麺棒ダイエットのやり方とは？楽々セルフケアを日課にしよう！

麺棒ダイエットとは、家にある麺棒で痩せたい部分をマッサージするダイエット法です。

脂肪を直接減らすダイエットとは違い、セルライトやむくみなどをマッサージによって解消し、痩せやすい身体を作る、ことが目的です。この麺棒ダイエットで、今まで痩せにくかった方が痩せやすくなったり、美脚になる効果も得られます。

では、そんな麺棒ダイエットの詳しいやり方を見ていきましょう。

麺棒ダイエットのやり方

まず、必要なものは麺棒を１つ用意しましょう。100均や製菓用品店で売られています。

プラスアルファであるといいものは肌を傷つけないようにマッサージオイルやボディクリームがあるといいですね。もしクリームなどがなければ柔らかい服や布の上から行なってください。

麺棒ダイエットは、特にむくみやすい脚から行いましょう。
足裏→ふくらはぎ→膝裏→太ももというように下から上へ進めます。
特に足裏には全身のツボが集まっていて、はじめに刺激することで内臓機能が高まり、便秘やむくみの改善が期待できる他、血流が良くなるのでリンパの流れも良くなりサイズダウンしやすくなります。

＜足裏＞

足裏は麺棒を床に置き、その上から足の裏で踏むようにしてマッサージします。

足裏は常に血液やリンパが溜まりやすい状態なのでゴリゴリと音がしたり、人によっては痛みを感じます。痛みを感じるところは流れが悪くなっているところなのでしっかりとほぐしていきましょう。

＜ふくらはぎ＞

両手で麺棒を持ちます。
麺棒を転がすように動かして足首からふくらはぎ、最後に膝裏までマッサージしていきましょう。痛気持ちいいくらいの強さで押し、ふくらはぎの前と後ろ両方行いましょう。

＜太もも＞

ふくらはぎと同じように膝上、もも前、脚の付け根までをマッサージします。ももの前が終わったらもも裏も同じように膝の裏、もも、お尻の付け根までマッサージを行いましょう。

ももの外側と内側も下から上にかけてマッサージできるとより効果も出やすくなります。

お腹のくびれ作りに効果も期待できます。脚のマッサージより少しやりづらくはなりますが、両手で麺棒を持ったらくびれの部分を重点的に少し強めに転がしましょう。お腹に力が入っていると痛みを感じやすいので、なるべく力を抜いた状態でできると良いです。

麺棒マッサージによって取れる「むくみ」の原因をまずは知りましょう。
むくみの原因を知り、そして麺棒ダイエットの効果を知り、活用してください。

むくみの原因

むくみの原因はいくつかあります。
原因① 立ち仕事や長時間同じ姿勢を取っている
デスクワークでの仕事やアパレルなどの立ち仕事であると大きく身体を動かすことがあまりないので血液などの流れが悪くなり、むくみの要因になります。

原因② アルコールなどの水分や塩分の摂り過ぎ
アルコールなどの水分や塩分を多く取りすぎると、血中の水分量が増えて血管の外に水分が染み出してきます。これがむくみとなるのです。

原因③ ストレス
精神的なストレスがたまると自律神経が乱れ、血行が悪くなります。また、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が筋肉を弱らせるため、血液の流れを悪くする要因となり、むくみとなります。

睡眠不足などもストレスに繋がり、むくみやすくなります。

麺棒ダイエットの効果

大きな効果は先述の通りまずむくみが取れるということです。

むくみを取るためにはリンパを流す必要があります。麺棒を使ってリンパマッサージを行い、汗や尿で老廃物を体外に排出させます。身体がむくんだとき、体中では老廃物や余分な水分が溜まってしまっている状態になります。

これを放置してしまうと、老廃物がコラーゲンとガチガチに絡んでしまい、セルライトになってしまいます。セルライトができてしまうと、血管やリンパ管を圧迫してしまうため、代謝も悪くなり、さらに老廃物や余分な水分をうまく排出できなくなってしまってより太る原因を作ってしまいます。よって太るための悪循環となってしまうのです。

リンパマッサージをすると、体内の老廃物や余分な水分が流れやすくなります。老廃物が流れると、同時に血液の流れも良くなります。リンパマッサージをすると、体内の老廃物や余分な水分が流れやすくなります。

血液の流れがよくなると冷え性の改善につながります。むくみがあったりすると身体は冷えやすくなりますので冷える分代謝が悪くなるのです。痩せるためにはやはり代謝は高い方がもちろん痩せやすいので、冷えが気になる方にも麺棒でのマッサージはおすすめです。

麺棒ダイエットを行う時の注意点がいくつかあります。この注意点に気をつけながら行うようにしましょう。

① 食後30分は行わない

特に腹部のマッサージの時は食べたものを押し戻してしまう場合があるので食後1〜2時間ほどあけてから行うようにしましょう。なるべく胃に食べ物が入っていない時に行うのがベストです。

② 妊娠中の方は控える

妊娠中は当たり前ですが腹部のマッサージは避けましょう。妊婦の方は妊娠して胎盤が完成する安定期の頃から赤ちゃんのために体内の血液が増え始めますので妊娠後期にもなると妊娠前に比べて身体の水分量は３０～５０％程増加すると言われています。なのでむくみに悩む方は多いと思います。

脚のマッサージであれば、ゆっくり、優しくマッサージするくらいでも効果はありますよ。

③ マッサージの後は水分補給をする

この水分は老廃物を外に出すための水分です。おすすめなのは白湯ですが、冷えすぎていない水や麦茶、冷えが気になる方はカモミールやジンジャーが入ったハーブティーもおすすめです。コーヒーや緑茶はカフェインが多く水分補給にならないので気をつけましょう。

④ 強く押しすぎないようにする

むくみがひどかったりすると、マッサージで強く押しすぎるとあざになったりする可能性もあるので、気をつけましょう。リンパ管は皮膚の真下にあるので軽くさする程度でも効果はありますよ。