今度こそ筋トレを始めてかっこいい体を手に入れようと決めたけど、筋トレっていつどんなタイミングでやるのがいいのかな?と思ったあなた。実は筋トレを効果的に行うには、ちょっとしたルールとタイミングというのが存在するのです。より早く成果を出したい、安全に筋トレを楽しみたいという方のために、そのコツをまとめました。
食後の筋トレの適切な時間とは?
まず1つ目は「筋トレは食後すぐにおこなわない」です。
食後は消化のため、各器官に血液が集まっています。その時にスクワットやベンチプレスといった筋トレを行うと、内臓に負担がかかるだけでなく、脳などに血液がうまく循環せずめまいが起こったり気持ち悪くなったりしてしまうのです。
食事をとった後は1度しっかりと休み、時間を置いて筋トレを行いましょう。
筋トレを「空腹状態」で行わない
筋トレのような無酸素運動では、主に糖分をエネルギーとして使います。空腹状態ではこの糖分が足りないため、満腹時と同じく体調不良になってしまうことがよくあるのです。
また、体内に十分なエネルギーがない場合、自分の「筋肉」を分解してエネルギーにしようとします。これではせっかく筋トレをしているのに本末転倒ですよね。そのため、筋トレの2時間前にはしっかりとバランスの取れた食事を摂取し終えておきましょう。最低でも筋トレの30分〜1時間くらい前に、バナナやゼリーといった手軽に食べられて消化吸収も早い食べ物を事前に食べておくようにしましょう。
ダイエットや筋トレにオススメの食材として、バナナは非常にメジャーです。筋トレ愛好家やボディービルダーが好んで食べるバナナの3つの魅力と、日々の生活に取り入れたいバナナを食べるタイミングなどを解説します。
筋トレの時間帯〜夜遅くはNG〜
特に避けたほうがいいのは「夜寝る前」という時間帯の筋トレです。筋トレでハードに体を動かした後は、体は緊張・興奮している状態になります。こんな状態では、なかなか夜寝ることができません。その結果満足な休養が得られず、寝不足になってしまいます。
また、就寝中には筋肉を成長させるのに欠かせない成長ホルモンが分泌されるのですが、それも阻害されてしまいます。筋トレをしようと思ったら、この時間帯に行わないようにしましょう。
夜の筋トレの効果ついては、以下の記事に詳しく解説してあります。ぜひ参考にしてください。
筋トレを効果的に行うには様々な要素が関係してきます。その内の1つが「時間帯」です。日中忙しい方の多くは、恐らく「夜」に筋トレをしている人が多いのではないでしょうか?夜の筋トレにはメリットもあればデメリットもあります。今回はどんな人に夜の筋トレが向いているのかを解説していきます。
筋トレのベストのタイミングは「夕方」
その答えの1つとしてあげられるのが、16〜18時くらいの「夕方」です。この時間帯は昼食からしばらく時間が経っている上に、トレーニング前の栄養補給もしやすいというメリットがあります。
また1日の後半で体もだいぶほぐれているため、筋トレをするコンディションとしても良い状態です。寝る時間ともある程度の間隔をあけられるという、まさに筋トレをするためにあるような時間帯と言えるのです。
「早朝筋トレ」はビジネスマンにオススメ!
朝は夕方・夜とは違い、人と会う予定や仕事の用事が入ることがない時間帯です。そのためジムに行くスケジュールを組みやすいという大きなメリットがあります。
また朝一で体を動かすことで、日中の時間帯もシャキッとした頭で過ごせます。朝早くから行動した分夜は自然と眠くなるので、生活リズムを整えることができるのも魅力です。
しかし朝というのは体がまだ覚醒していない時間帯です。筋トレをする前には十分なストレッチやウォーミングアップを行い、ケガをしないよう気を付けましょう。
朝の筋トレのメリットについて、以下の記事にさらに詳しく解説してあります。ぜひ参考にしてください。
筋トレをする時間帯と聞くと、多くの人は仕事や学校帰りの夕方〜夜と答えます。しかしそれと同じくらい多いのが、出勤前の朝などに筋トレを行うという声なんです。実は意外なメリットが詰まっている朝筋トレの魅力と、おすすめのメニューをご紹介します。
適切なタイミングで筋トレをしよう
今回ご紹介した知識を参考にしつつ、あくまで無理なく自分のライフスタイルにぴったり合うような時間帯・タイミングで筋トレを楽しんでください。
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