痩せるためには自己管理を行い、食事や生活習慣から変えていく必要があります。今回は、痩せない人、痩せていない人の食事・生活習慣をご紹介します。
痩せない人の食事や生活習慣|よくある失敗
食事制限したけど痩せないのはなぜ?
まず挙げられることは、摂取カロリーが減っていないことです。1食分を抜いても1日の総摂取カロリーが変わらなければ意味がなく、1食抜いた後に食べ過ぎることで、血糖値が上がり過ぎ、逆に太ってしまうことが多いです。
カロリーや脂肪を消費できていないことも大きな要因です。摂取するカロリーだけを下げても元々あるものを消費しないと痩せることができません。カロリーを消費するために基礎代謝を上げるのに筋トレやタンパク質の摂取、脂肪を燃焼させるために冷えの防止や有酸素運動など普段の生活習慣も重要です。
【プロトレーナー解説】食事制限ダイエットは多くの人が失敗しがちです。なぜ失敗してしまうのでしょうか?原因を知り、しっかり対策すれば必ずダイエットは成功します!間違えがちなやり方と、正しい食事制限ダイエットのおすすめの方法を紹介します。
朝昼晩それぞれの食事に適した食材がある
朝食にオススメなのがヨーグルトやスムージーです。適度な糖分を取ることができ腸内環境を整えてくれます。ただし、糖分を多く取ってしまうことになるため、フルーツやジャムなどの量には気を付けましょう。
昼食は卵や肉や魚などのタンパク質が多いものを食べましょう。タンパク質を摂取することで筋肉を作り、代謝アップ効果が期待できます。
夕食には野菜をたくさんとりましょう。夕食後は動くことが少ないため炭水化物やタンパク質よりも、様々な栄養素を持つ野菜を食べると良いでしょう。このように痩せる食事の仕組みを作って習慣化していくことが痩せることへの大きな近道です。
何気なく食べているおやつに要注意
おやつには炭水化物や糖分が多いものが多くありますがこれらはオススメできません。食事で気をつけるのと同じようにおやつでも炭水化物や糖質は控えたいところです。そこでオススメなおやつが血糖値が上がりづらい低GI食品です。
ゼリーやプリンなどの定番のおやつもこの低GIに含まれていますし、最近では低GIを売りにしている商品も数多く出てきているので自分の好みのものを探してみましょう。
また、ピーナッツやくるみ、ピスタチオなどは空腹を和らげると同時に良質な脂質を摂取できるいいおやつです。さらに糖質制限の面で諦めそうになるチョコレートも糖分の少ないブラックチョコレートならポリフェノールも摂取できいいおやつになります。
いろいろと紹介しましたが、何より量を気にすることが大事になってきます。美味しくて食べ過ぎてしまうのもとてもよくわかりますが、目標のためです。自分の生活習慣にあったいいおやつを見つけましょう。
痩せている人の食事、生活習慣
そこで、痩せている人が行っている食生活習慣を紹介します。まず食事はお腹が空いた時にとり、腹八分目を心がけます。お腹が空かないのに食べたり満腹になるまで食べるのは多くカロリーをとることにつながってしまい、かえって太ってしまう可能性があります。
また、食べるときはしっかり噛み、ゆっくり食べることも心がけてください。食事開始後20分程度で満腹中枢が刺激され、満腹感を感じるようになるため、食べ過ぎを防止することができます。
次にバランスのいい食事を心がけます。健康的に痩せるためには1日に食べる栄養バランスを考えた食事をとることが重要です。はじめのうちは難しいかもしれませんが、生活の中で気をつけていくうちにバランスを考える習慣ができてくると思います。
飲み物はできるだけカロリーを抑えます。最近ではカロリーオフや0カロリーのものが多くなってきているのでそれらを選ぶ習慣をつけましょう。また、食事をする時にはゆっくりよく噛んで食べることをオススメします。満腹感を得られるのと同時にしっかり消化することができるようになるので痩せやすいサイクルができることでしょう。
ダイエットをしているときは食べるものを制限するため、どうしても栄養不足になりがちです。そんな栄養不足を解消し、かつカロリー摂取量も控えることができるのが「野菜ダイエット」です。野菜を摂ることでダイエット効果は期待できますが、野菜だけを摂ることはダイエットに逆効果になり得ます。正しい野菜ダイエットの方法を解説します。
痩せるためには食生活を変えること
食生活や生活習慣は長い間続けてきているため急に変えることは難しいかもしれませんが、注意して少しずつ変えていくことで結果はだんだんと見えてくるはずです。
規則正しい生活の中で、適した時間に適した食事を適した量とりながら、運動をしてカロリーを消費していくことが痩せることへの近道です。ぜひ自分の生活習慣を見直し、痩せた理想のカラダを手に入れてください。
ダイエット中でなくても、健康を維持するために心掛けたい一日あたりの摂取カロリーは「基礎代謝量」と消費カロリーから算出することができます。自分の大体の基礎代謝量を知り、そこから摂取するカロリーを気をつけることは大切です。