健康サンダルの効果とは?足つぼの効果を知ろう!

底にイボイボが付いている健康サンダル、一度は履いたことがある人が多いのではないでしょうか?1980年頃からすでにあるというこの健康グッズですが、実際にどんな効果があるのでしょうか?健康サンダルの効果や、あのイボイボでなぜ足が痛くなるのかなど、健康サンダルを徹底解剖しました!

健康サンダルにあるイボイボにはどんな効果があるの?

健康サンダルには細かいイボイボが数多く付いていて、サンダルを履くとそのイボイボが足の裏を刺激してくれます。それがなぜ健康につながるかというと、足の裏には全身にまつわる「ツボ」が数多く点在しているからなのだそうです。

そのツボは眼や鼻といった場所から、心臓や腎臓、さらには脳まであるとのこと。これらを刺激することで、これらの部位をケアできるというのが大きな理由です。ちなみに、足の裏は「第二の心臓」と呼ばれるのですが、それにはこの多彩なツボの数が関連しているのですね。

健康サンダルが刺激しているのは「ツボ」ではなく「反射区」

いきなり先ほどの話を否定してしまうお話をするのですが、実は鍼灸や指圧で刺激する「ツボ」と呼ばれるものは、足の裏には「2つ」しかありません。では、先ほどの健康サンダルの効果はウソになるかというと、そうでもないのです。

体には、その臓器や部位の状態が反映されている「反射区」と呼ばれる場所があります。これは全身で64ヶ所あるらしいのですが、そのうちの大半が足の裏に集中しているのです。そのため健康サンダルで刺激しているのは足の裏の反射区ということになるわけですね。

しかし、一般の人がこの区別をするのが難しいため、「足裏のツボ」を刺激しているという話になったわけです。

健康サンダルで得られる様々な効果

そんな健康サンダルによって足裏を刺激すると、非常に多くの効果を得られることがわかっています。ざっと数えるだけでもこれだけあると言われています。

・血行改善(それに伴うむくみや冷え性の改善と、疲労回復)
・内臓の動きを活発にさせる(それによって免疫力も向上)
・腰痛や肩こり、頭痛の改善
・ストレス解消や眠りの質の改善

健康サンダルを履くことで特定の部位に痛みが生じる場合、そこに関連する臓器などに問題があるとされます。健康サンダルでその部位をほぐしてあげると、関連する部位や臓器のトラブルが緩和される場合があるということなのです。

健康サンダルの効果的に使うための注意点

体にとって嬉しい効果がたくさんある健康サンダルは、以下の2点をポイントに使うといいでしょう。

長時間の使用は控える

健康サンダルは初めこそ痛みが強く履いているのが辛いのですが、だんだんとその痛みに慣れてくるでしょう。しかし、長時間健康サンダルを履き続けるとそれが痛みになり、かえって逆効果になってしまいます。おおよそ1日に10分から30分を目安に使用してください。

かかとのケアを忘れずに

冬などの感想している時期には、かかとが感想してひび割れが起きている場合などがあります。この時に健康サンダルを履くと痛みや他の病気につながる危険があるので、かかとの状態に注意してください。

健康サンダルが痛い時の対処法

健康サンダルをずっと使い続けているのに、痛みが全く和らがない場合がある時には、以下の2点が可能性として考えられます。

健康サンダルのイボイボが合っていない

健康サンダルには様々なタイプがあり、表面についているイボイボのサイズや数など違いがあります。健康サンダルによる痛みが取れない場合は、違うタイプのサンダルを別に履いてみて、その使用感を試してみてください。

痛みがひどい場合は病院に受診するのも考えよう

健康サンダルは体の不調を改善させるきっかけになることはありますが、病気を治してくれる万能グッズではありません。足裏の痛みが引かない場合は体のどこかに不調がある場合があるので、一度内科などで診てもらうことも考えた方がいいでしょう。

健康サンダルを効果的に使って体のトラブルを和らげよう

足裏に痛気持ちいい刺激を与えてくれる健康サンダルには、想像以上に様々な健康効果があります。

毎日のちょっとした時間にこのサンダルを履くことで、体の内側にあるトラブルを軽減させるきっかけにしてみてください。