【プロトレーナー解説】筋トレ・トレーニングマットがなぜ必要なのか?効果や種類を解説します。ストレッチやヨガなどでは使われるのをよく見ますがトレーニングをするときに皆さんはマットを使う理由を知っていますか?トレーニングマットについて解説します。
トレーニングマットとはどんなもの?
ヨガでマットを使っているのをよく見ますが、筋トレにもマットは必要なのでしょうか?
高山 菜緒監修トレーナーからのアドバイス
日本赤十字社救急法救急員 健康運動実践指導者 オープンウォーターダイバー 一般社団法人ボディリラクゼーション従事者安全安心機構 全米ヨガアライアンス200
場所や用途によりますが、一般的に筋トレをするときにもマットは重要です。ジムの地面が大理石なんてことはありませんよね?
確かにジムって地面はマットのような反発性のある素材が敷かれていますよね!
高山 菜緒監修トレーナーからのアドバイス
日本赤十字社救急法救急員 健康運動実践指導者 オープンウォーターダイバー 一般社団法人ボディリラクゼーション従事者安全安心機構 全米ヨガアライアンス200
では筋トレマットはなぜ必要なのか?どんなものがあるのか解説していきます。
マットを使うメリット
マットを使わずに筋トレを行う方も少なくないと思います。仰向けやうつ伏せ、または膝をついたりするトレーニングでは床につく身体の部位が痛くなってしまうこともあります。そこでマットを使えばマットのクッション性によって痛くなってしまうの予防できるのです。
また、マットなしでは行えないような仰向けやうつ伏せなどのトレーニングがよりやりやすくなるのでトレーニングの幅もグッと広がるようになります。マットには滑りにくい素材のものもあるので踏ん張りがきくようになり力も入れやすくなり、筋トレをより効果的に行うことができます。
マットの大きさも人ひとりが仰向けになれるくらいのサイズなので場所を取らずに使うことができますし、しまっておく場所にも困らないので自宅でも気軽に使うことができますよ。
マットの種類・素材はどのようなものがある?
マットの素材はどんなもの?
マットの素材にはPVC(ポリ塩化ビニール)、PER(ポリマー環境樹脂)、EVA(エチレン・ビニール・アセテート)、TPE(サーモ・プラスチック・エラストマー)、麻(ジュート)、天然ゴム(ナチュラル・ラバー)など様々な種類があります。
◯PVC(ポリ塩化ビニール)
まず1つ目のPVC(ポリ塩化ビニール)の特徴として最もよく売られている素材で非常に価格が安く、1000円以下でも売られているものもあります。とりあえず素材にはこだわらずに安いものを購入したいという方にはオススメです。ただ、PVCは汗をかいたりすると滑りやすくなってしまったりするので初心者の方や簡単なストレッチなどに向いている素材になります。
◯PER(ポリマー環境樹脂)
2つ目のPER(ポリマー環境樹脂)の特徴として名前の通り環境に優しい素材になっています。重さやグリップ力などはPVCとさほど変わりませんが水で洗えるものなども売られているのでお手入れのしやすさはPVCより良いとされています。PERの素材のマットを扱っているブランドは少ないのでマットの色や柄にこだわりたい方は気に入る商品を見つけるのは難しいでしょう。
◯EVA(エチレン・ビニール・アセテート)
3つ目のEVA(エチレン・ビニール・アセテート)の特徴として水に強い・軽い・クッション性が高いとトレーニングやヨガにも向いている素材となっています。ビーチサンダルにも使われている素材と同じで熱にも強くなっています。軽いので持ち運びもしやすく外で使ったりする方にもオススメです。
高山 菜緒監修トレーナーからのアドバイス
日本赤十字社救急法救急員 健康運動実践指導者 オープンウォーターダイバー 一般社団法人ボディリラクゼーション従事者安全安心機構 全米ヨガアライアンス200
デメリットとしては価格は割と高く、劣化が早いので耐久性はあまり期待できないです。
4つ目のTPE(サーモ・プラスチック・エラストマー)の特徴としてゴム的な性質を持った素材になっていてゴムアレルギーの方にオススメなマットです。TPEも軽い素材でグリップ力も強く、水洗いもできるのでマットの素材としては一番オススメできる素材です。価格はその分高くなりますが長く使い続ける方にはオススメです。ただ熱には弱いので暑い墓所に長時間置いておくことはしないようにしましょう。
◯麻(ジュート)
