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糖質制限ダイエットの心労がひどく、精神的に不安定です。

質問者

30代半ば・159cm・45kgの者(♀)です。
これ以上痩せようとは思っていないのですが、健康のために糖質制限ダイエットをして4か月になります。

当初はひどく体がだるく、頭がぼんやりし、仕事では頻繁にミスを繰り返していました。
最近はようやく慣れてきたという感じです。

ところが、糖質制限は食べて良い物と悪い物があるため、毎日同じような物ばかり食べており、最近は飽きるのを通り越して、気持ちが悪くなってきました。

また、同じ物を繰り返し食べるのはアレルギーが起こるとも聞いたことがあります。

最近は食べること自体が嫌になり、「あれは食べちゃいけない、これも食べちゃいけない、と言われるなら、いっそ、何も食べない方がいいじゃん」と思うことも多く、「食べて良い物」が手に入らないときは食事自体を抜いてしまうことが度々あります。

そして、その心労を食べ物以外の買い物(洋服・化粧品・本・音楽CDなど)を無節操に買いあさることで解消するようになりました。

ちなみに10代の頃は過食と嘔吐を繰り返したこともあり、また同じようなことになるのでは…と心配になっています。

あと、運動はしています。仕事で帰りが遅くなって疲れていても、必ずジムに寄って閉店時間間際まで運動に励んでいます。

心穏やかにダイエットするには、どうしたらよいのか、ご助言を賜れますよう、お願い申し上げます。

トレーナーの回答

萩原智之

JATI-ATI 健康運動実践指導者

こんにちは。
西新宿にて女性専門パーソナルトレーニング指導を行っている萩原です。
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質問者様がどういった糖質制限を行っているかが分かりませんので、ご存知であることをお伝えしてしまったら大変申し訳ありません。
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糖質制限は『糖質』を減らすかわりに『脂質』『タンパク質』をしっかり摂ること。
それによって『脂質』を主なエネルギー源とすることが大切です。
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つまりまずは『しっかりと脂質を摂ること』が前提であり、
『脂質をエネルギー代謝出来るかどうか』が重要です。
(脂質50%・タンパク質30%・糖質20%のカロリー比が簡単な目安となります。)
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体質によって上記に当てはまらない場合には、糖質制限が合わないことがあります。
糖質に関しては砂糖と異性化糖を『控える』程度に考えるようにすると良いでしょう。
毎日ジムに行って運動を行っているのであれば、蕎麦、お米などから『糖質』はしっかり摂る方が良いでしょう。
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また、食べるものの種類を増やしたいのであれば『摂取カロリーとPFCバランス』の管理の方が良いかもしれません。
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①現在の摂取カロリーを『目安』にする
②タンパク質は体重×1.2~1.5gを『目安』にする
③脂質は40g以下にならなければOK
のように緩く考えるだけでも維持は出来ます。
これを行えるのであれば食品は問いません(^^)
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食事は『栄養素の補給』のために行うものではありますが、『楽しむ』ことがとても大切だと思います。
『ルール』と考えず『ガイドライン』程度の考えると良いと思いますよ。
以上となります。

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高山 菜緒

日本赤十字社救急法救急員 健康運動実践指導者 オープンウォーターダイバー 一般社団法人ボディリラクゼーション従事者安全安心機構 全米ヨガアライアンス200

ご質問ありがとうございます。トレーナーの高山です。
過度な糖質制限は身体に毒になる場合があります。質問者者様のようにストレスに感じるようであれば食事は普通の量に戻すことをお勧めします。特に糖質は身体にとって重要なエネルギー源です。糖質は本来筋肉などに貯蓄されますが、糖質制限を行うと外から摂取にしないので貯蓄されている糖質をエネルギーとして使っていきます。それを使い切ると質問者様のように身体がだるくなったり、ぼんやりする症状が出ます。これは脳も糖質から作られるブドウ糖が足りなくなった証拠です。脳は、ブドウ糖を唯一のエネルギー源にしています。脳はほぼ一定の速度でブドウ糖を燃焼しており、脳だけで一日に120gものブドウ糖を消費するともいわれています。そのため糖質が不足すると、脳や神経への栄養が行き届かなくなくなるため、判断力が悪くなったり、注意力が散漫になるので仕事などでもミスをしやすくなります。
たしかに糖質を多く摂り過ぎれば肥満の原因にもなりますが、糖質は生きていく上で必要な栄養素です。「糖質を0にする」のではなく「食べる順番を工夫する」ようにして摂取しましょう。糖質を食事の最初に食べると血糖値が急上昇してしまい、肥満の原因にもなります。なので野菜や汁物から食べ、最後に糖質を摂取するようにしてみてください。

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