コンビニでカロリーが低い食べ物とは?ダイエットに活用しよう!

ダイエットでカロリーを抑えるために自炊をしようと思っているけど、忙しくて自炊ができないという人は多いのではないでしょうか。そんな人のために、コンビニで買えるカロリーの低い食べ物を紹介します。

ダイエット成功の食事の秘訣とは

そもそも肥満とは、体に余分な脂肪がつき過ぎている状態をいいます。
ダイエットでは、体の余分な脂肪を落とすことが目的なのですが、ただ脂肪を落としただけでは、美しいボディラインではなく、たるんだ体になってしまいます。そのため体脂肪を落としながら筋肉をつけることが、引き締まった美しい体を手に入れるために必要なのです。

体脂肪を落とすための食事

体脂肪は、運動による消費カロリーと寝ていても消費される基礎代謝量の合計が摂取カロリーに足りずに、摂取量より消費量が上回ることで、燃やされて減らすことができます。体脂肪を1kg減らすためには7,500kcalを燃焼させる必要があります。そのため摂取カロリーを抑えることがダイエットには必要なのです。

しかし、カロリーを過度に抑えたりなどして必要な栄養素をとらないと、せっかくダイエットできてもリバウンドをしたり、健康を害したりするので禁物です。

また、夜ご飯を抜いたりなどして1日3食を食べないと、抜いた後の食事では血糖値が急激に上昇してしまうため、脂肪の合成を促したり脂肪の分解を抑制したりする働きのあるインスリンというホルモンを過剰に分泌してしまいます。そのため、1日3食を食べることは必要なのです。

筋肉をつけるための食事

①筋トレによって筋肉が破壊される→②筋肉を作る栄養素であるタンパク質を摂取する→③筋肉が修復する、ということが体の中で起きることで、筋肉をつけることができます。

そのため、筋肉をつけるためにタンパク質を摂ることは大切で、運動強度に合わせて体重1kgあたり1.2〜2gのタンパク質を摂ると良いと言われています。

しかしタンパク質さえ食べていたら、脂肪が落ちて筋肉がつけられるのかと言えばそうではありません。脂肪にせずに代謝するためにはビタミンB群が必要ですし、その他のビタミン類や脂質、炭水化物など様々な栄養を摂取することで、健康的に美しくダイエットすることができるのです。

コンビニで買える低カロリーな食べ物6選

① サラダチキン

『サラダチキン』は皮を取り除いた鶏胸肉から作られているため、鶏のささみや牛や豚のヒレ肉と同じように低脂肪で低カロリーです。そしてタンパク質が豊富であり、体内で作れないため食べ物から摂取する必要のある必須アミノ酸の9種類全てが含まれているので、筋肉をつけるのに効果的な食材です。

『サラダチキン』には糖質がほとんど含まれていないので、糖質制限中の人でも安心して食べることが出来ます。『サラダチキン』の原料である鶏胸肉は、目の働きに関わるビタミンA、脂質の代謝に関わるビタミンB2、脂質や糖質を燃やしてエネルギーに変えるナイアシンが多く含まれていて栄養価も高いです。

また、コンビニ各社から様々な味の種類の商品が出ているので、気分次第で味を変えたりすることができますし、1つあたり100g程度あるので満腹感も得ることが出来ます。

② ブランパン

ダイエット中だけど、パンが食べたい…そんな人にオススメしたいのが『ブランパン』です。

胚乳、胚芽、皮部で構成される小麦のうち、胚乳だけを取り出して作られるのが小麦粉なのですが、ブランとは小麦粉にならない胚芽と皮部のことをいいます。ブランは食物繊維が豊富で便秘の解消に効果的ですし、骨を丈夫にするカルシウムやマグネシウム、貧血予防に効果的な鉄も多く含まれています。

そんな栄養が多く含まれたブランから作られた『ブランパン』は一般的なパンと比べて低カロリー、低糖質、タンパク質が豊富で、ダイエット中にパンを食べたいという場合は『ブランパン』をオススメします。

