意外と知らないお尻の筋トレの重要性とは？女性必見！

ブラジルのサンバを踊る女性や中南米の女性は、キュッとしまっていて上向きの健康的なお尻が好まれると言われています。日本ではそこまでのお尻はあまり求められませんが、やっぱり重力に負けない美しいヒップラインは憧れですよね。そうしたお尻は、同時に下半身のラインも美しく見せてくれます。

そして、お尻の筋肉と言うのは全身の中でも非常にサイズが大きい筋肉です。この筋肉を鍛えることで基礎代謝の向上にも繋がり、脂肪を燃焼しやすい体にもなります。お尻の筋トレは、内と外両方で女性を美しくしてくれるのです。

お尻を筋トレで鍛えると、健康面でも大きく2つの嬉しい効果があります。それは「姿勢の改善」と「腰痛の改善」です。

皆さん、試しに立った状態でお尻に力を入れて見てください。普段は猫背気味な人も、お尻に力を入れると腰が前に動いて背筋が伸びるのを感じると思います。

お尻の筋肉によって骨盤が支えられ、それに連動して上半身の姿勢改善にも大きな効果があるのです。

お尻の筋肉が凝り固まっていると、本来お尻が吸収してくれるはずの負荷や衝撃が腰などの他の部分にかかってしまいます。

そのため、お尻の筋肉を鍛えたり、ストレッチやマッサージによってお尻のクッションを取り戻すことで腰痛の改善に効果が期待できるのです。

女性に嬉しい効果が沢山あるお尻の筋トレ。次からは数ある筋トレメニューから自宅でもできる3つのトレーニングをご紹介します。

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スパイン・ヒップリフトは、お尻にある「大臀筋」と言う大きな筋肉のほか、ももの裏側や背筋の一部も鍛えられる便利な種目です。

まず仰向けになり、両膝を90度に曲げましょう。両手はまっすぐ伸ばした状態にしておきます。この状態から、お尻に力を入れて上半身を持ち上げましょう。膝上から腰、上半身が一直線になるまで持ち上げたら一度静止し、そしてゆっくりと体を下ろします。

お尻をキュッとしめる動きに連動させて体を動かすのがコツです。腰を痛めないよう、反動や勢いをつけずに行うようにしてください。腰痛の改善効果も期待できます。

サイド・ヒップレイズでは、大臀筋の近くにある「中臀筋」「小臀筋」の2つを鍛えることができます。2つとも大臀筋よりもサイズが小さい筋肉なのですが、いずれも股関節や骨盤など体にとって大切な場所と密接な関係にある筋肉なので、合わせて鍛えるようにしましょう。

スタートポジションは四つん這いです。背筋は伸ばしたまま、曲げたり反らしたりしてはいけません。この状態で、片方の足をゆっくり横に持ち上げていきます。お尻の外側の筋肉を収縮させるイメージで、足は四つん這いの形のまま持ち上げるのがコツです。

股関節が硬い人はなかなか持ち上げるのが大変かもしれません。あまり無理はせず、できる高さでゆっくりと行うようにしましょう。

アブダクションも、サイド・ヒップレイズ同様に中臀筋・小臀筋を主に鍛えることができます。大臀筋はスクワットなどの主要な筋トレでも使われる筋肉なので、お尻の筋トレではむしろ中臀筋・小臀筋を意識して鍛えるといいでしょう。

アブダクションは横向きに寝た状態から始めます。この状態で、上になっている足をゆっくり天井に向けて持ち上げましょう。この時足は曲げず、まっすぐ伸ばして行います。体のバランスを崩しやすいので、両手は前に伸ばし、下になっている足は膝を軽く曲げて体を支えるようにします。

他のトレーニング同様、ゆっくりとした動作を心がけてください。

お尻は、体のバランスを取る骨盤や様々な内臓が集中している部分にあります。そのためここにある筋肉を鍛えると、美容だけでなく体にとっても良い影響をあたえることができるのです。

内も外も美しい体を手に入れるために、ぜひ今回紹介した筋トレを試してみてください。

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