勉強や仕事…。日々の生活の中で集中力が続かず、悩んだことはありませんか? 食生活やストレスなどを感じると集中力が低下する傾向がありますが、実は運動不足も集中力を低下させる原因になるのです。 今回は集中力と運動不足の関係についてご紹介します。
運動不足が集中力低下に繋がる理由
その理由は『運動不足になると体が疲労感を感じれず、自然な眠りを誘導することができない。または、良質な睡眠をとることができない』からです。
私たちは全身の筋肉を使うことで疲労感を感じます。その疲労感が良質な睡眠を招き、疲労を回復させようとします。しかし、運動不足になると脳は疲れを感じていても身体的な疲労感を感じないため、良質な睡眠が取りにくくなってしまうのです。良質な睡眠が取れなくなってしまうと、脳の疲れがとれず、集中力が低下してしまうのです。
また、運動不足が続くと睡眠の質が悪くなるだけではなく、不眠症を引き起こしてしまう場合もあります。慢性的な不眠症に陥ってしまうと、集中力の低下はもちろん、うつ病や気分障害などの精神病に繋がる可能性もあるのです。運動は、体の健康だけでなく心の健康にも深く関係しているのです。
運動する時間がもったいない!そんな気持ちが招く悪循環
しかし時間が『もったいない』と思う気持ちこそが、集中力をどんどん低下させていく悪循環を招いてしまうのです。体を使って運動することで、適度な疲労感を得ることができ、良質な睡眠を摂取できるだけでなく、運動によって、脳が刺激されることで頭の回転も速くなる傾向にあります。
集中力をアップさせるには、有酸素運動がオススメ!
有酸素運動はマラソンや水泳、ウォーキング、ダンスなど規則的な動作を繰り返し行う運動のことを指します。脂肪燃焼に効果的なため、ダイエッターの間でも人気の運動です。
有酸素運動は全身の筋肉を使うため、適度な疲労感を得ることができますし、有酸素運動自体も、集中力、体力、意欲の向上。記憶の整理が上手になるという効果もあります。意欲が向上することで、勉強や仕事に向かう姿勢も、やる気に満ち溢れるので、更なる集中力アップを見込むことができるのです。
もちろん、毎日20分以上の有酸素運動を行わなければ運動不足になるということではありません。今の生活より少しでも運動する習慣を取り入れればいいのです。徐々に習慣付けていくことで、心身ともにストレスを感じることなく継続することが出来ます。運動不足を解消するには、『運動を習慣付ける』ということが大きなポイントになるのです。
運動で脳を活性化させることで、集中力だけでなく効率もアップする!
脳の血流が良くなり刺激されることで、思考や理解、解読力も向上し、勉強や仕事の効率も違ってきますし、運動で気分転換することもできるため、時間に追われているときこそ、運動を取り入れ、集中力や効率のアップを計ってみてはいかがでしょうか?
いつもより1駅分多く歩いてみたり、階段を使って移動するだけでも、体や心、脳にとっては嬉しい刺激になるので、日常の中で簡単に取り入れることができる運動から始めてみてください。
学校、職場、プライベート。生活の中でストレスを感じることは誰しもありますよね。実は体と心は一心同体で、運動不足が原因でストレスを感じやすくなっている場合もあるのです。今回は運動とストレスの関係と、生活の中で感じるストレスを解消する運動方法をご伝授します。