下半身の筋肉の重要性は理解しづらいかもしれませんが、下半身の筋肉は人体の中でも大きい筋肉であり、ダイエット効果など非常に大切な筋肉です。まずはここで紹介する3つのステップで下半身に筋肉をつけましょう。1つ目は階段の上り下り、2つ目は早歩き、そして3つ目はスクワットです。運動初心者は、まずはこの3つから始めましょう。
階段エクササイズで下半身に筋肉量が増える
足を交互に出して、下半身の筋肉で自分の体重を支えながら一歩一歩上がる動作は、特に難しいエクササイズではありませんが、思っている以上に下半身の筋肉が育ちます。
階段エクササイズといっても、特別な時間をとってウェアに着替えておこなうといったものではなく、階段を使うことがエクササイズになるという意識を持つということです。通勤や買い物などで、目の前にやエレベーターやエスカレーターがあっても、階段を使うことを習慣づけると、下半身に筋肉のつきやすい体に変わるため、ぜひ挑戦してください。
さらに、下半身の筋肉を使ってひざに負担のない動き方のオススメなのは、かかとをつけて足のうら全体を使って上り下りをおこなうことです。つま先だけで階段を上り下りせずに、足のうら全体を使うことで、臀筋(お尻の筋肉)やハムストリングスも使われてバランスよく筋力が働くことによって、ひざへの負担を防ぐことができます。
普段から体を動かしていて筋肉量が多い人は、筋肉の中をびっしりと毛細血管が張り巡らされており、少し体を動かすだけで毛細血管が広がり、全身に酸素や栄養素が行き渡ります。体を動かさない人はその逆で、新陳代謝が悪くなってしまい様々な病気にかかり安い体になってしまうのです。
「忙しくて最近運動不足だ」なんて感じている人は多いのではないでしょうか。運動不足は身体に良くないということはなんとなくわかっていますが、実際に運動をしようと思うと時間的にも精神的にも難しいものです。そもそもどのくらい運動すればいいのでしょうか?そんな疑問を解消するために、ここでは適切な運動量についてご説明します。
キビキビ歩きエクササイズで下半身に筋肉がつき全身の脂肪が落ちる
しかし、たったの5分でも軽く息が弾む程度の速さでキビキビと歩くと、筋肉量が増え、体脂肪は減っていきます。有酸素運動で燃焼される体脂肪は、時間の長さではなく強度に左右されます。ダラダラと長く歩いても、あまり効果は期待できないようです。
それよりも、通勤、通学、買い物などの歩く時間をエクササイズととらえて、早足でキビキビと歩くようにしましょう。
下半身に1番効く筋トレはスクワット
以下に様々なスクワットのを紹介します。
スクワット
腕をまっすぐ伸ばし、肩幅に足を開きます。視線は前方に置き、胸を張り背筋を伸ばします。ここまでが準備体制です。次に太ももが床と平行になるまでゆっくりとしゃがみます。
立ち上がるときは、ひざを伸ばしきらないでゆっくりと立ち上がります。
筋トレと聞くと上半身ばかりを想像する人が多いですが、それは間違いです。上半身と下半身のバランスが取れていないと、いくら筋肉を大きくしてもモテる体は手に入りません。そこで今回は、下半身を重点的に鍛えるのに効果的な『スクワット』について詳しく解説していきます。
ブルガリアンスクワット
片足でおこなうため、バランス感覚は必要とされますが、左右の筋力の差を修正することができます。ダンベルを使わずにおこなうこともできるため、腰にかかる負担が少ないです。
腰に不安がある人や足首が硬い人にもおすすめのスクワットです。
腹筋に、胸筋に、上腕二頭筋…筋トレは上半身をメインにおこなうイメージが強いですが、それだけでは全身で見たときのバランスが悪くなってしまいます。ダイエットも同時に考えている人は、大きな筋肉が集まる足の筋トレが効果的です。そこで、今回は足腰を強く見せるため、太ももの大腿四頭筋を鍛える『ブルガリアンスクワット』を紹介します。
ダンベルスクワット
【プロトレーナー解説】自重スクワットのステップアップとして取り入れられるダンベルスクワット。あなたは正しいフォームでできていますか!?今回はダンベルスクワットの正しいやり方を徹底解説いたします!
スクワット(バランスボール)
バランスボールを使ったスクワットは、通常のスクワットに比べ体を垂直に起こして取り組むため、太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋を鍛えるのに最適です。引き締まった太ももやヒップラインを手に入れたい方にはオススメのトレーニングです。バランスボール無しのスクワットと合わせて、取り組んでみてください。
ベンチ・スクワット
ベンチ・スクワットは、ベンチや椅子を使って太ももの筋肉であるハムストリングスや大腿四頭筋、お尻の筋肉である大臀筋を鍛える筋トレです。太ももやお尻の引き締めや、太ももやお尻のラインの維持向上ができます。
シシースクワット
スクワットほどの知名度がないシシースクワット。シシースクワットとはどんなスクワットか?どの筋肉の部位、効果は?シシースクワットの正しいフォーム・やり方は?膝を痛めないためのコツなどを解説します!
筋肉のメカニズムについて
筋肉は破壊されることで強く大きくなっていきます。階段の昇降だけでも筋肉痛を起こすことがありますが、痛みは順調に筋肉が育っている証拠です。筋肉量が増えると毛細血管も増え、全身に酸素や栄養素が運ばれやすくなり、疲れにくくなるため、挫折せずに継続してください。
下半身は上半身よりも大きな筋肉が集まっているため、下半身の筋トレをおこなう方がこのような効果がより期待できるのです。
よく「筋肉痛は筋肥大を起こす上でもっとも重要な要素である」と言われますが、そんなことはありません。筋肉痛が起こる原因と筋肥大が起きる原因は別です。
筋肉痛のメカニズム
2) 力を入れて筋肉が伸ばされるエクササイズ(ランジなど) をおこなう
筋肉痛は初期段階で起こりますが、慣れると起こりにくくなってくるのです。
筋肉が肥大するメカニズム
筋活動がより高いマッスルダメージのことで、筋肉が運動により収縮された状態で伸ばされ、筋繊維に傷がつきます。
2) メタボリックストレス
代謝物質がたまり、細胞が腫れを起こすことです。パンプを起こしてトレーニング後に腫れたように感じることがありますよね、それです。
3) マッスルダメージ 筋肉が伸ばされて傷がつく
スクワットは筋トレ種目BIG3
様々なスクワットを紹介しました。スクワットは筋トレ種目のBIG3と呼ばれるほど効果の高い筋トレです。
BIG3の中でも唯一器具を必要としないため、上で紹介したスクワットをぜひおこなってみてください。