綺麗な腹筋に憧れて腹筋マシンを購入してみたけど効果があまなかった、という人は選び方が間違っているかもしれません。腹筋マシンの選び方はその人の現在の状態に合わせて購入する必要があります!「人気の商品はどれ?」「なるべく安いものがいい!」などおすすめの器具を紹介します。
腹筋マシンの選び方は現在の体脂肪率で
綺麗な縦線が入った腹筋に憧れます!
人生一度くらいシックスパックになってみたいです!腹筋マシンってたくさんありますが、どれがいいんでしょうか?
宮城島大樹監修トレーナーからのアドバイス
NESTA PFT
食コンディショニングアドバイザー
腹筋マシンは種類によって効果は様々です。それぞれの目的にあったものを選べば綺麗な腹筋に近づきますよ(^^)
ざっくりと体脂肪率や、普段から腹筋を鍛えているか?によって選ぶべき腹筋器具が変わるからです。
宮城島大樹監修トレーナーからのアドバイス
NESTA PFT
食コンディショニングアドバイザー
例えば最近人気の「SIXPAD」は腹筋の基礎筋力をつけるものですので、すでにうっすら腹筋が割れている人が最後の追い込みとして使うには強度が不十分だったりします。
① 男性で体脂肪率20%以上、または女性で体脂肪率30%以上
お腹わまりにしっかりとお肉が乗って横腹は浮き輪状態。引き締まった腹筋を手に入れるためには、まずは基礎的な腹筋の筋力と体脂肪を落とす必要があります。
おすすめの腹筋マシンはSIXPAD(EMSマシン)、
バランスボール、フラフープ、腹筋トリマー、加圧シャツです。
② 男性で体脂肪率18%以下、または女性で体脂肪率25%以下
うっすら腹筋の割れ目が見えかけている人です。基礎的な腹筋力はあるので、少し強度が高めの腹筋マシンを使いましょう。
おすすめはシットアップベンチ、腹筋ローラー、ワンダーコア
ただ、ただ体脂肪率が低いだけで腹筋の筋力に自信がない人は①の器具からスタートしましょう!
③ 男性で体脂肪率12%以下、または女性で体脂肪率22%以下
かなり腹筋がくっきり見えてきている状態です。あとは腹筋を追い込み、高強度のトレーニングが可能なマシンを使いましょう!
おすすめは腹筋ローラー、バランスボール、ダンベルです。
まとめると以下になります。
対象者 | 腹筋マシン |
---|---|
①の対象の人 | SIXPAD(EMSマシン)、バランスボール、フラフープ、腹筋トリマー、加圧シャツ |
②の対象の人 | シットアップベンチ、腹筋ローラー、ワンダーコア |
③の対象の人 | 腹筋ローラー、バランスボール、ダンベル |
おすすめの腹筋マシン〜腹筋の筋力に自信がない、初心者向け〜
まずは基礎的な筋力と、お腹周りの脂肪を落とす必要があるので、「無理なく筋力がある程度つき、長時間行えるので脂肪燃焼効果も期待できるもの」になります。
宮城島大樹監修トレーナーからのアドバイス
NESTA PFT
食コンディショニングアドバイザー
体脂肪を落とすにはどんなに高強度の腹筋を短い時間行うよりも、低強度の刺激を長時間与えたほうが効果的です。
SIXPAD(EMSマシン)
筋肉に電気信号を送ることで腹筋の筋繊維を強制的に刺激し、トレーニングをしている状態にすることです。電気信号の周波数が20Hzと、最も筋肉に刺激が入る数値を科学的に計算されており、初心者が基礎筋力を手に入れるにはとてもおすすめの器具です。
バランスボール
①の対象者は初心者なので、バランスボールにただ座ってバランスを取るだけで体幹・腹筋が鍛えられるので、普段テレビを見ながらバランスボールに座る習慣をつけてみてはどうでしょうか?毎日30分座るだけでも脂肪燃焼効果が期待できますよ!
フラフープ
フラフープを回すときに腰を大きく動かすと思いますが、これによって腹筋にかなりの刺激を与えることができます。しかも、フラフープによる運動は体幹にも大きな効果を発揮してくれるので、筋トレとしてもダイエットとしても効果絶大なんです!
腹筋トリマー
また、腰にかかる負担も軽減されるので、腰に不安がある人にとってもおすすめです。
加圧シャツ
着るだけで劇的な効果が見込めるものではないですが、加圧シャツを来ながらトレーニングをすると脂肪燃焼効果もかなり高いものが期待できるので人気の商品です。
おすすめの腹筋マシン〜うっすら腹筋の割れ目が見える人向け〜
十分に腹筋の力が強くなくとも基礎的な筋力がある人(腹筋運動を自力で10回出来る人)です。
シットアップベンチ
シットアップベンチの最大の特徴はベンチに「角度」をつけられるという点です。これにより普通の腹筋運動の負荷を上げることができます。やや場所を取ってしまいますが、ダンベルなどと併用することで様々なトレーニングに応用できます。
【プロトレーナー解説】トレーニングの応用が効くとても便利なグッズである「トレーニングベンチ(筋トレベンチ)」の種類と選び方、そして具体的なトレーニングメニューを紹介します。これだけでベンチを使った筋トレは十分です!トレーニングベンチを使って理想的な身体を目指しましょう。
腹筋ローラー
負荷が大きい分腰のケガにもつながりやすいのですが、②に該当する人はまず、ヒザをついて行う通称「ヒザコロ」から始めましょう。
腹筋マシンならこれ1つで十分というほどの実力派マシンです。
ワンダーコア
負荷自体はそんなに高くありませんが、腹筋運動をやるのが億劫な人には、補助がありつつある程度の強度で腹筋運動ができるのでおすすめです。
おすすめの腹筋マシン〜シックスパックまであと一歩の人向け〜
ここで必要な器具は「つけるだけ」といったものではなく、あくまで腹筋の筋トレをしつつ、家でもその強度を劇的に高くしてくれるものになります。
腹筋ローラー(上級者向け)
以下の記事で腹筋ローラーの使い方を詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
腹筋ローラーの基本動作は意外と知らない方も多いでしょう。なんとなくやっているフォームだとケガをする事も多いです。腹筋ローラーの正しいやり方と効果を解説します。
バランスボール(上級者向け)
バランスボールは普段自宅で行う筋トレと比べて、体幹や腹筋を鍛えるのに最適なトレーニング器具と言われています。女性なら美しいウェストを、男性なら憧れのシックスパックを手に入れられるというわけです。そんなバランスボールの持つ魅力や、バランスボールを使ったおすすめの腹筋トレーニングについて解説します。
ダンベル
腹筋の筋力はあり、自重の腹筋トレーニングでは十分に追い込むのに時間がかかる、という方はぜひダンベルを使って強度を高めてください。ダンベルならジムに行く必要がなく、自宅で超効率的な腹筋トレーニングができますよ。
よく「毎日腹筋を100回やってる」という風に、日々の習慣として腹筋を取り入れている人がいます。しかし本当に、腹筋は毎日やらないと鍛えることができないのでしょうか?毎日やるべきなのか、それとも適切な頻度があるのか、そんな腹筋にまつわる基礎知識を解説します。