ハンバーグの糖質は?糖質制限ダイエット中でも食べれるコツを紹介!

ハンバーグの糖質はどのくらい?糖質制限中でも食べて大丈夫?糖質を抑えてダイエット中でもハンバーグを美味しく食べられるコツをご紹介します。

ハンバーグのカロリーはどのくらい?ダイエットには向いているのか?

ハンバーグとは?

ハンバーグとは、肉料理の一種で、「ハンバーグステーキ」の略称です。ひき肉にパン粉・玉ねぎなどをまぜて焼き上げた、ひき肉を使った代表的な料理です。
ハンバーグの起源は18世紀頃のドイツ・ハンブルグでタルタルステーキとされています。タルタルステーキは肉を細かく刻んで成形し生で食べる料理です。それを焼いたものがハンバーグの原型とされています。

今回はハンバーグがダイエットに向いている食品なのか、カロリー・糖質・脂質・タンパク質量から分析して解説します。また、糖質制限ダイエット中でもハンバーグを食べれるコツもご紹介します。

ハンバーグの原材料

ハンバーグは、牛・豚・鶏の肉を単品、または合わせたひき肉に野菜・パン粉・卵・調味料などを加えて作ります。調理工程に様々な工夫を凝らす余地が随所にあるので、非常に多くのバリエーションが存在します。
牛肉と豚肉と合い挽き肉が両方の長所が引き立って良いとされ、一番ベーシックな材料です。他にも、ひき肉と豆腐を混ぜてカロリーを抑えヘルシーにした豆腐ハンバーグや、調味液と一緒に煮込んで仕上げる煮込みハンバーグが存在します。

ハンバーグのカロリー・糖質・脂質・タンパク質

食品 カロリー 糖質 脂質 タンパク質
ハンバーグ(200g) 446 24.6g 26.8g 26.6g
一般的なハンバーグ1食分(200g)の成分を分析しました。
カロリー446kcal、糖質24.6g、脂質26.8g、タンパク質26.6gです。全般的に全ての数値が高い結果となりました。

1食のおかずで446kcal、糖質24.6g、脂質26.8gはかなり高い数値なのでハンバーグはダイエットには向いていない食品となります。
ダイエットはカロリー・脂質・糖質をなるべく抑えることが重要なので、ハンバーグはダイエット中なるべく避けた方が良いです。

ハンバーグのカロリーはどのくらい?ダイエット向き?

ハンバーグのカロリーは1食(200g)で446kcalです。1食のおかずで446kcalは非常にハイカロリーです。なのでダイエットに向いている食品とは言えません。
ダイエット中にハンバーグを食べるなら、カロリー・脂質の低い鶏肉を材料に選んでカロリーを下げるなど工夫が必要です。

ハンバーグの糖質はどのくらい?糖質制限ダイエットには向いてる?

ハンバーグの糖質は1食(200g)で26.8gです。1食のおかずで26.8gの糖質は低いとは言えません。ハンバーグは糖質制限ダイエットには向いていない食品です。
糖質制限ダイエット中はハンバーグの糖質を下げる調理方法をしましょう。具体的には豆腐と鶏ひき肉を混ぜて作る「豆腐ハンバーグ」や、キャベツやもやしといった野菜を混ぜ込んでカロリー・糖質を抑える調理法が有効です。
また、ハンバーグにかけるソースにも気を使う必要があります。デミグラスソースやケチャップ、バターを使ったソースはカロリー・糖質ともに高くなるので注意が必要です。
和風ハンバーグやおろしポン酢がカロリー・糖質が低いので、なるべくそちらを選んだ方が良いです。

ハンバーグのカロリー・糖質量・脂質量・タンパク質量を調理法別に比較

ハンバーグの調理方法別のカロリー比較

食品 カロリー
ハンバーグ(200g) 446kcal
豆腐ハンバーグ(200g) 236kcal
れんこんハンバーグ(200g) 350kcal
キャベツハンバーグ(200g) 308kcal
もやしハンバーグ(200g) 298kcal
ハンバーグのカロリーを調理方法別に比較しました。
豆腐ハンバーグが236kcalと1番カロリーが低くなりました。次にキャベツハンバーグ、もやしハンバーグと続いています。
きゃべつともやしはカロリーが低くダイエットに最適な食品なので、ハンバーグに混ぜ込むことによりカロリーを減らすことに成功しています。
その次はれんこんハンバーグです、れんこんハンバーグは200gで350kcalと低くはありませんが、通常のハンバーグに比べると100kcal近くカロリーを下げています。

