筋トレを継続させるコツ7選!つらいときの処方箋

筋トレの効果を得るには継続が必要ということはわかっていても、なかなか効果が現れなかったり、マンネリ化してしまうとつらいですよね。そんな状況を打破し、筋トレを継続させるコツは知っていれば意外と簡単にできるものです。継続させるコツを7つ紹介します。

筋トレを継続させるコツとは?

筋トレは継続する事で大きな効果を発揮します。個人差はありますが、筋トレを始めて3ヶ月ほどで身体に変化が表れ始め、数年以上継続していると筋トレによる効果やレベルアップが緩やかになり、マンネリ化しかねません。

身体が成長する上で「停滞期」と呼ばれる、身体に変化が起こりにくい時期も訪れます。この期間はどんなに筋トレに取り組んでも成果が表れにくく、モチベーションも下がりかねません。モチベーションが上がらないと継続が困難になったり、筋トレが大きな心理的ストレスとなって貴方に襲い掛かるでしょう。

筋トレをサボったり自分の思うように身体を追い込めなかったり、悪いサイクルに陥りかねません。今回は無理なく、楽しく継続する事でより充実した筋トレ、毎日を送れるようなコツを紹介&解説します。

筋トレを継続させるコツ① 最新トレーニンググッズ

今私たちは科学の進歩した素晴らしい世界に住んでいます。数十年前にはありえなかった代物が簡単に手に入ります。それはトレーニンググッズに関しても同様で、現代には筋トレライフをより良くしてくれる様々なトレーニンググッズがあります。

せっかくこの進んだ現代に住んでいるのだから、最新のトレーニンググッズを使わない手はありません。

例えばハートレーター(心拍数計測器)と腕時計は瞬時に心拍数を表示して筋トレの強度を教えてくれます。心拍数により回復の度合いが分かりますので、どれ程のレストが必要か数値としてみる事ができるでしょう。

他にも正確なカロリー消費量や、運動量などを正確に数値化してくれる機能もあります。

筋トレの取り組みを数値化してデータとして保存できるので、PCやスマホと連動させる事で自分の成長をグラフにする事も可能です。数値やグラフとして筋トレによって起こる身体の変化が理解できるので、更なるモチベーションアップに繋がります。

自分のお気に入りのトレーニンググッズは楽しく筋トレを行う手助けをしてくれるでしょう。

筋トレを継続させるコツ② 筋トレのバリエーションを豊富にする

筋トレは常に楽しく行う必要があります。その為、フレッシュさがとても重要です。常にフレッシュな気分で、楽しく筋トレを行えるように工夫する事が大切です。

自分の身体を改善する為に、プログラムやメニュー、細かな事を工夫する行為を楽しめるようになる事が理想です。その為には常に新しい筋トレメニューや、筋トレ法などにアンテナを張る必要もあるでしょう。

筋トレメニューの組み方についてはぜひ以下の記事を参考にしてください。

色々なメニューや筋トレ法を試していく中で、しっくりいくモノを自分の元として吸収し、合わないモノは切り捨てればいいのです。

この作業を繰り返していくうちに貴方の「定番筋トレメニュー」が豊富になり、豊富なバリエーションを揃える事ができるようになるでしょう。その日の気分や目的に合わせてプログラムを組めるようになるでしょうし、プログラム構築も楽しくなるに違いありません。

また、同じメニューを行うにしても、グリップや立幅などによる負荷の掛かり方に変化を付けましょう。例えばベンチプレスであれば、インクライン(頭を起す)やデクライン(頭を下ろす)で行ったり、ナローグリップ(短くグリップを握る)やワイドグリップ(肩幅の2倍以上にグリップを広げる)で取り組みましょう。たったこれだけで鍛えられる部位が変わってきますよ。

筋トレを継続させるコツ③ 環境にも変化を入れよう!

筋トレを行う環境にも変化を入れる事をお薦めします。バリエーションの一部でもありますが、筋トレを行う環境を変えるだけでモチベーションの維持に大きな効果が期待できます。

例えば異なるジムやフィットネスセンターに通う事を試してみましょう。会員制のジムで、違った店舗を利用できる方は、是非異なるジムにも足を運びましょう。同じ部位を鍛えるマシンでも、動き方が微妙に違ったり、新たなマシンとの出会いもあるかもしれません。

雰囲気も違うため、初々しい気持ちで筋トレに取り組めるに違いありません。もし異なるジムやフィットネスクラブに行くことが出来ない場合は、時間帯に変化を入れてみると雰囲気や感じ方が微妙に異なるかもしれません。

筋トレを継続させるコツ④ 自分にご褒美を用意しよう!

