【プロトレーナー解説】女性向け!腕が太い原因は「脂肪太り」「筋肉太り」「脂肪+筋肉の霜降り」タイプの3つ。3タイプの太り腕を細くする方法と具体的なエクササイズをご紹介します。
女性の腕が太い原因は3タイプある
①脂肪太りタイプ
基本的に脂肪の付く位置や落とす順番はコントロール出来ません。しかし、筋肉の可動の少ない部分は脂肪がつきやすく、ダイエットしても落ちにくい傾向があります。腕が脂肪で太くなってしまうのも二の腕周辺の筋肉の可動が少ない事が原因です。可動が少ないので老廃物が溜まりセルライトもできやすくなります。
特にパソコンやスマホをいじる習慣が多かったり、骨盤後傾から猫背になりやすい日本人女性は脂肪太りが多い傾向にあります。
②筋肉太りタイプ
筋肉太りの場合、腕のトレーニングは逆効果になりますので気を付けましょう。
③脂肪+筋肉の霜降りタイプ
このタイプもセルライトができやすく、3つのタイプの中でも一番落とすのが難しい傾向がありますが、正しい対策を知っていれば確実に細くしていくことは可能ですので安心してください。
番外編 〜皮膚のたるみ~
女性の場合、3タイプの太り腕があったんですね!
藤井 美紀監修トレーナーからのアドバイス
NESTA認定パーソナルフィットネストレーナー / ダイエット&ビューティースペシャリスト
そうですね。タイプにより対策も違ってきますので、次はそれぞれにおすすめのエクササイズや太り腕の悪循環から抜け出す注意点をご紹介します。
太い腕を細くする方法3つ~脂肪太りタイプ~
①肩甲骨ストレッチ
2.息を大きく吸いながら腕を上にあげ、吐きながら元の位置に戻します。
これをゆっくりと10回1セット1日3回以上行いましょう。肩甲骨を寄せるように&胸がストレッチされるのを感じながら行ってください。デスクワークの最中に椅子に座りながら行うのもおすすめです。
②ダンベルキックバック
2.肘を90度にセットしたら、小指側から腕を伸ばしひじ上の筋肉(上腕三頭筋)が収縮したところで1秒止めます。
このエクササイズを一日20回×2~3セットを目標に行いましょう。
背中が丸まったり、肘が上下にぶれないように注意しながら、ひじ下の力は抜いてひじ上に意識を集中して行ってください。
③リバースプッシュアップ
2.肘が90度になるまで上体を真下に下ろし、また元の体勢に戻ります。
これを10回×2~3セット行いましょう。この時、力が足の方に逃げないよう、常に視線は前、姿勢を正したまま行うのがポイントです。
藤井 美紀監修トレーナーからのアドバイス
NESTA認定パーソナルフィットネストレーナー / ダイエット&ビューティースペシャリスト
②と③の種目は上腕三頭筋を刺激するトレーニングになりますが、③は比較的強度が高いので難しければ②から挑戦してみましょう。
また脂肪を落とすには食事のコントロールも必要です。カロリーコントロールとこれらのエクササイズ併せて行うことでより早い結果が期待できるでしょう。
太い腕を細くする方法3つ~筋肉太り&脂肪+筋肉霜降りタイプ~
①マッサージで柔らかくする
②速筋を刺激しない
そしてこの速筋は遅筋に比べより大きく太くなりやすい性質があります。このことから、同じ筋肉でも速筋を刺激しない2つの意識が大切です。
1、勢いよく物を持ち上げない
物を持ち上げる時はお腹に力を入れゆっくりと。できるだけ腕の負担を減らす意識を心掛けましょう。特に肘を曲げて持つと上腕二頭筋が刺激されるので注意しましょう。
2、重いものは体幹で持つ
下にあるものを持ち上げる時は一度腰を落としてからお腹に力をいれて持ち上げましょう。腕の負担を減らすために体幹を鍛えるのもおすすめです。
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③肩甲骨の筋肉を強化
<肩甲骨トレーニング①>
1.タオルやゴムチューブを胸の前で広めに持ち、胸を張って立ちます。
2.肩甲骨を内側に寄せ一番収縮したところで3秒止め元の位置に戻します。
これを10回3セット行いましょう。胸を張るときは腰から反らないように、お腹にしっかり力を入れるように注意しましょう。
1.タオルやゴムチューブを頭の上で広めに持ち、胸を張って立ちます。
2.肩甲骨を内側に寄せるように意識しながら腕を下ろし、一番収縮したところで2秒止め元の位置に戻します。
これを10回3セット行いましょう。
番外編~力こぶの落とし方~
力こぶをつけるのは、主に肘を内側に曲げたときに負荷がかかっている状態が続くことが原因です。例えば女性なら子供を抱きかかえる時や重い買い物袋を腕にかけ肘を曲げて持つなどがそれにあたります。トレーニングならアームカールや間違ったフォームでのベンチプレス、ベントオーバーローで肘を曲げすぎる…などが力こぶを発達させる原因になりますので気を付けましょう。
これからトレーニングに励む脂肪太りタイプの方も、この先間違って力こぶを鍛えない為に是非参考にしてください。
藤井 美紀監修トレーナーからのアドバイス
NESTA認定パーソナルフィットネストレーナー / ダイエット&ビューティースペシャリスト
3つタイプの太り腕はそれぞれ対策が違うのでまずは自分のタイプを見極めましょう。
また、脂肪+筋肉の霜降りタイプは、脂肪太りタイプ同様、脂肪を落とすための食事のコントロールも並行して行うとより速い結果が期待できます。
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