1週間で5キロのダイエットに成功する!【プロトレーナー伝授】

監修者

日原 裕太

NSCA-CPT,NESTA-PFT,adidasFunctionalTraining,スイミングクラブ協会認定泳力認定員,音楽療法インストラクター,メンタル心理カウンセラー,整体ボディケアセラピスト,ヨガインストラクター,ピラティストレーナー,認定カイロプラクター,他多数

1週間で体重マイナス5キロ!食事・運動・メンタルといった様々な面から達成できる方法と、実施に関しての注意点や問題点について解説していきます!

1週間で体重を5キロ落とすのは可能??

早速ですが、ご質問があります!!ひとまず1週間で5キロ落とすことって可能なのでしょうか??

日原 裕太監修トレーナーからのアドバイス

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なるほど、結論から言えば半々です。要するに、「人によって」条件は変わるということと、「医学的」に1週間で5キロ落とすことが推奨できない、ということです。

そうなんですか!では、人によって変わるとのことですが、どんな人であれば5キロ落とせるのでしょうか?

日原 裕太監修トレーナーからのアドバイス

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はい、これは当てはまる方が何パターンかありますが、ものすごくシンプルに考えましょう。
例えばすでに体重100kg程度ある方は落とすことは容易でしょう。
後は体水分が多い方や宿便が多い方、などが当てはまります。

なるほど~~!わかりました。では無理のない範囲で落とせる方法をぜひお教えください!

日原 裕太監修トレーナーからのアドバイス

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わかりました!では早速落とし方をレクチャーしましょう!!

ということで次項から細かく解説していきます!!

※念のため、これからご紹介させていただく方法はあくまで「方法の紹介」になります。
先に結論をお伝えすると、短期間で5キロ落とすのは身体にとって非常に悪い影響を与える可能性があるので、実施をする場合はパーソナルトレーナーや管理栄養士、ダイエット外来のドクターといった専門家にみてもらいながら行なうことを推奨いたします。

1週間で体重5キロ落とすダイエットに必要なこと4つ

では、さっそく何パターンかに分けてご紹介させていただきます。
(体脂肪5キロ落とす、ということではなく体重5キロ落とす、というやり方ですのでご注意を!いわゆる健康のためのダイエットとは異なるやり方になります。)

①水抜き、塩抜き
②宿便を出す
③ファスティング(断食)
④医薬品やサプリメントを使用する

①水抜き、塩抜き

これは先に述べておくとボディビルやベストボディ、フィジークとといったカラダを見せる競技の1日~1週間程度行なうものになります。
言葉の通りに言えば、まさにその名のごとく「水」と「塩」を減らすものになります。

もちろんのこと、「水分」と「塩分」は少なくなりすぎると命の危険にかかわるので、専門的知識を持ってることや減量慣れしている方向けの方法になります。

日原 裕太監修トレーナーからのアドバイス

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個人的にやってみると、体重はみるみる落ちます!落ちるとともに元気がなくなります!って感じでした。

やり方は非常にシンプルです。水抜き、塩抜きを行なう前(1週間行なうのであればさらに1週間前)から水を多めに摂ります。あとはそこから徐々に水を飲む量を減らしていく、というものです。

また、塩分は身体に水を貯える働きもあるので、塩分を日に日に減らしていきます。
確実に体重が落ちる分、筋肉の働きや生命維持にはあまりよくないやり方ですので、本来のダイエットであればロングスパンで体重が落とせるようにするとよいでしょう。

②宿便を出す

これは誰にでもできる簡単なやり方であり、内臓にとってもとても良い方法の一つになります。
ひとまず、厳密には「宿便」というものは医学的に存在しない、ということを念頭に入れておいてください。
今回はとても難しい考え方になってしまうので、「宿便とは何か」についてはあまり触れませんが、要するに「腸内に便を溜めない」ということをご紹介させていただきます。

便が滞在している=便秘
になりますが、人によっては2~4キロ程度溜まっている方もいます。

さて、このやっかいな「便」ですが、溜まっているものを出すことで「2~4キロ」痩せること、が身体にいいことではないのです。

腸内に溜まり続ける=胃や腸の働きが悪い
ということになります。
この状態だと、食べたものが消化されにくかったり、むしろ腸に滞在しすぎることで余すことなく栄養を吸収し続ける、という結果に…

ということで、今日から皆様に意識してほしいことは、「乳酸菌」や「発酵食品」、「食物繊維」、「ある程度の脂質」、「水分」を積極的に摂りましょう!
ヨーグルト、チーズ、みそ、キムチ、ごぼう、キャベツ、オリーブオイルや魚の油、などがこれらに当てはまりますが、ある実験によると各食材に対して個人差がある、というデータもあります。なので、自分の身体にあう食材を探す、ということのほうが近道なのかもしれませんね。

また、食事の内容も非常に大切ですが、「食事の回数」も必要な要素になります。
可能であれば3食、朝昼夜をしっかり食べることで内臓の働きは維持されます。時間がない場合は少量のものでもかまわないので、ちょっと胃にものをいれてあげましょう!!