ハンバーグの調理方法別の糖質量・脂質量・タンパク質量比較

食品 糖質 脂質 タンパク質
ハンバーグ(200g) 24.6g 26.8g 26.6g
豆腐ハンバーグ(200g) 12.14g 11.54g 18.08g
れんこんハンバーグ(200g) 16.38g 21.46g 18.62g
キャベツハンバーグ(200g) 7.52g 19.72g 21.06g
もやしハンバーグ(200g) 9.76g 19g 19.16g
ハンバーグの糖質量・脂質量・タンパク質量を調理方法別に比較しました。
カロリー比較と同様に、豆腐ハンバーグが糖質・脂質が低い結果となりました。カロリー・糖質・脂質が低い豆腐ハンバーグはダイエットに適している調理方法と言えます。

野菜を混ぜ込んで作る、もやしハンバーグ、キャベツハンバーグも糖質・脂質が抑えられています。ただし、根菜をのれんこんを混ぜて作るれんこんハンバーグはもやしハンバーグ、キャベツハンバーグに比べて糖質が多少高くなっています。

ダイエット中は豆腐ハンバーグがカロリー・糖質・脂質をバランスよく抑えられるダイエットに最適な調理法です。さらに糖質を抑えたい人はキャベツハンバーグが糖質制限ダイエットに最適な結果となりました。

ハンバーグがダイエットに向いていない理由

ハンバーグはカロリー・糖質・脂質が非常に高い食品なので、ダイエットには向いていません。ハンバーグ自体がカロリー高いというのもありますが、使うソースもカロリーが高い場合があるので注意が必要です。
ハンバーグは単体で食べず、ごはん・パンといった炭水化物と一緒に食べるので更にカロリーが高くなる傾向にあります。

どうしても糖質制限ダイエット中にハンバーグが食べたくなった場合には、様々な工夫が必要です。

糖質制限中でもハンバーグを食べる工夫

糖質制限ダイエット中でもハンバーグを食べる工夫

ハンバーグはカロリー・糖質・脂質が多く踏まれている食品なので、ダイエットには不向きな食品です。しかしダイエット中にハンバーグのようなこってりしたものを食べたくなるタイミングはあると思います。
そこで、糖質制限ダイエット中でもハンバーグを食べられるような工夫を紹介いたします。食事制限のストレスで暴飲暴食に走ってしまってはダイエットは成功しませんので、自分の欲求と上手く付き合っていきましょう。

糖質制限ダイエット中にハンバーグを食べる時の注意点

糖質制限ダイエット中はどのくらいハンバーグを食べて平気?
ハンバーグは1人前(200g)でカロリー446kcal、糖質24.6g、脂質26.8gです。これではダイエットに不向きなのでどうしても食べたくなった場合は、半分の100gで我慢しましょう。他の食事でカロリーや糖質を制限すればハンバーグを100g食べても問題ありません。

ほかには通常のハンバーグよりもカロリー・糖質が約半分の豆腐ハンバーグにしても糖質制限ダイエットには有効です。豆腐ハンバーグであれば通常の1人前を食べても問題ありません。
ダイエットで重要なのは、食べて良いもの悪いものと分別ではありません。自分が何を食べて、どのくらいカロリー糖質を摂取しているかを明確にすることです。
闇雲にカロリーと糖質が低い食品を選べば良いわけではありません。トータルで摂取した栄養素が重要です。

糖質制限ダイエット中のハンバーグソース

糖質制限ダイエット中はハンバーグの調理法も重要ですが、ソースにも気を使う必要があります。
ハンバーグによく使われるデミグラスソースは濃厚な味わいで人気の高いソースですが、非常にカロリー・糖質・脂質が高く、ダイエットに不向きのソースです。
他にも家庭でよく作られる、ケチャップとソースを混ぜて作るケチャップソースもカロリー・糖質が高いのでダイエットに不向きです。

糖質制限中におすすめのハンバーグソースは、大根おろしとポン酢で食べるおろしポン酢ソースです。
大根おろしはカロリー・糖質が低く、ダイエットに非常に有効的な食品です。大根に含まれるアミラーゼという消化酵素が、食事で摂取した糖質・脂質をいち早く消化し胃腸の機能を高める働きがあります。

