食事の順番を変えるだけでダイエット効果が期待できる理由

普段何気なく食べている食事ですが、食べる順番を変えるだけでダイエットにつながることを知っていますか？食べる順番を考えるだけでダイエット効果だけではなく健康の増進にもつながるのでぜひチャレンジして習慣化してください。

食べる順番ダイエットとは？

食べる順番ダイエットとはその名の通り、食事の食べる順番を工夫することでダイエット効果を期待するダイエット法です。食事を制限するのではなく、カロリーや栄養の吸収の観点から順番を考えて食事する方法です。

具体的には野菜、スープ、メインのおかず、ご飯の順を守ってフレンチや割烹のコースのように一品ずつ食べます。ダイエット効果があることは紹介した通りですが、ただダイエットできるだけではなく太りにくくなるので、続けていくことでダイエットに成功した後のリバウンドを予防することもできます。

このダイエット法の最大の目的は良い順番で食べることで、しっかり吸収はするけれども太らないような吸収の仕方をさせることにあります。これを念頭において学んでいきましょう。

食べる順番ダイエットのやり方

すでにご紹介したように野菜（サラダなど簡単なものでよい）、スープ（味噌汁やとろみのあるスープ）、メインのおかず（肉や魚）、ご飯（米、パンなどの炭水化物）の順に食べ進めていきます。

野菜を最初に食べるのは、野菜は血糖値を緩やかに上昇させインスリンが適量分泌させることで脂肪のつきにくいカラダを作ることができます。また野菜はかさ高いので満腹感を得られやすく食べ過ぎの防止になります。野菜は大きめに切ることで噛む回数が増え、酢やオリーブオイルを使うことでより血糖値の上昇を緩やかにすることができます。

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さらに、空腹感を抑えるために野菜を食べた後は少し時間を空けると良いでしょう。そして、最後にご飯を食べますが、基本的にはご飯のみで食べることが理想です。

しかしご飯だけでは無理！なんて方も多いとおもいます。そんなときはご飯の前の肉や魚を80%食べたところで、残りの20%をおかずとしてご飯を食べましょう。加えて、調理の際になるべく油を落とすようにしてみたり、炭水化物の量を減らしてみるとより効果が得られるでしょう。

食べる順番を変えただけでこんな効果が！？

まず、血糖値が緩やかに上がるために満腹感が得られるので食べ過ぎの防止になります。

さらに野菜を食べた後に炭水化物などをとることによって糖が上手に消費されるようになるので余分な糖が出づらく脂肪のつきにくいカラダになります。また、血糖値を緩やかに上昇させることでインスリンの分泌を緩やかにできるため、糖尿病になることのリスクをぐんと減らすこともできます。血糖値の急な変動の積み重ねによって起こる動脈硬化を予防することもできます。

食べる順番を変えるだけで病気の予防にもなってしまうのです。

血糖値とインスリン分泌の関係について詳しくは以下の記事をご覧ください。