はなまるうどんのカロリーが低いメニューとダイエット中に避けるべきメニュー

うどんの国香川県生まれのチェーン店、はなまるうどん。メニューの気になるカロリーはどれくらいなのでしょうか。はなまるうどんのメニューの中で、低カロリーなメニューと高カロリーなメニューをまとめました。合わせて、ダイエット中でも太りにくいうどんのはなまるうどんの楽しみ方をご紹介します。(検品者様へ:げそ天と春巻きはメニューになかったので、記載しませんでした。ご了承ください。)

うどんのカロリー、糖質はどれくらい?ダイエットには不向き?

一般的なうどんのカロリー、三大栄養素、糖質(100g茹で上がり)

カロリー:242kcal
炭水化物:49.68g
脂質:0.92g
たんぱく質:5.98g
糖質:47.84g

うどん以外の炭水化物のカロリー、糖質(1食あたり)

食品名:カロリーkcal、糖質g
ご飯:262kcal、58.8g
食パン:158kcal、26.64g
パスタ:373kcal、67.25g
そば:296kcal、53.56g

カロリーと糖質で比較すると、うどんは食パンを除き、他の主な炭水化物よりもカロリー、糖質がわずかに少ないですね。
では、GI値はいくらでしょうか。GI値は、血糖値が上がるスピードを表した数値です。GI値が高いほど、糖の吸収が早く、脂肪が溜まりやすいと言われています。

うどんとその他の炭水化物のGI値(1食あたり)

食品名:GI値
うどん:80
ご飯:84
食パン:91
パスタ:65
そば:59

GI値で比較してみると、うどんはパスタ、ご飯に次いでGI値が高めです。カロリーと糖質量が高めだったそばは、GI値が低く、血糖値の上昇が緩やかなので、最も太りにくいと考えられます。
では、ダイエット中はうどんを食べるべきではないかというと、間違いになります。食べ方を工夫すれば、ダイエット中でもうどんを食べて太りにくくすることは可能です。

うどんの太りにくい食べ方

うどんを食べるときは血糖値の上昇に要注意

うどんはGI値が高いので、血糖値が上がらない食べ方をしましょう。血糖値は、GI値が低い食べ物から食べると、緩やかに上がる傾向があります。
はなまるうどんなど、外食でうどんを食べる場合は、食物繊維が豊富なメニューを一緒に食べましょう。
食物繊維は水溶性と不溶性がありますが、水溶性食物繊維は糖質と一緒に摂ると、糖の吸収を緩やかにする働きがあります。

スープは残す

スープも美味しいですが、スープまで完食すると、そのぶん摂取カロリーが増えます。また、うどんなど麺類のスープには塩分が多く含まれるので、むくみの原因にもなるのです。
むくみは、代謝を低下させ、痩せにくくする原因なので、ダイエット中は塩分が多い麺類のスープや食品は避けましょう。

うどんを食べたあとに軽めの運動をする

GI値が高いうどんですが、実は消化にいいというメリットもあります。消化しやすいため、食後にゆっくりペースのウォーキング程度であれば、胃腸に負担をかけずに体を動かせます。
糖を摂取してから運動をすると、糖がエネルギーとして消費されるので、脂肪として蓄えられるのを防げるでしょう。

うどんの量は1玉に抑える

はなまるうどんでは、うどんの量が1玉、2玉、3玉まで用意されています。それぞれ価格もカロリーも違いますが、ダイエット中は1玉までに抑えましょう。
うどんの量によってどれくらいカロリーが違うのか、はなまるうどんのスタンダードメニュー、ぶっかけのカロリーで比較してみましょう。

サイズ:カロリーkcal
1玉:285.7kcal
2玉:548.5kcal
3玉:811.3kcal

1玉から2玉に増えるだけで、カロリーはおよそ2倍になります。3玉食べると、1日の摂取カロリーは簡単にオーバーするでしょう。

ダイエット中におすすめ!はなまるうどんの低カロリーメニュー(低い順から)

うどんメニュー

メニュー名:カロリーkcal
おろししょうゆ:269kcal
かけ:272.8kcal
明太おろししょうゆ:278.7kcal
わかめうどん:282kcal
ぶっかけ:285.7kcal

ダイエットにオススメなのは、おろししょうゆとわかめうどんです。大根おろしには、消化酵素が豊富に含まれており、体内の代謝酵素に負担をかけずに消化がスムーズに行われます。
わかめうどんは、糖の吸収を緩やかにするわかめがトッピングされているので、GI値が高いうどんを太りにくく食べるにはぴったりのメニューです。

また、カロリーは比較的高いですが、栄養バランスが整っているのは、コクうまサラダうどんでしょう。野菜はレタス、人参、オクラがトッピングされており、プラス100円でサラダが増量できます。
ほぐしたささみもトッピングされているので、たんぱく質も一緒に摂取でき、栄養が偏りやすいうどんの欠点をカバーしています。

おでんメニュー

メニュー名:カロリーkcal
こんにゃく:4kcal
ごぼう巻き:41.6kcal
大根:52kcal

他のサイドメニューと比べると低カロリーなメニューが多いおでん。こんにゃくは1個4カロリーと低カロリーですし、不溶性食物繊維を豊富に含み、便通をスムーズにする働きが期待できます。
同じくごぼうも不溶性食物繊維を豊富に含んでおり、食べ応えがあるので満腹感を得やすくなるでしょう。