カロリー・糖質・脂質の低い豆腐ハンバーグに、分解酵素の含まれたおろしポン酢ソースを合わせれば糖質制限ダイエット中でも気にせずに食べられるハンバーグです。豆腐ハンバーグの詳しいレシピについては後ほどご紹介します。

ガストのような外食ハンバーグに含まれるチーズに要注意

ガストに始まる外食のメニューにあるハンバーグにはチーズが中に入っているものがあります。ハンバーグとチーズは非常に相性が良く食欲が増進する組み合わせなのですが、チーズはカロリー、脂質が非常に高いので、注意が必要です。

チーズはカロリー・脂質が高いのですが糖質は低いので、糖質制限ダイエットには有効な食品です。しかしカロリー・脂質が高いので他の食事でバランスを取る必要があります。
ガストのような外食のハンバーグは自宅で作るよりもカロリー・糖質・脂質が高いので注意が必要です。

ハンバーグに含まれる特筆すべき栄養素

ハンバーグの特筆すべき栄養素

ハンバーグに含まれる特筆すべき栄養素を解説致します。

セレン

ハンバーグに含まれるセレンは、抗酸化作用の働きがあります。活性酸素の発生を抑制し、細胞の酸化を防いでくれます。

モリブデン

モリブデンは肝臓や腎臓に多く存在し、体内での代謝や体の中に入った有害物質を分解する酵素の成分として必要なミネラルです。
鉄分の働きを高め、造血に関わる作用があることから血のミネラルとも言われています。

ハンバーグは栄養満点の食品ですが、カロリー・糖質。脂質が高いので、食べ過ぎに注意が必要です。

ダイエット中のハンバーグおすすめレシピ

ハンバーグのおすすめの調理方法・レシピ

ダイエット中でも食べられるカロリーを抑えた豆腐ハンバーグのレシピをご紹介します。

豆腐ハンバーグ

<材料>(3人前)
■タネの材料
木綿豆腐 200g
鶏ひき肉 200g
玉ねぎ 2分の1個分
片栗粉 大さじ2
胡椒 少々
サラダ油 適量

■タレの材料
ポン酢 大さじ4
醤油 大さじ3
酒 大さじ3
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ1

■仕上げ用
大根おろし 10cm分
大葉 3~6枚
小葱 適量
〈調理方法〉
1.玉ねぎをみじん切りにしてレンジ600wで3分チンして冷ます。
2.豆腐は数枚のキッチンペーパーで包み、絞って水気を出す。
3.ボウルにタネの材料を入れてよくこねる。
4.3等分にして形成する。
5.フライパンに油をひいてハンバーグを焼く。
6.焼き目がついたら返して、両面に焼き目をつける。
7.蓋をして弱火で蒸し焼きにする。
8.小鍋にタレの材料を入れて火にかけ、ひと煮立ち。
9.ハンバーグに火が通ったら大葉と大根おろしを乗せてタレをかけて完成です。

こちらの豆腐ハンバーグのレシピは、鶏ひき肉と豆腐で作っているのでカロリー・糖質が抑えられています。ハンバーグは様々アレンジがきく料理なので、豚肉でも牛肉でも作れます。ほかに自分の好きな食材を加えても美味しく出来ると思いますので、色々試してみて下さい。

ハンバーグでダイエットの注意点、健康上に問題、太ってしまう理由

ハンバーグはダイエット中に食べるには、カロリー・糖質・脂質が高い食品です。食べる時には注意が必要です。ダイエット中にハンバーグに関する注意をまとめました。
●ハンバーグはカロリー・糖質・脂質が高いので注意
●豆腐ハンバーグは通常のハンバーグよりも半分のカロリー
●ハンバーグソースは大根おろしのポン酢ソースがおすすめ
●ガストのような外食にあるメニューのハンバーグは特にカロリー・糖質・脂質が高い

糖質制限中のハンバーグはカロリー・糖質・脂質が高いので注意が必要です。しかし、どうしても食べたくなる時があると思います。そういう場合は無理に我慢するよりも、カロリーと糖質を抑える工夫をしましょう。
豆腐ハンバーグはダイエット中とくにおすすめのレシピです。カロリー・糖質・脂質を抑えつつもダイエット中も必要なたんぱく質を豊富に含むレシピです。
ぜひ、あなたのダイエットに活用してみて下さい。