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スクワット、インナーマッスルについて。

質問者

膝を痛めて、筋力のバランスが崩れてしまいスポーツ整形外科でリハビリとして教えてもらったスクワットをしていますが、毎日はなかなか気持ち的についていけません。両足スクワット、ランジ、片足スクワット各30回といった感じです。一番の目標が片足スクワットが足首体幹がグラグラせず深くできるようになることですが、今は痛みはないのですがうまくできません。ブルガリアスクワットの方がやりやすい気がするのですが、毎日はとてもできないので、一日置きとかでも効率よくできるコツってありますか?
お腹周りのインナーマッスル腸腰筋なども弱っているので接骨院では楽トレをすすめられています。インナーマッスルを効率よく動かせるようになるには楽トレしかないのでしょうか?
身長168体重52痩せ型30代後半男です。
トレーナーの回答

萩原智之

JATI-ATI 健康運動実践指導者

こんにちは。
西新宿にて活動を行っている萩原です。
順番は前後しますが、順を追ってご説明いたします。
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①インナーマッスルについて
インナーマッスルに限りませんが、筋肉は骨に付着し収縮をすることで関節を動かします。
その結果身体が動くわけですね。
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ですから、特定の機材を使わなければ鍛えれれない筋肉はありません。
○○筋が持つ働きに対して負荷をかければ良いのです。
腸腰筋に関しては、バックランジにおける後ろ脚(着地する脚)が効果が高いと言われていますね。
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接骨院の先生が何をもってインナーマッスルが弱いと判断したかは分かりませんが、具体的に弱い筋肉を聞いてみてはいかがでしょうか。
『○○筋 トレーニング』で検索すれば、良いトレーニングはいくらでも見つかると思いますよ。
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②トレーニングを取り入れる順番
競技復帰を目的としたリハビリ(アスレティックリハビリテーション)においても、トレーニングを取り入れる順番があります。
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必ずしもこの通りとは限りませんが、例としては以下の通りです。
スクワット
→スプリットスクワット
→ブルガリアンスクワット
→バックランジ
→片足スクワット
→フォワードランジ
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片足スクワットが上手くいかないのであれば、ランジのフォームも乱れているかもしれません。
スプリットスクワットやブルガリアンスクワットに変える方が良いでしょう。
(片足で立つことより、着地の方が難易度が高いです。)
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③片足スクワットにおけるフォーム不良の要因
片足系のスクワットのフォームが乱れている場合、筋力以外の面も目を向ける必要があります。
・足首の柔軟性低下(下腿三頭筋の硬さ)
・外反母趾
・偏平足
・内側広筋や殿筋群の筋力不足
・外側ハムストリングスや大腿筋膜張筋の硬さ
他にもたくさんありますが、上記筋肉のストレッチを取り入れるとフォームが改善されるかも知れませんね。
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トレーニングを行わない日はストレッチや足部を鍛える『タオルギャザー』でも良いかも知れません。
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以上となります。

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