アップライトローイング(チューブ)

自宅では、なかなか鍛えるのが難しいと言われている肩のトレーニングですが、チューブを使うことで、適切に負荷を与えることができます。そこで、今回はチューブを使った肩の筋肉のトレーニング『アップライトローイング(チューブ)』についてご紹介します。

鍛えられる部位

三角筋など肩まわりの筋肉が鍛えられ、たくましい肩幅を手に入れることができます。

意識する点

足の裏でチューブを抑え、手の甲を前に向けた状態で、チューブを握ります。胸を張って、背筋を伸ばし立ちます。
顎の下までチューブを持ち上げます。腕の力で持ち上げるのではなく、肩をすくませ、それにつられて腕が持ち上がるという感覚です。肩がしっかりと動いているんだ、というイメージを持ちましょう。あげきった時に、手が肩よりも高い位置まで持ち上がっているのが理想です。
下ろす時も、ゆっくりとチューブに逆らうように降ろします。腕を完全に降ろしきるのではなく、肘を少し曲げた状態を維持します。

注意する点

腕の力で引っ張りあげてしまうと、肩のトレーニングになりません。肩をすくませるようなイメージで、チューブを引っ張りあげます。肘をできる限り高く持ち上げることで、首から背中の真ん中あたりまでに伸びる僧帽筋を鍛えることにも繋がります。

回数 / セット数

10回×3セット

まとめ

・肩の筋肉を使って、チューブを引っ張りあげる。その時、できるだけ顎の近くまで引っ張る。
・勢いをつけて持ち上げない。下げる時も、チューブのテンションに逆らうようにする。
・腕と腕の間隔を肩幅と同じ程度に保つ。

アップライトローイングは腕と腕の間隔が重要です。肩と同じ平面上を動かしながら、できるだけ高く持ち上げることで、三角筋に強い刺激を与えることができます。このトレーニングは主に三角筋の中部を鍛えるトレーニングであり、肩幅を広くするのに役立ちます。