きなこ棒100gのカロリーは高い?低い?食べると太る?

棒状の飴にきな粉をまぶした昔ながらの駄菓子、きなこ棒。きなこ棒はお菓子だからカロリーは高い?きな粉だから健康的?ダイエットに活用できる?気になる疑問を解説します。

きな粉棒ってどんなお菓子?

きな粉棒100gのカロリーは?

ここでは3社のきなこ棒でカロリーを比較してみましょう。

各社きなこ棒のカロリー比較
商品名 カロリー(100gあたり) 炭水化物
優しい昔菓子 きなこ棒(無印良品) 376kcal 59g
昔なつかしきなこ棒(鈴ノ屋) 387kcal 53.5g
ちゅん太のきなこ棒(やおきん) 399kcal 62.5g
平均 390kcal 58.3g
きな粉には100g当たり18.1gの食物繊維が含まれていますから、いったん炭水化物からその分を引いて推定すると糖質は平均40.2g。これは糖質制限中の食事一食分の糖質に匹敵します。

間食の適性カロリー

年齢や体重にもよりますが、1日の総摂取カロリーは以下のとおりです。
・成人男性 2600kcal
・成人女子 2000kcal

この内、間食に当てていいのは1割程度。男子なら260kcal、女子なら200kcalです。

板チョコ1枚は40~50gですが260kcal以下の商品はまずありません。アイスもハーゲンダッツのミニカップで240kcal以上、明治のスーパーカップシリーズは300kcal以上です。満腹度の割に間食のカロリーは高いことがわかります。

きな粉棒は大き目サイズのやおきんのきな粉棒が1本20gくらいでカロリーは80kcal前後。男子で3本、女子で2.5本がカロリー的には限界です。

ただ、適度な甘みと噛み応え、腹持ちの良さや満足度など、きな粉棒はおやつとして決して悪くはありません。ダイエット中に小腹がすいて甘いものが食べたい、という人にはきな粉棒は向いています。

きな粉棒の太りにくいレシピをご紹介

きな粉棒は簡単に手作りできます。どうしても食べたければ低カロリーなレシピで手作りしてしまいましょう。

カロリーゼロのガムシロップきな粉棒

カロリーゼロのガムシロップきなこ棒
材料はアイスコーヒーなどに使うガムシロップのカロリーゼロタイプです。6~7個で10本分くらいのきな粉棒が作れます。

<手順>
1.ガムシロップにきな粉60g、塩少々、水小さじ4を混ぜてよくこねる
2.数時間寝かせたら、あとはギュッとにぎるように成形して仕上げ用のきな粉をまぶす
若干味は淡白ですが、ノンアルコールのお酒みたいなもので、気分が出ればいいという人にはおすすめです。
生地を寝かせている間に乾燥すると成形しにくいので、最初からジップロックなど密閉できる袋でこねれば洗いものも出ず一石二鳥です。

もう少しコクがほしい人はガムシロップをオリゴ糖に替えてみましょう。

豆乳入りのきな粉棒

豆乳入りのきなこ棒
そこまでストイックになりたくないという人は、ベースとなる甘味料を砂糖ではなく少量の蜂蜜にして、たりない分を豆乳で補ったきな粉棒がおすすめです。
もともと蜂蜜は100g当たりのカロリーが砂糖や黒糖より低めです。黒糖には遠く及びませんが砂糖よりはミネラル分も多く健康的に仕上がります。

分量は蜂蜜20gに対し豆乳25ccときな粉70gくらい。きな粉で好みの硬さに調整しましょう。こちらは豆乳が水分を含んでしっとりしてくれるので生地を寝かさなくても大丈夫。まとまったら成形してできあがりです。
すりゴマ、シナモンなどお好きなフレーバーを足せるのも手作りのいいところ。市販品よりカロリー控えめで自分好みのきな粉棒を作ってダイエットの味方にしてしまいましょう。

きな粉棒は食べ過ぎなければダイエット中の間食に活用できます。ぜひ参考にしてください。