食事より、運動より、気持ちがあなたを太らせる。太る人の考え方とは!?

ダイエットの方法は世の中に数多く存在します。しかし、ダイエットの「やり方」を勉強する前に、前提となるダイエットをする上での気持ちの「在り方」を知りましょう。考え方が行動となり、結果的にダイエットを成功させるのです。ここではダイエット成功の秘訣となる、大切な気持ちの在り方を説明します。

太るから食べないようにする

ダイエットを始める人が真っ先に思いつくのが食事制限。食べる量を減らせば、消費カロリーが摂取カロリーを上回り痩せる、という至極当然な考え方です。しかし、食べなくても太りやすくなるのです。なぜそんな矛盾が生じるのでしょうか。その理由は血糖値にあります。

人の生命活動のエネルギー源として最も重要な栄養素のひとつがブドウ糖です。ブドウ糖は自動車のガソリンに当たる人体の燃料であり、血液中に血糖という形で含まれます。その血糖の濃度を血糖値と呼びます。

食事で摂った糖質は体内でブドウ糖に変わり、血糖値を上げます。1日にしっかり3食摂ることで血糖値は安定しますが、食事を抜くと次の食事で血糖値が急に上がり、その反動で今度は急激に下がります。

血糖値が下がりすぎると、お腹が空き過ぎて脳もイライラし、食欲が爆発して、食べ過ぎてしまう。ダイエット中でもお腹が空き過ぎてつらいときは、おやつに血糖値が上がりにくいチーズなどを食べることをオススメします。

カロリーを気にし過ぎる

ダイエットの基本はカロリーコントロールですが、10kcal単位でコントロールしようとしてませんか?カロリーを気にし過ぎて食品のカロリー表示ばかり見ることは要注意です。「食べる」か「食べない」かの意思決定には多大な精神エネルギーを使うためです。精神エネルギーを使うことはストレスになります。

スティーブ・ジョブズ、アインシュタイン、マーク・ザッカーバーグ、オバマ大統領などは毎日同じ服を着ています。不要な選択による精神エネルギーを使わないようにしているのです。

ダイエットのように何かを達成しようとするときには、不要な精神エネルギーを使わないことです。細かいカロリー計算はせず、大雑把にカロリーだけ把握し、食事をするように心がけましょう。

食事制限により体重が落ちても、カロリーを気にし過ぎてストレスが溜まり、かえって暴食に走りリバウンドしてしまう人は少なくありません。

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ダイエットが続かないのは意思の弱さだと自分を責める

街を歩けば美味しそうなラーメン屋さんやスイーツ店。コンビニの中も魅惑だらけ。世の中には美味しいもので溢れているのに、それを我慢することは不可能です。

そんな環境でダイエットに失敗しても不思議ではありません。決して落ち込んだりしないでください。ストレスがかからない、自分に合う方法を探し続けてください。ひとつひとつが三日坊主で終わっても、それを10回繰り返せば1ヶ月間続くことになるのです!

1ヶ月で5kg痩せる!といった明確な目標を決める

1ヶ月で体重5kg減、体脂肪率5%ダウン、腹筋を割る、くびれをつくる…。明確な目標を立てると頑張れる気がするのですが、それを達成するためには相当な努力が不可欠。結果的に挫折してダイエット失敗に終わりかねません。

明確な目標を立てると成功する気になるのはダイエットに限った話ではありません。例えば社会人で、5年後の自分はどうなっていたいのか?そのために目標を立てている人は多いでしょう。しかし、それを達成できた人は一体どれだけいるのでしょう?ほとんどの人が途中で諦めてしまいます。

重要なのは明確な目標を立てること自体ではなく、「成功するための習慣を作ることを目標にする」ことです。

食事は野菜から食べる、身体を動かすためにエスカレーターではなく階段を使うといった習慣を作りましょう。その習慣が続くことで結果的にダイエット成功となるのです。

ダイエットを楽しもう!

いかがでしたか?決して無理をせず、失敗しても落ち込まず、自分にあったダイエット方法をチャレンジし続けてください。理想のカラダを目指して頑張りましょう!