飴と鞭という言葉がある様に、自分に鞭をふるって筋トレに取り組んだ後には飴を与えて自らのやる気を引き上げましょう。

一つ注意したい点は、筋トレ後の飴は程々にする事です。毎回「飴」があるとそのご褒美が当たり前になり、「飴」なしでは筋トレが困難になってしまいます。

また、「飴」は出来るだけ筋トレの効果を更に高めるモノであると効果的です。例えば筋トレをしたご褒美にアンヘルシーな食事ではせっかく筋トレをしてもご褒美が筋トレの効果を軽減させてしまします。

可能であれば、「○○が出来るようになったらプロテインを自分にプレゼントする」のように更に筋トレのやる気を引き出したり、効果的に身体造りを手助けする「飴」を用意すると良いでしょう。

筋トレを継続させるコツ⑤ 映像や音楽、コーヒーでモチベーションアップ

映像や音楽を利用するとモチベーションは簡単に上げる事ができるかもしれません。理想の身体の持ち主が筋トレをしている映像を観たり、アップテンポな曲はやる気を奮い立ててくれるでしょう。アドレナリンの分泌を促し、心身の準備を手伝ってくれます。

また、筋トレやトレーニング前のコーヒーもお薦めです。コーヒーの好き嫌いに個人差はあるかもしれませんが、良い香りは副交感神経をリラックスさせる効果があり、筋トレを始める際に集中力を一気に高める事に役立ちます。

またコーヒーには適度なカフェインが含まれていて、眠気を覚ましたり、オンとオフの切り替えのシグナルとしても利用可能です。カフェインには脂肪の燃焼率を高める働きもありますので、無駄なく脂肪を落とす事に繋がります。

筋トレを継続させるコツ⑥ 筋トレをしない日を決める

仕事が忙しいとなかなか筋トレが思うようにできない葛藤があるでしょう。
「今日こそはジムに行って筋トレをしようと思ったのに残業で…」そんな葛藤から筋トレをしていない自分を責めてしまいがちです。これはモチベーションの低下につながります。

そんな方にぜひオススメしたい方法は、筋トレを「しない日」を決める、です。

通常は筋トレを「する日」を決めるものでしょうが、する日を決めても突発的な予定が入ったりすることで上手くいかないのです。では、しない日を決めるとどうなるのでしょうか?

心理的には「今日は筋トレをしないぞ」となるので、溜まっている仕事などを集中的にこなすことができます。その結果、筋トレをする日に残業をするリスクを減らすことができる、ということなのです。

筋トレを継続させるコツ⑦ 常に追い込みすぎない

これは上級者向けのアドバイスで、もうすでに継続的トレーニングしているのなら「身体を限界まで追い込み過ぎないこと」がポイントです。

これは筋トレを長期的に楽しく継続させる為の秘訣と言えるでしょう。プロのアスリートではない限り、毎回のセッションで限界まで追い込む必要性はありません。

身体を限界まで追い込むのには大きな労力が必要です。そしてそれ以上に精神的に大きなストレスをもたらします。このストレスは筋トレをキツい、面倒くさいと感じさせる原因になりかねません。また、限界まで追い込んだトレーニング後の達成感や満足感は何にも代え難い幸福の時とも言えるでしょう。

その瞬間は良いのですが、この満足感が必要以上に大きいと、次回のセッションに対するモチベーションが上がりにくくなる傾向があります。そしてそのモチベーションが上がりにくい状況でトレーニングに取り組む事は精神的な負担になりますし、セッションの質の低下に繋がりかねません。

筋トレは長期的に取り組む必要があるので、追い込み過ぎずに余裕を持って筋トレから引き上げる勇気を持つ事も時には大切です。

もちろんこれは「楽をして体を鍛えろ」と言っているのではありません。時には身体の限界を試す様なセッションも必要ですが、プロのアスリートでない限り8~9割程の追い込みでも十分に身体に改革を起す事が可能です。

追い込み方を減らす分、より質にフォーカスして取り組めるようになるでしょうし、それが筋トレの効果を更に高めてくれるでしょう。次回の筋トレが楽しみな状態でその日のセッションを終えると、簡単に高いレベルでモチベーションの維持が可能になるでしょう。

筋トレを継続させる為のコツに関するまとめ

●最新のトレーニンググッズを利用してモチベーションを上げる
●バリエーションを豊富にして、常にフレッシュで
●筋トレを行う環境にも変化を入れる
●自分にご褒美を、飴と鞭を賢く利用する
●映像や音楽、コーヒーを利用して継続できる様にする
●筋トレを「しない日」を決める
●追い込み切らない、あと少しのところで止める勇気を持つことも時には重要

何事も「継続は力なり」です。今回紹介した方法を試してみて、自分に合ったものを探してください。

また、重要なことは「3日坊主になっても自分を責めない」ことです。3日坊主でもそれを10回続けたら1ヶ月継続できていることと同じです。いろんな手法を試してみましょう。

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