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長く続く左の腸骨の痛み

質問者

45歳、身長157cm、体重39kgの女性です。
2年前からジョギングを始め、8ヶ月前から速く走る為の練習を始め、3ヶ月前からマラソンに向けてのトレーニングに取り組んでいます。
5月に月間走行距離150km、ヒルトレーニングや12~15kmランニングを中心に練習をしていたところ、ある日、右膝が曲がらない感覚になり、同じく右のハムストリングスやお尻の下あたりに痛みを感じ、その日以来、ジョギングが出来なくなりました。

海外在住で相談できる人がいなく、病院へ行くのも腰が重く、こちらに質問させていただきたいです。

走るのを休み、それまで殆どしていなかったケアに取り組み、テニスボールでほぐしたり、ストレッチをしたりして1ヶ月が過ぎ、痛みが治まりました。
でも、1箇所よくならない所があります。
左の骨盤の腸骨の外側を指で押すと痛みます。
骨の下側です。

実は今回ケガをする以前から慢性的な違和感がありました。長時間、足が地面に付くかつかない位の高さの椅子に座った後に痛みを感じていましたが放置していました。

ランニングを始め、走り終わった後に痛みましたが深刻な痛さではないので放っておきました。

今回の怪我と関係しているのかわかりませんが、この膝の怪我の後、腸骨の痛みが強くなり、今はウォーキングしても痛みが出てきます。
あと、高い椅子に腰掛けた後、車の助手席に数十分座った後も痛くなります。
自分なりに調べて、太ももや臀部をほぐしたりしましたが改善せず、試しにジョギングしたところ、右膝は大丈夫ですが左の腸骨は4kmを過ぎると痛みだしました。
来年の5月に初マラソンを計画していたので、何とか治して再びトレーニングを再開したいです。
宜しくお願いします。

トレーナーの回答

萩原智之

JATI-ATI 健康運動実践指導者

こんにちは。
西新宿にて女性専門パーソナルトレーニング指導を行っている萩原です。
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まず前提として、日本においてトレーナーの資格は医療資格ではありません。
ですから『診察』が出来ないのです。
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様々な方法から『推測』を行い、受診を促すことしか出来ません。
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また、推測の方法は以下のHOPSSという方法を用います。
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①History(問診・聞き出し)
②Observation(視診・観察)
③Palpation(触診・触察)
④Special & Stress test(整形外科的テスト)
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つまり、『聞いて』『観て』『触って』『動かして』推測します。
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これだけ詳しく書いて頂いたので、伝わる事も多いのですが…
現在の情報から『〇〇かも』とお伝えする事で、症状を悪化させる可能性もあるんです。
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ですから、トレーナーの立場で言えば『受診して下さい』としか言えません。
来年の5月という目標があるのであれば、尚更早期受診が必要となるでしょう。
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【まとめ】
①トレーナーが出来るのはあくまでも『推測』
②文字だけの情報では『推測』も難しく、誤った対応をお伝えしてしまう可能性がある
③早期受診をお勧めします
以上となります。

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