5つ目の麻(ジュート)の特徴として香りがとても良く、どちらかといえばトレーニングよりヨガ向けなマットです。水分の吸収力がとてもいいので汗をかいても滑りにくいのが特徴です。麻のマットの裏面はPVCの素材でできているのでマット自体が滑ることはないでしょう。
◯天然ゴム(ナチュラル・ラバー)
6つ目の天然ゴム(ナチュラル・ラバー)の特徴として他の素材とは違い、天然ゴムで作られていて高いグリップ力とクッション性があるマットです。天然ゴムのマットはインストラクターにも人気のある素材です。天然ゴムなので値段は多少張りますが耐久性が高く、大事に使えば一生使っていける素材です。しかし天然ゴムなので水洗いができないところなどお手入れは少し面倒なこともありアルコール消毒などもできないです。
高山 菜緒監修トレーナーからのアドバイス
日本赤十字社救急法救急員 健康運動実践指導者 オープンウォーターダイバー 一般社団法人ボディリラクゼーション従事者安全安心機構 全米ヨガアライアンス200
よく使われるマットを紹介しましたが紹介した以外にもマットの素材はあります。実際にマットを見てから自分に合うマットを探すのもいいと思います。
筋トレマットの選び方は?実際にどの素材を選べばいいのか
ダンベルは場所を取らずコンパクトな形であり、ジムはもちろん自宅で活用している人も多いです。ダンベルは使い勝手が良く、様々なトレーニングに組み合わせることができるのが大きな魅力ですが、それはもちろん腹筋のトレーニングにも当てはまります。憧れのシックスパックを手に入れられる、おすすめのトレーニングをご紹介します。
①素材にこだわりがあるか
②価格はどれくらい出せるか
③使う場所は自宅なのか外で使うものか
まずは①では素材と大きく分けましたがクッション性・グリップ力・重量・耐久性・手入れのしやすさなど何を重視するかで変わってきます。例えば今まで床でトレーニングをしていて滑ってしまうのが悩みであればグリップ力の強いマットを選んだりするなど目的に応じて選ぶと良いでしょう。
②のマットの価格についても様々です。素材を気にせずにとりあえず1枚持っておきたい!という方には価格も安いPVCのマットでも良いですし、長くずっと使っていきたいのであれば価格も高くなりますがTPEや天然ゴムなどのマットを購入することをオススメします。
③の使う場所についてですが自宅で使うものであればフローリングなどが多いと思うのでクッション性やグリップ力を重視して厚さのあるマットを選ぶと良いです。自宅で使うのであれば外に持ち出すこともないので重量は気にせずに購入できると思います。
また、筋トレマットの代用品として最もよく使われるのがバスタオルやラグなどです。ただ、やはりマットと比べればクッション性などは劣ります。特にバスタオルは滑りやすいので変なところに力が入ったりもしやすく怪我の原因にもなりかねるので使う方は注意が必要です。
おすすめのマットを紹介!
筋トレマットの種類や選び方についてご紹介したところでいくつかのオススメマットをご紹介します。
◆inFIT ヨガマット
筋トレマットの選び方について
○マットを使うメリットとして怪我などから身体を守る役割がある
○トレーニングの際に踏ん張りづらかったり滑ったりするなどを防ぐので徹底的に追い込むことができる
○マットの素材によって厚さや大きさも様々なので使う用途が分かれる
○価格も様々なので初めての方でも手軽に買えるものがある
○マットを使うことによって筋トレの幅が広がる
○筋トレだけではなくストレッチにも使うことができる
○バスタオルなどでも代用は可能だがクッション性やグリップ力を必要とするのであればマットがオススメ
また筋トレだけではなくストレッチにも使えるので1枚持っておくだけでも色々使うことができて便利です。トレーニング初心者から経験者まで用途に合わせられるので自分に合ったマットを見つけ、今以上にさらにトレーニングの効果を高めていきましょう。
高山 菜緒監修トレーナーからのアドバイス
日本赤十字社救急法救急員 健康運動実践指導者 オープンウォーターダイバー 一般社団法人ボディリラクゼーション従事者安全安心機構 全米ヨガアライアンス200
トレーニング用のマットがあるのは知っていたが何の種類のマットを買えば良いのか迷っていた方、今までトレーニングにマットを使ってこなかった方は最初は価格の安いものでも試してみるのも良いと思います。素材や種類などを参考に検討して見てくださいね。
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