腰痛が治らない原因!原因と対処方法を解説!原因は普段の動きのクセにあり!

監修者

斉藤 広樹

呼吸法や身体操作法を長年研究し、独自メソッドRe-create body trainingを開発、2015年に飯田橋にスタジオを構え、一般の方からプロスポーツ選手まで通って頂き、体の使い方や、開脚のためのトレーニングなどを行っています。りくとれパーソナルトレーナー。整体療術師 。代替療法研究学院代替療術師 

【プロトレーナー解説】いろいろなことを試しても、なかなか治らない腰痛の原因は何なのか?なぜいつも治ったと思ったらまた腰痛になってしまうのか?
その原因と対処法をお伝えします!!

どのレベルまで腰痛を治したいですか?

学生のころから腰痛になって、なかなか治らないんですが、
なんで治らないんでしょうか?けっこう色々と腰痛に良いといわれることをやってきているんですが?

斉藤 広樹監修トレーナーからのアドバイス

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う~んそうなんですね。では今日は腰痛がなかなか治らない原因とその対処法についてお伝えしていきますね!

腰痛、どこまで治したい?

斉藤 広樹監修トレーナーからのアドバイス

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先ほど、『なかなか腰痛が治らない。』と言っていましたが、どこまでいけば治ったと言えますか?何か基準がありますか?

そうですね~。私は趣味でサッカーをやっていたんですが、腰痛のせいで今はできないんですよ~。なんとなく痛みはありながらも、仕事や日常生活は、何とか過ごせるんですが、前みたいにサッカーができるぐらいになれるといいなぁと思ってます。

斉藤 広樹監修トレーナーからのアドバイス

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そうなんですね。では全く痛みがなく、動き回れるところまで、ということですか?

そうです!そうなれたら理想です!

2016年9月に塩野義製薬と日本イーライリリーが、慢性腰痛の患者さん2350名と、慢性腰痛の治療経験のある医師111名に対して行ったインターネット調査によると、
慢性腰痛の患者さんの約26%が『痛みを完全に取り除きたい』と答え、約38%が『日常生活に支障がない程度に痛みの改善を目指す』という答えだったそうです。
対してお医者さん側は、約51%が『日常生活に支障がない程度に痛みの改善を目指す』と答え、『痛みを完全に取り除く』と答えた先生は0%だったそうです。

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こうゆうデータを見ていくと、腰痛患者さんの中では完全に痛みを無くしたいと思っている方も、かなりいらっしゃいますね。
完全に痛みを取るというところまでは、かなりハードルは高いですが、そのために何をしなければいけないかをお伝えしていきますね。

治らない腰痛の原因は?

できたら痛みがなく動けるまでになりたいのですが、そこは難しいのでしょうか?

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かなり高いハードルですが、努力次第では不可能ではないと思いますよ

えっ、そうなんですか?

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ハイ!実はここでポイントになってくるのが、【動き方のクセ】というところだと思います。

【動き方のクセ?】ですか?

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ハイ、この【動き方のクセ】を見ていく事で、なかなか治らない腰痛の原因が見えてくると思うので、さっそく説明していきますね。

人はそれぞれ動き方にクセがある

そもそも人間は、人それぞれ体の使い方が違います。

ただ立っているだけでも、右足に体重を多くかけて立っている人がいたり、左足にかけている人がいたり、はたまた、つま先側にかかっている人がいたりと、色々な人がいるのです。

歩くという行為も、膝をいつも曲げて歩いている人もいれば、格好よくさっそうと歩いている人もいます。人はそれぞれ足を使って歩くという行為はしていても、足の内側を使っているか?外側を使っているか?膝を曲げながら使うか?そうでないか?など、体のどの部分を使っているかという事が、全く違います。

だから体の動き方には、その人独特の体の使い方、つまり【動き方のクセ】というものが存在します。

動きのクセが、治らない腰痛の原因!!

【動きのクセ】があることで、知らず知らずのうちに、体の中によく使っているところと、全く使われていないところができてしまいます。
体の使い方にそういった偏りができてしまうことで、体の中に負担がかかる場所が限定されてきてしまうのです。
そのように負担のかかる場所が限定された状態が長年続いてくると、痛みや何らかの不具合が生じることが考えられます。
腰痛になってしまう人にも、腰痛になってしまうような【動きのクセ】があり、その【動きのクセ】を改善していくことが、腰痛を改善していくポイントだと考えています。

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今まで腰痛がなんで治らないのかなぁ?と思っていた方は、
無意識にやってしまう【動きのクセ】の改善というところまでは取り組んでいなかったのではないでしょうか?
お医者さんに行ったり、マッサージをして痛みが一時的に取れても、体に負担をかけている【動きのクセ】が改善されていなければ、なかなか腰痛の痛みは無くならないはずですよね。
では、今度は腰痛の人に見られるクセや、その見つけ方、対処法といった具合に説明していきます。

