日本人が好きな太りやすい食べ物20選！

◯：おすすめ　△：太りにくいが要注意　×：太りやすい

〜食事編〜
1位　寿司　×
2位　焼き肉　△
3位　ラーメン　×
4位　天ぷら　×
5位　刺身　◯
6位　鶏の唐揚げ　△
7位　カレーライス　×
8位　焼き鳥　△
9位　餃子　△
10位　カツ　×

〜スイーツ編〜
1位　アイス　×
2位　チョコレート　△
3位　チーズケーキ　◯
4位　シュークリーム　×
5位　ドーナツ　×
6位　プリン　△
7位　クレープ　×
8位　スポンジケーキ　×
9位　ロールケーキ　×
10位　バウムクーヘン　×

一覧にしてみると、食事でもスイーツでも糖質や脂質を多く含み、太りやすいものが多いですね。特にラーメンは家でも手軽に作れてパパッと食事を済ませたい時にはもってこいの食べ物です。それにどの食事でもご飯やお酒と一緒に食べられるので摂取カロリーが高くなりやすいのです。

女性は甘いものなどのスイーツが好きな方が多いと思います。ランキングに入っているようなスイーツやお菓子にはたくさんの砂糖が含まれています。甘いスイーツにはほとんど白砂糖が使われています。

白砂糖の他には黒砂糖や米飴、きび糖、てんさい糖、やし糖などです。これらは未精製の砂糖であり、未精製の砂糖はミネラルの割合が高いため、栄養が満たされて少量で満足します。
しかし、精製されている白砂糖は栄養が満たされていないため、脳はもっと食べたいと指示します。そのため、甘いものを食べ過ぎてしまい悪循環が起こりやすくなるのです。

また、砂糖の過剰摂取は頭痛を引き起こす原因にもなります。お菓子やスイーツだけでなく、飲み物に含まれる砂糖でも体内にはいれば悪影響になるので、ジュースなども摂りすぎには注意しましょう。

先ほどご紹介したランキングでは、カロリーが高く、糖質や脂質が多く含まれているものがたくさんあります。しかし、普通の量を食べるだけで太ることはほとんどないでしょう。好きなものを食べて太ってしまう人には食べ方に原因があるのです。

太りやすい食べ方

①早食い

『満腹になった』という信号が脳に届くのは、食べ始めて15分～20分後と言われています。太りやすい人は信号が届くまでに早食いで一気に食べてしまうため、通常より多くの量を摂取してしまうのです。また、一気に食べる分血糖値が急激に上昇します。

すると、血糖値の上昇を抑えるためにすい臓からインスリンが分泌されます。インスリンには脂肪を作り、脂肪細胞の分解を抑制する働きがあるので、過剰に分泌されすぎると肥満の原因ともなってしまいます。なので、早食いはただ単に食べ過ぎてしまうというだけではなく、その行為そのものが肥満の原因になるとも言えるのです。

②朝食を抜く

3食食べるよりも2食、2食よりも1食にする方が1日の摂取カロリーは必然的に少なくなります。 特にダイエット中の方は『カロリーが減れば痩せる』と考えて食事を抜いてしまうこともあると思います。しかし、実際には朝食を抜くことで太りやすい身体を作ってしまうのです。

その理由は早食いの時と同じで血糖値の急上昇を起こします。朝食を食べないことによって前日の夜から食べない時間が長くなり、次に食べる昼食で、食後の高血糖を引き起こしやすい状態となり、肥満や糖尿病のリスクや可能性を上昇させてしまうのです。

また、朝食を抜くと便秘になりやすくなるという点も挙げられます。 朝に、ある程度の量をきちんと食べることで、腸が刺激され、排泄がしやすくなります。特に便秘になりやすい方はしっかり朝食は摂るようにしましょう。

太りにくい食べ方

早食いや食事を抜くことで太る原因になるのであれば、大事なのは『3食きっちり、ゆっくりよく噛んで食べる』ことになります。すごく当たり前のことにはなりますが、現代では仕事に追われる人が多いので、手軽に食べられるもので、何かをしながら食べたり、急いで食事を済ませるように無意識に早食いをしていることがあります。

主婦の方や子育てをしている女性も、お子さんをみながら食事をしたりするのでどうしても自分のことは後回しにしがちになります。そうなると結果として早食いなどに繋がってしまいますので、太りにくくする方法としてまずはゆっくり食べることだけでも意識して食べるようにしてみてくださいね。

また、食べる順番も大切です。
血糖値は空腹の状態で炭水化物や油を多く含む食材を食べると急激に上がりやすくなります。

しかし、野菜や大豆製品などは低GI値と言われる食品であり、血糖値を急激にあげにくい食材になります。なので食事を摂るときはサラダなどから食べて、炭水化物などのご飯や脂質やたんぱく質のおかずはその次に食べると緩やかに血糖値を上げることができてインスリンを大量に分泌させることを防いでくれます。