筋トレこそアンチエイジングに効果的!老化防止に筋トレを取り入れよう!

筋トレとアンチエイジングの関係性とは?加齢とともに低下(老化)する人間の生理機能や見た目の変化にも筋トレのアンチエイジング効果は期待できるのか解説していきます。

アンチエイジングとは?筋トレの観点から見た関係性

アンチエイジングとは加齢とともに落ちてくる生理機能をなるべく急激に落ちないようにすることです。いつまでも若々しく元気で健康であり続けたいと考えているのであれば、積極的にアンチエイジングに取り組むことをオススメします。

加齢とともに落ちてくる機能の代表的なのが心肺機能や肝臓機能、呼吸循環器などが当たります。それらの衰えを緩やかにすることで全身の加齢老化を防ぎ健康寿命(健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のこと)を延ばすことが目的です。

身体の衰えを止めることはできませんが衰える速度を緩やかにすることは可能です。その衰えのスピードを緩やかにする方法の一つが運動です。その中でも筋トレは効果が大きく実感しやすいのでオススメです。筋トレをすることで加齢とともに落ちてくる筋肉量を保ち、体内循環を促すことで老廃物の排出や心肺機能や呼吸循環器形の機能を保つことができるのです。

有酸素運動と組み合わせることでより効果的になりますので、実践してみてください。

体内のアンチエイジングにも筋トレを行うのが効果的?

アンチエイジングにおいて重要視されている一つが心臓と血管の働きを保つことです。

心臓はポンプの役割があり、全身に血液を送る出発点なのです。心臓から送られる血液の通り道である血管を若々しく保つことで、全身に血液と一緒に酸素や栄養も送られるほか、老廃物の循環も正常に行えるので体内を綺麗に保つことができます。

血管にコレステロールやプラークといった血液の通りを邪魔する物質が溜まりすぎると血管が詰まり心筋梗塞などを起こす危険さえあるのです。運動を行うことで血管の柔軟性を高めることができ、強い圧力(最高血圧時にかかる圧)にも問題なく耐えることができコレステロールやプラークを血管内にあったとしても詰まる可能性が低くなるのです。

筋トレを行うことで筋肉がつくことはもちろん、アクティブな生活を送ることで心臓機能を高められるでしょう。筋トレを定期的に行うことでポジティブな考えになりハイキングや遠出など活動範囲が広がり積極的に人と関わる機会が増えることも結果的にアンチエイジングに繋がるのでとても重要です。

筋トレには広い意味のアンチエイジングにも効果的で健康寿命を伸ばす重要な役割があります。筋トレは体内のアンチエイジング効果も高く普段の生活に取り入れて多くのメリットがあります。1日15〜30分ほどからでも筋トレや有酸素運動なども行うだけで効果が期待できます。

見た目にも筋トレでアンチエイジングが最適

加齢と共に全身の筋肉が減少し、たるみやシワなどの見た目に大きな変化をもたらします。20代をピークに筋肉は減少していき、筋トレを行わなければ30歳と70歳では筋肉量がおよそ半分になるというデータもあるほどです。

筋肉量の低下は姿勢の悪化や膝痛、腰痛の原因にもなり、外出などが億劫になり、引きこもりやネガティブ思考、など精神疾患の原因とも考えられています。

筋肉量の低下によって、顕著にわかりやすいのは顔の表情を表すときに使われる、「表情筋」そして自分では気づきにくいですが猫背やたるみなどがわかりやすい背中とお尻の筋肉、「広背筋」や「大臀筋」などがあげられるでしょう。

人間は表情によって相手とコミュニケーションを図るのでその表情がたるみ多くの感情を表現してもシワやたるみが邪魔をして表情から感情が伝わらなければ大きなストレスとなるでしょう。

そして後ろ姿は自分では気づかないうちに老化現象が表れており、気づいた時には実年齢より10歳以上老けて見えたりするのです。こうなると自分に自信が持てずに自分を嫌い攻撃的になったり情緒が不安定になったりと人との関係にも問題が生じてくる可能性があります。

まずは姿勢を正すことで様々な筋肉を使えるようになり、見た目年齢も若く保てるでしょう。姿勢がよいと自信にも繋がります。筋トレは自宅で簡単にできる「スクワット」「プッシュアップ」など、スタンダードなもので十分でしょう。

筋トレのアンチエイジング効果は脳やメンタルにも及ぶ

健康寿命が長くすることが目的の一つではありますが、WHOによる健康の定義には肉体的な事だけではなく、精神的そして社会的(家族、地域社会、職場など)3つの要素が安定していてバランスがとれた状態とあります。つまり、肉体的には健康でも人間関係や精神的に問題がある場合、本当の意味で健康とは言えないのです。

その点からも筋トレ、そして運動を通じて緩和する事が可能です。なぜなら、筋トレを行うと成長ホルモンが分泌されるためです。成長ホルモンは、細胞へのアミノ酸の取り込みを促進し、代謝を良くしたり、骨を丈夫にしたり、皮下組織の水分の含油量を高めるなどの作用があります。

成長ホルモンはゆっくりとした筋トレ(スロートレーニング)をするとたっぷりと分泌されるようになります。肉体的には筋トレで大いに解消できるでしょう。

また、筋トレをすることで成果がわかりやすく現れるため自己肯定感が生まれ、自分に自信が持てるのです。これだけでも大きな効果がありますが、他にもストレス発散、抗うつなど現代社会で大きな問題なっている精神疾患の予防、改善には筋トレを始めとする運動全般が効果的です。

気持ちが明るくなれば、人間関係などコミュニティでもストレス少なく関係を築く事ができるため筋トレをする事で、健康に向かって大きく進む事ができるでしょう。

アンチエイジング効果を上げる食事

筋トレで体に刺激を入れることでアンチエイジング効果を解説してきましたが、同じくらい重要なのは食事です。

人間は口から取り入れたもので構成されており(食べ物、水分、酸素など)取り入れるものをおろそかにしてしまうと栄養が偏り、免疫力が低下し風邪を引きやすくなったり感情の波が激しくなる、もしくは感情の変化がなくなるなど、障害が出てきます。

そうならないためにも食事にも気を配りましょう。
その中でも特に積極的に取りたい栄養は「タンパク質」です。タンパク質は三大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)の一つに数えられており、現代社会で摂取率が低くなりつつあります。体の組織を作る材料として重要な栄養素という役割を持っており、脳や内臓を始め、筋肉、皮膚、骨や歯、毛髪や爪などを構成します。

タンパク質不足になると髪の毛がボサボサになったり肌も再構築されずに年齢とともにボロボロになったりと若々しくある続けるためには多く摂取したい栄養素です。自分の体重(kg)に対して必要量(g)(70kgの人なら70g程度)を目安に毎日摂取すると体内から新しい組織ができ、髪や肌の質が変わってくるはずです。

毎日取り続ける事で内側からのアンチエイジングに繋がり見た目も大きく変わるでしょう。

アンチエイジングにおける筋トレの効果は絶大

アンチエイジングと聞くと最近ではコラーゲンやヒアルロン酸を注射したりと、外部から直接、組織に打ち込んだりと本来、人間持っている治癒や再合成能力を使わずに高いお金をかけるやり方が多く存在します。

もちろん直接打ち込む為その部位に関しては絶大な効果が得られるでしょう。しかし元々のアンチエイジングは全身、筋肉や内臓器、皮膚や髪の毛、爪など内側から改善していくものです。

筋トレや食事を意識することで目に見える所だけではなく体の内側から健康にそして綺麗に若々しい心身を手に入れる事ができるのです。老化が気になってきた方はぜひ実践してみてください。