腰痛になる人に多いクセ

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ひひとくくりに腰痛と言っても、診断がついて病名が付いているものもあれば、原因不明とされている腰痛もあります。症状も、痛みだけでなく、足のしびれなど、色々な症状の出方があります。
 私がトレーナーとして見させて頂いたお客様達でも、症状の出方は様々でした。
しかし『体の動き方・使い方』という視点から見ていくと、腰痛に悩んでいる方達の多くに共通の【動きのクセ】
というものが見えてきました。

腰痛に悩む人たちに多くみられる【動き方のクセ】

まず【動きのクセ】というのは、普段の何気ない動きである、立つ・座る・しゃがむ・歩く・走る・物を取るなどといった動きの中で、自分が無意識のうちに繰り返してしまう動きのことです。

腰痛に悩む方の多くにみられる特徴は、

『背骨のある決まった部分だけが、動いてしまっていて、頻繁に折れ曲がるようにはできていない部分で、繰り返し体を折り曲げてしまっている。』

という点だと思います。

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特に多い例で、背中や肋骨まわりが硬く、さらに骨盤周りも硬い。という場合が分かりやすいので、それを例に挙げて説明しますね。

こういう方の場合、写真のように背中+肋骨といった大きな硬い塊と、骨盤周りの硬い塊になってしまっていて、その塊の中に入ってしまっている背骨や骨盤の関節が上手く動かなくなっています。
背骨や骨盤の関節が上手く動かなくなっている状態でも、立ったり座ったり、腰をかがめたりというような日常の動作はせざるを得ないので、こういう場合、仕方なく腰の部分を曲げなくてはならなくなってきます。

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腰の部分は、そこだけが折れ曲がるようには作られていない為、
そのような事が長年続いてしまう事で腰痛になってしまう事が多くみられるのですね。

これは一例として、背骨が後ろに折れてるような例でしたが、人によっては、立つと必ず骨盤が前に倒れてしまったり、ねじれたり、いろいろな【動きのクセ】のパターンが見受けられます。

しかしながら、共通しているのは、腰の部分で

『背骨のある決まった部分だけが、動いてしまっていて、頻繁に折れ曲がるようにはできていない部分で、繰り返し体を折り曲げてしまっている。』

という点だという事は、覚えておいてください。

『背骨のある決まった部分だけが、動いてしまっている』と、なぜいけないの?

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ではなぜこういう動きがいけないのか説明していきますね。

このように、針金を同じところで何回も折り曲げていきます。
そうすると、道具を使わなくても針金はポキッと折れてしまいますよね?
人間の体の腰の部分は、針金がポキッと折れてしまったようにはなりませんが、体の使い方が偏り、ある決まった部分に負荷がかかり続けてしまうと、そこに何らかの不具合が生じる可能性が出てきます。
椎間板ヘルニアや分離症といった症状は、この針金がポキッと行ってしまった事に近い症状ではないでしょうか。

またここまではいかずとも、常に決まった部分で折れ曲がる【動きのクセ】がある場合、そんな動き方を何十年も続けていればやはり体は痛んでしまい、なかなか腰痛が治らない事になってしまいます。

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私のスタジオのお客様たちで、腰痛に悩んでいらっしゃる人達には、このように『背骨のある決まった部分だけが、動いてしまっている』という特徴が見て取れました。
 そして、なかなか治らなかった腰痛も、こういった【動きのクセ】を改善することで、少しずつ痛みの出方が変わってきたり、痛みがなくなってしまう人もいます。現に私も腰椎の椎間板ヘルニアでしたが、【動きのクセ】を改善して、ヘルニアの痛みはなくなりましたよ。

腰痛の人に多い【動きのクセ】の見つけ方

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では今度は【動きのクセ】をご自分で見つけていってみましょう

そこが大事ですよね!! お願いします!!

動きのクセの見つけ方①:イスにはどうやって座りますか?

・必ず背もたれによりかかる方

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おへそ辺りで折れるクセになっているかもしれませんね。
別に背もたれを使うなと言っている訳ではなく、よりかかったり、まっすぐ伸ばしたりが無理なく自然にできるのが理想です。

・背もたれを使うと違和感があるので、背もたれは使わない

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こういう方は、姿勢がいつもいいねと言われるかもしれませんが、背骨が丸くなれない程、余裕がない状態かもしれません。
この場合、腰痛がある場合もありますが、首・背中にも症状が出やすいかもしれませんね。

動きのクセの見つけ方②:横座りできますか?(左右変えて両側とも)

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これは足を変えても両側のおしりが付いていればOKです。

・骨盤が斜めになってしまう方

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このように斜めになってしまう方は、骨盤一帯が塊になっている可能性が高く
腰痛の方に多く見られるクセの1つです。