天ぷらメニュー

メニュー名:カロリーkcal
えび天:92kcal

はなまるうどんの天ぷらは、えび天以外はどれも1個100kcal以上あります。どうしてもかき揚げをつけたい場合は、うどんを特に低カロリーなおろししょうゆやかけうどんにしましょう。

その他サイドメニュー

メニュー名:カロリーkcal
単品サラダ:22.6kcal

ダイエット中は避けるべき?はなまるうどんの高カロリーメニュー(高い順から)

うどんメニュー

メニュー名:カロリーkcal
牛肉温玉ぶっかけ:707kcal
牛肉うどん:679.7kcal
牛肉おろしぶっかけ:643.8kcal
塩豚温玉ぶっかけ:588.6kcal
塩豚おろしぶっかけ:525.3kcal
ハニーマスタードサラダチキンうどん:525.3kcal
塩豚ねぎうどん:518kcal

はなまるうどんのメニューの中では、肉系メニューが特に高カロリーですね。牛肉と豚肉は、それぞれたんぱく質に加えてビタミン類も摂れますが、脂質も多いのでどうしても栄養が偏ってしまいます。
うどん自体のカロリーが高いので、栄養バランスを整えるために低カロリーなトッピングを加えても、カロリーがさらに高くなってしまいます。
さすがに美味しそうなメニューが揃っていますが、ダイエット中は基本的に500kcal以上のうどんは避けた方が良いでしょう。

おでんメニュー

メニュー名:カロリーkcal
厚揚げ:165kcal
さつま揚げ:111kcal
たまご:98kcal
牛すじ:87kcal

低カロリーなメニューが多いおでんは、厚揚げとさつま揚げ以外なら、うどん自体が低カロリーであればトッピングしても良いでしょう。
厚揚げとさつま揚げは、元々の食材に油が使われているので、調理法がヘルシーでも高カロリーになります。
たまごや牛すじは、おろししょうゆやかけうどんのように、低カロリーなうどんメニューには合わせても大丈夫でしょう。

ご飯メニュー

メニュー名:カロリーkcal
ミニ鶏の唐揚げ丼:663kcal
ミニ牛肉ごはん:633.3kcal
カレーライス:580kcal
ミニ塩豚丼:550kcal
ライス:364.6kcal

うどんと同じように、ご飯ものも肉系メニューが高カロリーです。
はなまるうどんのご飯メニューは、その他におにぎりもありますが、基本的にどれも高カロリーで糖質が多め。
ダイエット中は、うどんにご飯ものを組み合わせるのは避けましょう。糖質摂取量が増えて、脂肪が溜まりやすくなります。

天ぷらメニュー

メニュー名:カロリーkcal
さつまいも天:148kcal
ヘルシーかき揚げ:163kcal
北海道男爵コロッケ:289kcal

天ぷらの中に、はなまるうどんがカロリーオフを目的に作り出したヘルシーかき揚げがあります。ヘルシーかき揚げは、油分を47%カットして独自の天ぷら粉を使用し、カロリーを抑えて作られていますが、ダイエット中はできれば避けた方が良いでしょう。
ヘルシーかき揚げを頼むよりは、1本92kcalのエビ天で我慢するか、おでんの低カロリーメニューを2品つけた方がカロリーを抑えられます。
さつまいも天は、ヘルシーかき揚げより低カロリーですが、さつまいもは糖質量が多いので、うどんに組み合わせると糖質摂取量が増えます。

ダイエット中にうどんを食べる時のコツ

食後にお酢を摂取する

お酢を水に10ml入れて食後に飲みましょう。お酢には、内臓脂肪の燃焼サポートと腸を刺激して便通を促す働きがあります。
お酢に含まれる酢酸が血液に含まれる脂肪や、内臓脂肪を減少させると言われているのです。また、酢には腸のぜん動運動を活発にする働きがあるので、便通が促進されて便秘予防も期待できます。

はなまるうどんの卓上に備えられたオスでもいいですし、自分でミニサイズのボトルにお好みの酢を詰め替えて携帯して摂取しても良いでしょう。

一味や七味をかけて食べ、食後に軽い運動をする

一味や七味など、唐辛子が含まれる調味料をうどんにかけて食べてみてください。カプサイシンという成分が脂肪燃焼をサポートします。

しかし、最近の研究でカプサイシンは摂取しただけでは、脂肪燃焼作用はないと言われており、脂肪燃焼を促進させるためには有酸素運動が必須とされているのです。
うどんは消化にいいので、軽めのウォーキングなら行えます。ウォーキングは有酸素運動なので、カプサイシンの脂肪燃焼サポートが無駄になりません。
食後に軽いウォーキングがてら、帰りはできるだけ徒歩で帰ると良いでしょう。

サイドメニューのサラダやトッピングから食べる

うどんはGI値が高いため、最初にうどんを食べると血糖値が急上昇してしまいます。まずは、GI値が低い野菜や低カロリーなトッピングから口にしましょう。
サラダのレタスはGI値23、おでんのこんにゃくは24、大根は26とGI値が低めです。うどんと合わせてGI値が高いのが、かき揚げに使われる天ぷら粉。
天ぷら粉のGI値は、60と高めなので、うどんと同じように後半に食べた方が良いでしょう。

うどんだけではなく、おでんやかき揚げなど、様々なメニューが用意されているはなまるうどん。
トッピングを好きなだけつけて、オリジナルのうどんに仕上げて楽しみたいですが、ダイエット中は節制が必要です。
低カロリーなうどんをメインに、おでんやサラダなど低カロリーなトッピングを組み合わせて、カロリーだけではなく栄養バランスやGI値も意識して食べましょう。