ちらし寿司は日本のお祝い事料理の定番です。そんなちらし寿司について、カロリーや栄養素などを開設して行きます。またダイエットには向いているのか、また、オススメのメニュなどなど紹介します。
ちらし寿司について、そのカロリーなど栄養素などを紹介
ちらし寿司とは?
ちらし寿司は日本の伝統的な料理です。と言っても江戸前のちらし寿司は江戸前のにぎり寿司から派生したことはわかっているのですが、各地で作られている五目ちらしやバラ寿司と呼ばれるものは、昔から食べられており、ひな祭りなどのお祝いにはかかせないものでした。
いつ頃からか正確にはわかっていません。ばら寿司の発祥の地と言われている岡山で、洪水があった時に、一汁一菜に制限する令が出され、その時に考え出されたのが、いろいろな海鮮を混ぜたバラ寿司を作ったと言われています。
ちらし寿司のカロリー・糖質・脂質・タンパク質は?
酢飯200gでのごく一般的なちらし寿司の栄養素を調べてみました。
栄養素 :内容
エネルギー :524kcal
タンパク質 :17.4g
脂質 :6.4g
糖質 :96.2g
うまくコントロールすればダイエット中も低カロリー、高タンパクの食事となります。
ちらし寿司のカロリーを他の料理と比較
いわば日本の庶民のご馳走料理の代表選手と言えるでしょう。しかし栄養素を見て見ると、ダイエット中は少し注意が必要だと思われます。
他の日本食のワンプレートといえば、丼なので、ご馳走丼と比較してみましょう。
ちらし寿司とうな重の比較
栄養素 :うな重(ちらし寿司)
エネルギー :688kcal(524kcal)
たんぱく質 :23.4g(17.4g)
脂質 :15.5g(6.4g)
炭水化物 :108.05g(93.5g)
ちらし寿司と海鮮丼の比較
栄養素 :海鮮丼(ちらし寿司)
エネルギー :734kcal(524kcal)
たんぱく質 :46.6g(17.4g)
脂質 :14.87g(6.4g)
炭水化物 :95.75g(93.5g)
と言っても肉類のような高カロリーなものは少ないです。鯛やハマチ、大トロなんていう脂のたっぷり乗ったものは別として、貝類やえび、マグロの赤身やイカなどなど低カロリーなものも数多いのでやはり、乗っている具材でかなり上下します。
ちらし寿司とローストビーフ丼の比較
栄養素 :ローストビーフ丼(ちらし寿司)
エネルギー :740kcal(524kcal)
たんぱく質 :30.3g(17.4g)
脂質 :20.3g(6.4g)
炭水化物 :103.6g(93.5g)
炭水化物はご飯を使っているので、減らないですし、脂肪分が多いのでその分高カロリーとなります。
高タンパク、高カロリーってことになります。
ローストビーフは使う肉によってピンキリではありますが、高級品になるほど、カロリーも脂質も高めとなります。
ダイエットを成功させるためには、一日の消費カロリーとバランスを取れるように摂取カロリー量を決めること大切です。そのためには、一日の消費カロリーを把握し、食事制限により摂取カロリー量を決めましょう。本記事では、消費カロリーの計算方法や、摂取カロリーの目安、基礎代謝をあげる方法を解説します。
ちらし寿司でダイエットするなら、おすすめの料理
砂糖不使用酢飯
米 3合
◯ 寿司酢(3合分)
酢 100ml
みりん 100ml
自然塩 小1
昆布1〜2枚
◯ 混ぜ具材
高野豆腐 1枚
人参 小1本
れんこん 10cmくらい
しいたけ 4枚
水 100ml
黄金タレ (醤油:酒:みりん=2:2:3で混ぜたもの) 100ml
◯ トッピング 海鮮類、大葉、錦糸卵、紅生姜、刻み海苔などお好みで
1.炊飯器で米をすし用ラインの水加減で炊く。
2.レンコンはスライス、にんじん、椎茸、高野豆腐は細かく刻み、黄金タレと水で煮詰める。
3.寿司酢を作ります。酢とみりんと塩を沸騰させてないように火を入れ、アルコールを飛ばす。
4.ご飯が炊けたら、作った寿司酢をまわしかけて、しゃもじで切るように混ぜる。
5.混ぜ具を絞って、汁を切って、酢飯と混ぜる。
6.お好みの魚介をのせて完成。
お好みの魚介は、イカ、マグロ赤身、ホタテ、ヒラメ、たこなど低カロリーな具材を選ぶと低カロリーになります。
ダイエット向き!低カロリーのちらし寿司、サラダちらし
だいたいどのレシピでも200g程度は酢飯を使います。これを半分の100g程度に減らすとカロリーは大幅に減ります。100gというとだいたい茶碗に軽く一杯程度になります。
酢飯に砂糖を使わないなども効果があるのですが、それが永谷園の寿司飯の素などをつかっても量を減らすことによるカロリー減はかなり効果があります。また、永谷園の酢飯の素などは、簡単に+C7かなりおいしく作れます。
しかし、そうなると魚介類などの刺身とのバランスが狂ってしまい。食べにくいです。そこでよく見かけるのが、サラダちらしです。レタスやきゅうり、カイワレなどなど、葉物の野菜をご飯の代わりに盛り付けます。
その上に、刺身を盛りつければ、出来上がりです。だいたい1/3以下程度にカロリーや糖質は抑えられます。
いろどりを考えて盛りつければ、華やかな演出にもなり、オススメです。
ちらし寿司でダイエットするときの注意点
また、魚介には、大トロの刺身のようなカロリーの高いものがありますので、イカやエビ、ホタテなどカロリーの低いものを選び、彩りは綺麗ですが、桜でんぶなどは避けましょう。代わりにトマトやパプリカなどなど別のもので彩りを考えましょう。
また、野菜を使ったサラダチラシでは、まずは野菜から順番に食べましょう。野菜から順番に食べることで食物繊維の効果で糖質の吸収を抑えられます。