③ プロテイン食品

ダイエット中だけど、甘いジュースが飲みたい、お菓子が食べたい…そんな人にオススメしたいのがプロテイン飲料やプロテインバー、プロテインゼリーです。

プロテイン食品は太るというイメージを持つ人もいると思いますが、プロテイン食品を摂取して太るということはありません。今まで食べていた量にプラスしてプロテイン食品を摂取して摂取カロリーが消費カロリーを上回るから太るのであって、今まで食べていたジュースやお菓子の代わりにプロテイン食品を代用するのであれば、手軽にタンパク質も摂取できるし、カロリーも一般的なジュースやお菓子より低いのでオススメです。

プロテイン食品には、体内で作れないため食べ物から摂取する必要のある必須アミノ酸も豊富で、タンパク質の働きに関わるビタミンB群を添加している商品が多く、筋肉をつけるのに効果的な食品です。

④ ギリシャヨーグルト

『ギリシャヨーグルト』という言葉を耳にしたことがない人もいるかとは思いますが、その代表的な商品としては『オイコス』や『パルテノ』があります。

『ギリシャヨーグルト』とは、牛乳を発酵させた作られるヨーグルトの余分な水分や乳清を取り除く「水切り」をしたヨーグルトのことをいいます。『ギリシャヨーグルト』は「水切り」をしているため濃厚な味わいで、スプーンですくって逆さまにしても落ちないくらいクリーミーな食感であるため腹持ちが良いです。

「水切り」をして乳清も取り除かれることで、栄養も失われるのではないかと疑問に思われるかもしれませんが、栄養はほとんど失われません。『ギリシャヨーグルト』は一般的なヨーグルトと比べると2倍のタンパク質が含まれており、体内で作れないため食べ物から摂取する必要のある必須アミノ酸も豊富なので筋肉をつけるのに効果的な食品です。

そして牛乳を原料としているため、骨を丈夫にするカルシウムが豊富に含まれています。またヨーグルトの乳酸菌の働きによって整腸作用があるため、便秘の解消に効果的でダイエットにもオススメな食べ物です。

⑤ おでん

コンビニの『おでん』は冬の定番ですが、今や夏も置いてあるお店もありますが、『おでん』の具材のほとんどは低カロリーなのでダイエットにオススメです。

『おでん』の具材は『こんにゃく』、『大根』、『牛すじ』、『卵』などダイエットに効果的な食材を使った具材がたくさんあります。『こんにゃく』は低カロリーで腹持ちがよく、便秘の解消を促す食物繊維が含まれています。

『大根』も低カロリーであり、食物繊維を含んでいます。『牛すじ』はお肉の中でも低カロリーであり、よく噛むことによって満腹中枢が刺激されるので食べ過ぎを防ぎます。また、タンパク質である美肌効果のあるコラーゲン、骨や血液に関わるビタミンK、貧血の予防に効果的なビタミンB12が含まれています。

『卵』は体内で作れないため食べ物で摂取する必要のある必須アミノ酸の9種類全てが含まれていて、タンパク質も豊富であるため筋肉をつけるのに効果的な食べ物です。また「完全栄養食」と呼ばれるほど栄養素が豊富に含まれ、栄養バランスも良い食材です。

⑥ カット野菜

ダイエットといえば、野菜だけ食べれば良いと誤解する人もいるほど、ダイエットに野菜は不可欠な食材です。しかし、野菜はカットするのも面倒で、持ち運ぶと傷んでしまうということもあって、なかなか思うように摂取できない人も多いのではないでしょうか?

そんなダイエットの救世主とも言えるのがコンビニのカット野菜です。コンビニのカット野菜であれば、数種類の野菜を手軽に食べることが出来ますし、外出先であっても傷むことがないのでオススメです。野菜は低カロリーで満腹感を得られるし、ビタミンなどの栄養が豊富に含まれており、便秘の解消を促す食物繊維が豊富であるのでダイエットに効果的です。

コンビニで買える低カロリーな食べ物を味方につけましょう

自炊ができないからダイエットが出来ないと思っていた人も、コンビニで買える低カロリーな食べ物を味方につけることでダイエットを成功に導くことが出来ます。そして、上で挙げた食べ物以外にも低カロリーな食べ物はたくさんあるので、是非自分のお気に入りの低カロリーな食べ物を見つけてみてください。

【あわせて読みたい】