③ファスティング

では、ファスティング(断食)についてご紹介します。

断食ですので基本的に食事を一切摂らないため、カロリーを摂取しないということになります。体重が落ちるかどうかはカロリー収支(摂取カロリーと消費カロリーのどちらが大きいか)によるので、ファスティングをすることで短期的には体重を落とすことはできます。

日原 裕太監修トレーナーからのアドバイス

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実際、個人的にやってみたところ、3日で3キロ落とすことができました。
しかし、3週間できるかと言われると個人的には厳しいかもしれません。それほどキツいやり方になります。(メンタル的に)

ひとまずやり方ですが、こちらの動画をご覧ください。↓
ファスティングについてお話をしています。

で、実際にメニューは何をすればいいか、ですがまたこちらの動画をご覧ください!

簡単にまとめると、準備期⇒ファスティング期⇒回復期の流れで行ないます。
準備期では消化に良いものを摂ることで準備をします。
まごわやさしいという頭文字で覚えておくと良いでしょう。
ま…豆類
ご…ごま等のナッツ類
わ…わかめ等の海藻類
や…野菜類
さ…魚類
し…シイタケなどのキノコ類
い…イモ類

ファスティング期では基本的にファスティングドリンク(値段的に用意するのが難しい方はスムージーや100%の果汁ジュース、青汁、プロテイン等で応用可能です)
を三食摂りましょう!!

回復期ではいきなり消化の悪いものを摂らないように!!

日原 裕太監修トレーナーからのアドバイス

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僕は一度回復期なしで普通の食事をしたことがありますが、立てなくなるくらい吐き気と腹痛が起きましたので気をつけましょう。
ファスティング後にスタ丼行くと大変なことになりますよ…

細かいことは動画内で全部説明しておりますので、ご覧いただければと思います!

④医薬品やサプリメント

最後に、医薬品やサプリメントについて触れて終えたいと思います。

※現在の日本の法律では、個人の責任という範囲であれば海外から「個人輸入」という形で医薬品を購入することができます。
ただし、思ったより効果が出ない、や肝臓を壊してしまう、という症例がいくつがありますので、使用する場合はお近くのダイエット外来で受診・処方箋をもらうことか、お近くの薬剤師へのご相談を必ずするようにしてください。

医薬品
リポドリン…肥満症の方向けの医薬品です。食欲が出なくなる効果があります。
サノレックス…上記と同じ効果です。
ゼニカル…アメリカとイギリスのみ薬認可をしているものです。食事の約30%油分の吸収を抑えてくれます。その代わり、便が油まみれになるとのこと…

サプリメント
カーボブロッカー…上記の炭水化物バージョンといったところです。
カフェイン…集中力向上&脂肪燃焼効果(運動時に脂肪が使用されやすくなります)
茶カテキン…抗がん作用&脂肪燃焼効果(上記と同じです)

医薬品は飲むだけで効果があります。そりゃ、薬ですから…
その代わり、自分の身体にあった飲み方をしないと副作用や肝臓を壊してしまうリスクも高まります。
これらを使用する場合はダイエット外来や薬剤師への相談を必ずしてください!!

サプリメントはスーバーや薬局、アマゾンなんかでも簡単に手に入ります。
その分、飲むだけでは効果はなく(もし飲むだけで痩せるサプリメントができたら医薬品扱いになってしまうため)、運動をすることで脂肪燃焼効果を高める働き、としてのものがたくさんあります。

以上、4つのやり方の紹介でした。

体脂肪を落とすダイエットにはやはり「運動+食事制限」

1週間で5キロ落とすということは、脂肪ではなく体重(水分や食べ物、腸内壁にある死滅した細胞や宿便など)が減ったことによる体重減少になります。
また、1週間断食を行なったからと言って体脂肪が落ちることはほとんどありません。摂取カロリーや必要な栄養素が不足するとなんなら筋肉が落ちてしまうことのほうが上回ってしまいます。(つまり基礎代謝が落ち、リバウンドが絶対に起きる)

体脂肪を落として体重も落とす。つまり見た目を綺麗にするダイエットはやはり適切な食事制限(食事のコントロール)と有酸素運動や筋トレなどの運動が必要不可欠です。

なので、どうしても必要な時以外はロングスパンで、ただしい食事の摂取と運動の兼ね合いで身体を変えるように意識するとよいでしょう!!

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