運動不足をセルフチェックする方法!あなたの運動量は足りている?

自分の運動量が足りているかどうか分かりますか? 運動不足は体に現れている症状を見直すことで簡単にセルフチェックが出来ますが、その症状は運動とは関係ないように思えるものも多く、運動不足だと気づかない人も多いです。この記事では運動不足をセルフチェックする方法として、運動不足によって体に現れる症状を紹介します。

疲れやすい、熟睡できない……『日々の疲れ』でチェック

運動不足になると少し体を動かしただけで疲労を感じるようになります。これは筋肉量が落ちて基礎体力が減り、スタミナや心肺機能が低下した事によって起こる症状です。短い距離を歩いたり階段を上ったりしただけで息が上がるのは運動不足の典型的な症状です。重いものを持ち上げるのがキツくなったら、筋肉量の低下が疑われます。

こうした疲労が続いたり、ちょっとした運動で筋肉痛になるようなら要注意です。なぜなら、運動不足の状態では慢性疲労になりやすいからです。肩こりや腰痛などの慢性的な痛みに悩んでいるなら、それは運動不足による血行不良が原因の可能性もあります。

また、運動不足が続くと睡眠の質が低下し、疲れが取れなかったり眠れなくなります。本来、睡眠は疲労や体力を回復するための行為ですが、運動不足では体に疲れが少ないため熟睡できません。

睡眠不足だと脳の疲れが取れない上、自律神経の乱れを引き起こし、うつ病をはじめとした精神疾患の原因にもなります。適度な疲れは睡眠に大切と言われますが、体や心の健康を保つためにも運動は非常に重要なのです。

お腹のたるみ・肥満、便秘……『体重増加』でチェック

運動をしないと肥満になる……当たり前のことですが、運動不足の状態ではエネルギーが消費されにくいので脂肪が蓄積して太ってしまいます。さらに基礎代謝が落ちるため、脂肪が溜まりやすい上にカロリーを消費しにくい体になります。

つまり運動不足は単純に太るという話ではなく、「痩せにくい体になってしまう」という事です。エネルギーが使われず溜まる一方なので、ますます運動不足に拍車がかかります。肥満やお腹の肉が増えたのなら、それは運動不足のサインです。

運動不足の症状は内臓にも現れます。分かりやすいのが「便秘」です。腸の機能が弱まる為、便の自然な排泄が出来なくなります。便秘というのは日常的に起こる症状ですが、運動不足が原因だとはあまりイメージされません。慢性的な便秘でお悩みの人、近ごろ便秘が続くようになったという人は、運動不足を疑ってみましょう。

便秘の原因としては、運動不足から生じる筋力の低下もあります。腸腰筋と呼ばれる下腹部の便を排出する筋力が低下すると、便秘になりやすいです。

運動不足から便秘が生じるメカニズムと対策について、詳しくは『筋トレを生活習慣に取り込み便秘を解消しよう!』をご覧ください。

ゴハンがあまり美味しくない……『食欲不振』でチェック

食欲が湧かないなら痩せると思いがちですが、実は逆です。運動をしなければエネルギーが消費されないので、食事も進まなくなります。

体調を崩していないのに前よりも食欲が湧かないという人は、普段の運動量を見直して見ましょう。ほとんど運動していない場合、その食欲不振は運動不足が原因の可能性が高いです。

風邪を引きやすくなった……『体調トラブル』でチェック

運動不足になると免疫力が低下します。すると風邪をひきやすくなったり、インフルエンザなど病原菌に起因する病気にもかかりやすくなります。健康への影響という意味では、これは運動不足が引き起こす一番の弊害といっても良いでしょう。

体調を崩す原因はさまざまありますが、運動不足によっても体調不良は起こります。病気対策をしているのに体調を崩しやすくなったという人は、運動不足を疑いましょう。

生活習慣の中に運動不足の可能性が潜んでいる!?

また、生活習慣の中にもチェックすべきポイントがあります。

夜中や深夜など就寝前に食事を摂る事が習慣になっている場合、摂取したエネルギーが使われないまま身体が休息モードになる為、エネルギーが脂肪に変わってしまいます。

喫煙している場合は心肺機能が低下して息が切れやすくなる為、無意識のうちに体を動かす行為を避けるようになります。夕方や夜に1日の疲れを感じやすいのも運動不足の特徴です。これはスタミナが無くなっている為、1日が終わる頃には体力がほとんど残っていないのが原因です。

運動不足の場合は改善していこう

以上が運動不足をセルフチェックする時のポイントです。このような症状が複数思い当たる場合、慢性的な運動不足である可能性が高いです。

運動しようにも、仕事や家事に追われて時間がない人も多いでしょう。そういったまとまった時間が取れなくても、日常的なアクションを改善する事で運動不足解消は出来ます。

例えば「エスカレータではなく階段を使う」、「通勤ルートを遠回りして歩く時間を増やす」など。運動不足はぜひ対策をするようにしてください。

生活習慣のほかに、職業上の理由で運動不足になる場合も多いです。事務や経理などのデスクワークに就いており、仕事中のほとんどを座って過ごす人は運動不足に陥りやすいです。特に仕事時間が不規則だったり残業が多い職場の人は要注意。深夜に食事をする場面が多い上、疲れも残りやすくなります。こうした職に就いている人は、より意識的に運動時間を増やした方が良いでしょう。