代謝アップはダイエット成功の秘訣！その方法とは？

そもそも、代謝とはどのような役割をしているのでしょうか？代謝とは、食事などで摂取したエネルギーをカラダの中で利用したり、消費する働きのことを言います。

私たちのカラダの中には2種類の代謝があり、血液や脳、内臓、筋肉、髪の毛、脂肪などを作る役割がある「カラダを作る代謝」と、体温を正常に保ったり、脳や内臓、筋肉などカラダの機能を動かすために消費される「エネルギーを消費する代謝」があります。よくダイエット中に耳にする「基礎代謝」も「エネルギーを消費する代謝」に分類されます。

要するにカラダを動かすためにたくさんのエネルギーを必要としている人が代謝が良いと言われ
ており太りにくい傾向にあります。逆に少しのエネルギーしか必要としていない人は代謝が悪く摂取したエネルギーが余りやすいため、太りやすいと言われているのです。

車などで考えると、少しのエネルギー（ガソリン）しか必要としない省エネなものが好まれますが、人のカラダであれば、たくさんのエネルギーを消費しているハイオクな人の方が痩せやすいという訳なのです。

毎日の食事を少し気をつけることで代謝アップにつながります。

マグネシウムを豊富に含んでいる食品は脂肪燃焼をサポートしてくれるので、基礎代謝アップが期待できます。
例えば、ダイエット中の人気食品である豆腐や納豆、ビタミンが豊富なほうれん草やカルシウムが豊富な牛乳などにマグネシウムが多く含まれています。

体温を上昇させることで代謝アップにつながります。
朝食は、寝ている間に下がってしまった体温を上昇させるために欠かせない役割を果たします。
果物やおにぎりなどの軽食で良いので朝食を抜かないようにしましょう。

ダイエット中はカロリーを重視した食事を摂ってしまいがちですが、カロリーだけでなく炭水化物、タンパク質、ビタミンやミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取しましょう。
バランスの悪い食事でダイエットに成功しても、脂肪だけでなく筋肉まで失ってしまう可能性があります。筋肉が少なくなると基礎代謝が下がってしまうのでリバウンドしやすくなります。

代謝アップは食事面だけでなく日々の生活の中での習慣も重要なポイントとなります。

睡眠不足は代謝を下げてしまう原因となります。睡眠中に分泌される成長ホルモンは基礎代謝のおよそ18％を消費する筋肉を成長させる働きがあるのです。
筋肉量を減少させないためにも、しっかりと睡眠をとり、成長ホルモンを分泌させましょう。

ストレスや不規則な生活は、自律神経が乱れ、血行不良を引き起こし代謝を低下させます。ストレスを感じたらリフレッシュをしたり、不規則な生活リズムを見直すなどして、自律神経を整えましょう。

腸内環境の乱れや便秘は、内臓の動きを低下させ、基礎代謝の低下を招いてしまいます。水分をたくさんとったり、海藻や野菜など繊維質な食品を摂り便秘を解消させましょう。

体温を低下させるカラダの冷えは、代謝も低下させてしまいます。体温維持のためにも基礎代謝は使われているので、お風呂で温まったり軽い運動やストレッチを取り入れ、カラダを冷やさない習慣をつけましょう。

代謝をアップさせるために、筋肉トレーニングなどを取り入れている人もいますが、時間がない人は代謝アップにつながる食事の方法や、生活習慣を試してみてください。バランスのいい食事と規則正しい生活リズムがカラダを温め、便秘解消にも効果的です。
代謝をアップさせるためにも、カラダを整えてみてはいかがでしょうか？