多いです。外反扁平足になると指が踏ん張れないので、足先が外を流れるねじれ歩行となってしまいます。ねじれ歩行になるとひざの関節が「内へ内へ」とズレようとするので、ひざ関節の外側に重力の負担が集中して、痛身の原因にもなります。またX客は歩きにくい状態を上半身の力で庇い、補うのでこれは下半身より上半身が太ることが多く見られるようです。

足が太いのは努力でいくらでも変えることができます。『足が太いのは遺伝』という人もいますが、あまり遺伝は関係ないそう。自分の親と足の形が似ているのであれば、それは同じ食事を摂ったり同じような生活をしているので足の形も似てくると言われます。どんな形の原因でも変えることは可能なので、ぜひ挑戦して見てください。

脂肪太りの場合、足全体に脂肪が付いていれば普通のダイエットと同じです。生活習慣を見直して、食事の管理と運動を行いましょう。

特に食事は大切です。炭水化物や甘いものをたくさん食べている場合は、量を少し減らし、タンパク質の豊富なお肉や魚、野菜などで食物繊維をたっぷり摂るように意識して見ましょう。食事を変えられたら、さらに少しの有酸素運動を取り入れましょう。

有酸素運動は脂肪燃焼の効果があるのでウォーキングなど生活に入れて見ます。歩く時間なんてない！という方は通勤や通学で歩く時間を少しだけ増やすことでも効果はあります。普段エスカレーターなどを使っているのであれば階段に変えて見たりなどの工夫で運動量は増えます。また、ただ歩くだけ、というのが続けられない方は万歩計などを使い、『一日○歩歩く』と目標を作ってもいいですよ。

水太りの場合、原因はむくみです。血流が悪くなっていて冷えている状態なので、まずはしっかり湯船に浸かり身体を温めましょう。身体を温めることで血流が良くなります。

血流がよくなったらリンパのマッサージをします。特に下半身は重力によって血液やリンパ液が溜まり、流れにくくなっています。この溜まっている血液やリンパ液を上に上に戻すようにマッサージしていきます。手で足の裏からゆっくり押し、次にくるぶしと足首、さらにふくらはぎから膝裏、太ももにかけて最後に足の付け根まで流していきます。強く押す必要はないので手で軽く撫でるようにマッサージしていきましょう。また、マッサージの他にもストレッチを行っても効果的です。

筋肉太りの場合、筋肉の周りに脂肪がついていて太くなっています。『筋肉を落としたいから』と言って筋トレをしないのはNG。脂肪だけになってしまうので余計にしまりのない足になってしまいます。筋肉がついているのは悪いことではありません。この筋肉の周りにある脂肪だけを落とすために、有酸素運動を行いましょう。簡単なウォーキングで軽めに行うのがポイント。さらに必要な筋肉を落とさないために、遅筋を使ったトレーニングを行いましょう。遅筋はゆったりとしたトレーニングの時に使われる筋肉です。

スポーツで例えると長距離走などの一定のペースで長く続けるスポーツです。また速筋という筋肉もありますが、こちらは筋肉を太く見せる筋肉です。短距離走やダンベルを使ったトレーニングなどの瞬発的に動かす筋肉は速筋が使われるのです。
なので遅筋を使ってトレーニングをすることで引き締まった足を作ることができます。足のトレーニングのスクワットなどをなるべくゆっくり行うことで遅筋を使うことができます。また筋肉太りの方は足が硬くなっていて張っている場合はマッサージやストレッチを取り入れることも効果的です。

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