くるみパンのカロリーは？ダイエット向き？食べると太る？

くるみパンは店によって大きさなども様々ですが、今回は有名なパン屋とコンビニのくるみパンのカロリーを比較しました。

店名	カロリー	炭水化物
リトルマーメイド	616kcal	76.7g
ファミリーマート	299kcal	43.3g
ヴィドフランス	345kcal	47.0g
アンデルセン	812kcal	未記載

くるみパンのカロリーについて見てきましたが、くるみパンのカロリーだけを見ても、はたして高いのか低いのか分かりにくいですよね。そこで、100gあたりのカロリーと糖質を、ほかのパンとくらべてみることにしました。

品名	カロリー	糖質
くるみパン	320kcal	34g
食パン	264kcal	45g
あんぱん	270kcal	47g
フランスパン	280kcal	53g

この結果を見ると、くるみパンはその他のパンとくらべて、カロリーの高いことが分かると思います。ただし、炭水化物に関しては、あとにも述べるように糖質の含有量が問題となってきます。そこで、糖質についてもみていきましょう。

ここで意外な結果が出てきました。くるみパンの糖質含有量は、その他のパンの糖質含有量よりも少ないことが分かりました。実は、くるみパンのカロリーを高くしているのは、くるみの存在にあります。

くるみは100gあたり674kcalとかなり高カロリーであるため、くるみを練り込んだくるみパンは必然的にカロリーが高くなるのです。

パンはダイエットに向いてないと言われますが、食べたら太るのはパンに限ったことではありません。

くるみパンに含まれているくるみには、良質の脂質やビタミンなど、私たちの健康にとって有益な成分が含まれています。また、ライ麦で作られた種類のくるみパンであれば小麦粉の代わりにライ麦が使われているのでカロリーも抑えることができ、食物繊維もたっぷり含まれているので、ダイエットをするときにむしろ食べた方がよい食べ物となります。

くるみパンにはダイエット効果がある？

くるみパンは白米やうどんなどを食べるのに比べると、くるみパンを食べた方がよほどダイエットはしやすくなります。
その理由として以下の2つがあります。

①咀嚼回数が増える
くるみパンにはくるみが含まれているため、噛む回数が増えます。それによって、満腹中枢が刺激されやすくなり、その他のパンなどに比べて食べ過ぎを抑えることができます。

②糖質を抑制する栄養価
くるみパンにはダイエットをする際に有益なビタミンB1やリノール酸、タンパク質が豊富に含まれています。ビタミンB1には、私たちが摂取した糖質の代謝を促進する作用があり、糖質が脂肪として蓄えられるのを抑制してくれるのです。

リノール酸には血中コレステロール値を下げる作用があり、それによって中性脂肪を減らすことも可能となります。また、ダイエット中に減少しがちなたんぱく質も、くるみによって摂取することが可能となるのです。

ダイエット中にくるみパンを食べるときには、ゆっくりとしっかり噛んで食べましょう。それによって満腹中枢が刺激されやすくなり、少量でも満足感が得られるようになります。

サラダを先に食べる

ダイエット中にくるみパンを食べる場合、先にサラダを食べておくのがおススメです。しっかりとサラダを噛んで食べることで、胃が食事の準備を始めます。また、ゆっくりとサラダを食べると満腹中枢が刺激されるため、結果として少量のくるみパンで満足できることとなります。

ライ麦を使ったくるみパンや食べる順番を工夫することでダイエット中でも食べることができます。大きさや素材によってカロリーなどの数値は変わるので食べる際は注意しましょう。

また、くるみも脂肪分が多く含まれるので食べる量を決めて摂取してください。