・両方おしりは付くが、骨盤が後ろに倒れてしまっている方

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このような方は、股関節がうまく使われておらず、腰に負担がかかりやすいかもしれません。

動きのクセの見つけ方③:立って前屈してみて下さい。

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おなかから折れてしまう人は、本来折れてはいけない部分に負荷がかかってしまいますので、こういったクセを治さなければいけません。

⑤立った位置から膝を曲げて行ってください。

・膝が前にスライドしてしまう。

・おしりが引けていってしまう

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どちらの場合も背中や骨盤周りが固まって、腰で仕方なく折れている【動きのクセ】
になっている可能性が大ですね。

今あげた動きは、腰痛の方に多いクセをチェックする方法としてあげさせてもらいましたが、
実際に日常の中で、腰のところで折れ目がついているような動きを改善していくことが、
治らないなぁと思っている腰痛改善の近道になるはずです。

治らない腰痛の対処法

なかなか治らない腰痛は、腰痛の方に多く見られる【動きのクセ】というものがあるのは分かりましたが、具体的にどうやって改善すれば良いのでしょうか?

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そうですよね。ではこれから具体的にお伝えしていこうと思いますが、
【動きのクセ】を改善するためには、かなりいろいろな事をやらなければいけないので、今日はその中のいくつかをご紹介します。

トレーニング①:あおむけ 骨盤を左右に転がす

①あおむけに寝て手を横に広げます。膝を立てて足をくっつけます。
②骨盤と足を左右に倒します。肩は床に置いまま行って下さい。
③膝が離れないぐらいの範囲内で、骨盤を左右に転がします。
④余裕がある人は、背中に座布団を敷いて行い、さらに余裕がある人は、そのままバンザイで続けます。

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この体操は、肋骨周りの硬さや脇の縮みが取れ、背骨のしなやかさが出てきます。
腰痛の方は、腰だけがねじれてしまう場合があり、そうすると逆に腰が痛くなってしまうので、部分的ではなく、肋骨から骨盤・足へと長く体がねじれるように意識してください

トレーニング②:あおむけ 骨盤を転がし上下に伸びる

①「2.骨盤を左右に転がす体操」を足を腰幅の2倍ぐらいに開いて行います。
 軽く床を踏むような感じで行って下さい。
②手をバンザイにして行い、右側に骨盤を倒します。
③右手で左手をつかんで軽く引っ張りながら、左足は軽く床を踏み、胴体を上下に伸ばします。
 左のおなか・腰・脇あたりを上下に伸ばします。(反対側も同様に行います。)
④余裕がある人は、背中に座布団を敷きながら行って下さい。

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この体操は、上手にできれば骨盤の中や腰の部分が伸びてきます。肋骨の辺りや脇が伸びる方もいます。
この体操もトレーニング①同様に部分的ではなく、肋骨から骨盤・足へと長く体がねじれるように意識してください

トレーニング③:体に負担をかけない立ち上がり方

①上体の力を抜いてイスに浅めに座ります。少しかかとは手前に引いた位置に置く。
②立ち上がろうとするときに、股関節から折り曲げて状態を前に倒す。
③足の裏に体重がかかるまでは立ち上がらない。
④背骨の延長に首を伸ばす。
⑤足の裏に体重がかかったら、首をスーッと斜め前に伸ばす。
⑥足の裏に体重が乗っていれば、自然と膝は伸びてくる。
⑦座る時はその逆。

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これはイスから立ち上がる時の無理のない立ち方の訓練方法です。
これはどこにも無理をかけない体の使い方を習得するのにはいい方法です。
体に負担をかけずに無理なく使うということも腰痛にならない秘訣ではないでしょうか。

まとめ

今回は、なかなか治らない腰痛は、【動きのクセ】が原因ではないか?
ということで、お話しさせていただきました。

私の経験上、特に腰痛になる方の【動きのクセ】としては、
『背骨のある決まった部分だけが、動いてしまっていて、頻繁に折れ曲がるようにはできていない部分で、繰り返し体を折り曲げてしまっている。』

という事が、非常に多く見受けられましたが、これを改善していくためには、

『背骨全体をしなやかに使えるようにして、きちんと折れるようにできている部分を、無理なくきちんと使ってあげる。』

という事が非常に大切だと思います。

ですから、私がお勧めする方法としては、

ポイント1 背骨全体をしなやかに使えるようにする。

ポイント2 無理のないきちんとした使い方を体に教えてあげる。

ということをポイントに、いろいろと対策を工夫されてみてはいかがでしょうか?

最後に、治らない腰痛のすべてが【動きのクセ】からきているという訳ではなく、
子宮筋腫などの婦人科系の疾患や、腎臓結石などの泌尿器系の疾患など、内臓からきている場合も多々あります。

ですので、自分勝手な思い込みではなく、様々な方面から原因を追究することをお勧めいたします。