【プロトレーナー解説】下腹部の引き締めに必要なのは、食事のコントロール、有酸素運動としてのウォーキング、下腹部に効果的な体幹トレーニングや筋トレです。下腹部のダイエットの基本を抑えて、すっきりとした下腹部の引き締めにチャレンジしましょう!
下腹ダイエットの基本は3段階のステップ!
気になる下腹を凹ませる為には、まず三段階のステップを踏む必要があります。
①食事のコントロール
下腹を含む腹筋を凹ませる為に、一番重要と言っても過言で無いのが毎日の食事をコントロールすることです。アルコールを控えることは勿論ですが、主食の量などきちんと知識を得た上でコントロールするのが大切になります。
②有酸素運動として積極的にウォーキングを取り入れる
有酸素運動は基礎代謝を上げるために必要不可欠ですが、1日20分以上のウォーキングをすることで毎日の運動量が上がります。勿論ランニングも効果的ですが、日常の合間に取り入れられるという面で、ウォーキングはとても良い有酸素運動になります。
③下腹部引き締めに効果的な体幹トレーニングを取り入れる
「部分痩せ」という言葉を耳にしますが、こちらは科学的根拠が無いということを覚えておきましょう。有酸素運動で基礎代謝を上げることで、より痩せやすい身体にしつつ、体幹に効くトレーニングを取り入れるのがポイントです。
以上を踏まえて下腹の引き締めに励みましょう!
宮城島大樹監修トレーナーからのアドバイス
NESTA PFT
食コンディショニングアドバイザー
下腹の引き締めには食事のコントロールと運動!両方です!
下腹引き締めの基本は食事のコントロール!
適正な主食の量を守る
調理油を控える
アルコールの量に注意する
「アルコールが筋肉を分解する」ということは医学的に支持された事実です。しかし筋トレ時には1杯の飲酒も許されないかというと全くそんなことはありません。1杯の飲酒が筋肉の分解に及ぼす影響は非常に小さいという研究結果が出ています。アルコールと筋肉の正しい知識を解説します。
ハイカロリードリンクを避ける
例えば野菜ジュース。一見ヘルシーに思われがちですが、果物が含まれているものは糖質も多いので注意しましょう。コーヒーに牛乳を混ぜたカフェオレなどは、コーヒー単体に比べてかなりのカロリーを摂取する原因になります。水やお茶を飲むことをおすすめしますが、炭酸水も取り入れれるのもおすすめです。炭酸水は胃を膨らませる効果があるので、満腹感も得ることが出来ます。小腹が空いた時にも是非飲んでみて下さい。
有酸素運動として積極的にウォーキングを取り入れる
数ある有酸素運動の中でも、日々の生活に取り入れやすいのがウォーキングです。特にウォーキングは、有酸素運動の中でも強度が低いので毎日行っても問題ありません。毎日20分のウォーキングを2回、合計40分を目安に取り組みましょう。
40分のウォーキング時間を作るのがベストですが、通勤時間に2駅分ウォーキングする、ネットショッピングをやめて直接買いに行くなど生活での工夫方法は沢山あります。
もし余力があるのであればウォーキングだけでなく、ランニングに挑戦してみてください。
走ることで動員される筋肉量がウォーキングに比べて増えるため、仮に歩くスピードと同じであったとしても、ランニングの場合のその消費カロリーはウォーキングの約1.6倍にもなるのです。
この走り方はLSD(Long Slow Distance)法の一種でもあり、以下の記事にさらに詳しく解説してあるのでぜひ参考にしてください。
ランニングは非常にダイエットに効果的です。ウォーキングをするよりも、ランニングのほうが消費カロリーを上げやすく、ダイエット効果ははるかに高いです。今回は、こういったランニングの消費カロリーとダイエット効果について、くわしく解説していきます。
下腹部引き締めに効果的な体幹トレーニングを取り入れる
バランスボールを使用した、下腹部に効果的なエクササイズをご紹介します。
フロントブリッジ
レッグカール
ジャックナイフ
下腹部の引き締めに効果的な筋トレとして代表的なのがBIG3です。バーベルを使用したBIG3は体全体の筋肉を鍛えることで、代謝を上げて太りにくい体にします。以下の記事にBIG3の正しいフォームや効果について解説してあります。ぜひ参考にしてください。
「筋トレBIG3」をご存知でしょうか?筋トレの種類は数多くありますが、BIG3はその中で最も効果が高いとされる3つの種目です。筋トレBIG3だけでも絶大な効果が期待できるほどであり、初心者の方もぜひチャレンジしてください。
ダイエットの基本を抑えて下腹部を引き締める!
●有酸素運動として1日20分×2の計40分のウォーキングを行う
●下腹部引き締めに効果的なコアトレーニングを取り入れる
以上3点を取り入れて、下腹部の引き締めを行うのが大切です。シェイプアップをして、自分の理想の体に近づくようトレーニングに励んでみましょう。
宮城島大樹監修トレーナーからのアドバイス
NESTA PFT
食コンディショニングアドバイザー
運動だけでも食事だけでもどちらかだけではきれいに下腹部を引き締めることはできません。
ぜひ両方を一緒に取り組んでくださいね!
ぽっこりお腹を凹ませたい…。腹筋を割りたい!そのためにクランチなどの腹筋運動をするのは非効率かもしれません!スクワットが腹筋を鍛えるのに効果的かもしれないということをご存知でしょうか?なぜスクワットがいいのか、プロトレーナーが解説します。
ダイエットは「食事制限」と「運動」が基本となりますが、「運動が苦手」、「続けられない」という人は多いのではないでしょうか。もちろん「運動」をすることはカロリー消費につながりダイエット効果はありますが、まずは上手に食事の制限、特に「カロリー」を抑えてダイエットしてみませんか?カロリー制限で痩せるメカニズムを解説します。