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体の不調との付き合い方(練習を休むべきか等)

質問者

大人からバレエを始めた者(女性)です。
転居をきっかけに、新しいお教室に入会しました。
ここのお教室では、とにかく足が高く上がる方が多いので、足を上げるのが苦手な私は、ストレッチを頑張っていました。
勿論、上げた足をキープするための腹筋も欠かさずやってきました。(先生から習ったやり方でやっています。)
やはり、バレエは足が上がる方が見栄えがしますし、一緒にレッスンしている人が高く足が上がると、焦りもあります。
ちなみに、クラスのレベルは自分には合っていると思います。知らない・できないパはありません。

ところが、足を上げるストレッチをやり過ぎた所為か、足の後ろ側の、付け根の辺りを痛めてしまいました。
整形外科を受診し、飲み薬と湿布薬を処方していただいたのですが、未だに痛みは治まりません。
整形外科の先生からは「痛みが完全に治まるまで動かさない方がいい」と言われました。

現在、レッスンは休んでいません。レッスンをしていても、痛みを感じるのは足を上げる動きだけで、それ以外の動きをしても平気です。

痛みが治まるまでレッスンを休むとなると、相当な時間がかかりそうです。
体の柔軟性はかなり落ちてしまうでしょうし、レッスンを再開しても、しばらくはポアントも履けないでしょう。
(ポアントは週に2回以上のレッスンを受けない生徒は履いてはいけないとおっしゃる先生が多いです。)
そういう訳で、休むことはかなりの心労を伴いそうです。

とはいえ、このまま治らなかったら、体の他の部分にも影響が出て、バレエどころではなくなるのではないかという心配をしていない訳ではありません。

不調との付き合い方について、ご助言をいただけたら幸いです。

余談ですが、バレエは子供の頃から習いたかったのですが、近くにお教室がなく、親に言い出せませんでした。
うまくいかないことがあるたびに、「子供の頃からやっていれば」と思い、気分が塞いでしまいます。

トレーナーの回答

萩原智之

JATI-ATI 健康運動実践指導者

こんにちは。
西新宿にて活動を行っているパーソナルトレーナーの萩原です。
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運動や練習、スポーツを続けるかどうかの判断は、その「目的」によります。
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例えば、質問者様が甲子園に出場する高校三年生の生徒とします。
子供の頃から甲子園に出場することを目標に練習に励んできました。
しかし地区大会の試合中に怪我をしてしまいます。
痛みはあるものの出場に支障はありません。
しかし、今後の野球人生に影響が出る可能性もあります。
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この状態で出場しますか?
私なら出場します。
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しかしあなたが一年生ならどうでしょう。
もしかすると大事をとって欠場する選択肢もあるはずです。
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ですから、まずは質問者様がバレエを行う「目的」を明確にしましょう。
今後10年20年と長くやりたいのか。
今を楽しむために痛みを抱えながら行うのか。
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それによって選択も変わるでしょう。
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①今後10年20年と長くやりたい
→ 今は休むべき?
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②痛みを抱えながら行う
→ 頻度を下げたり、レッスンのクラスを変更して簡単なものにする
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③今の頻度とレッスンを継続する
→ 身体へのリスクは?
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この3つのパターンで、それぞれメリットとデメリットを書き出してみてはいかがでしょうか。
最終的に決断するのはご質問者様ご本人ですし、後悔しない決断をして下さい。
他人に回答を依存すれば、何をしても後悔することは間違いないと思います。
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そして、その判断材料が足りないと思うなら、相談すべきは顔を合わせたこともない他人ではなく、レッスンの先生とドクターですよ。
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以上です。

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