これからファスティングをしようと考えている方へ、準備食って必要なの?準備食とは?準備食におすすめの食材やコンビニで用意できるものなどをご紹介いたします。
ファスティングの準備食
ファスティングをしようと思うんですが、準備食ってなんですか?
山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス
LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー
準備食はファスティング成功のためにとても重要なので一緒に見ていきましょう。
美容やアンチエイジング、デトックスなど色々な目的で活用されており、酵素ドリンクなどをつかったやり方が定番としてあります。
これからファスティングをしようと考えている方で、『明日からファスティングだから、今日のうちにたくさん食べておこう!』といってたくさんの食事やお酒を飲んでしまおうなんて思う気持ちもわかりますが、それではファスティングの効果を十分に感じることが出来なくなります。内臓などの消化器官を休める前に負担をかけるのでは、目的が違ってきますよね?
準備期間を上手に過ごすことが、ファスティングを成功する鍵となります。
ファスティングの準備期間は、内臓に負担をかける食べ物はなるべく避けるようにします。ファスティングを、内臓が元気な状態で迎えることで効果やファスティング中の楽さが変わってくると言われています。準備期間中は、消化に時間がかかるものなどを避けるようにして内臓に負担をかけないようにし、準備期間をきちんと設けることで効果を実感しやすくなります。
また、突然ファスティングを行うと、身体がビックリして体調を崩す可能性もありますので、その点でもしっかりと身体を準備するということが大変重要といえます。
ファスティングに準備期間が必要だなんて知りませんでした。どんなことに気をつけたらよいのですか?
山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス
LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー
ファスティング前におすすめの準備食というのがありますので、こちらをご紹介いたします
準備食におすすめの食べ物
ファスティング中は血液を毎日綺麗にしてくれている肝臓や腎臓の働きを良くなり美容効果も期待できるといわれています。急なファスティングで身体がビックリしてしまわないように、まず準備期間から内臓に負担を減らす食材ため消化に良いものを選ぶようにしましょう。
準備期間中におすすめなのが、特に発酵食品や食物繊維といわれており下記の食材が良いと言われています。
豆類
ごま
ナッツ
味噌
梅干し
きのこ
いも
そば
海藻
野菜
山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス
LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー
これらの食事は、腸の負担も軽く、ミネラル、ビタミンが豊富で、食物繊維などで腸を良い状態にもすると言われています。
炭水化物も食べることが出来ますが、小麦系のパンや麺類(パスタ、うどん)は避けたほうがよいです。
準備食におすすめの『果物』
バナナ
ぶどう
びわ
マンゴー
マスカット
メロン
りんご
梨
さくらんぼ
キウイ
おすすめ食材『ソイミート』
調理法も、乾燥して販売されているソイミートを湯戻しして水気を取るだけ!お肉の代わりとして調理するだけなので特別な難しい調理が必要ありません。ミンチタイプもあるのでハンバーグなどにも使うことができ、バリエーションもたくさんあります。美味しくてヘルシーなので普段の食事にももちろんおすすめです。
コンビニ活用準備食
コンビニで揃う準備食メニュー例
おでん (大根、厚揚げ、こんにゃく)
玄米、おかゆ
お味噌汁
納豆
梅干し
バナナ
むき甘栗
コンビニで買える無印良品
(塩や油を使わずにローストしていてビタミンが豊富)
理想的なメニュー
油、糖分を避けた和食中心の食事を心がけ、豆類、海藻類、野菜類、キノコ類、種子類、イモ類を取り入れた栄養バランスの良いメニューがおすすめです。お仕事をしていると食べる時間が遅かったり、コンビニや外食になったりすることも多いかと思います。無理せずに取り組むことも大切ですので、その場合はファスティングに向けて身体を準備させるために、胃腸にやさしい食事内容を選ぶようにしていきましょう。
山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス
LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー
忙しい方や、手軽に始めたい方にはコンビニで用意できるものを上手に活用してみてください。その際は、ファスティングの期間のデトックス効果を高めるためにも食品添加物の多いものはなるべく避けるようにしましょう。
ファスティングを定期的に取り入れることで美容など様々な効果が
山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス
LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー
実際に定期的にファスティングを行うことにより身体の調子が良く、美容効果を感じている方にお話を聞いてみました。
(3カ月に1回ファスティングを行っている方の例)
ファスティング前後1週間はカフェイン、アルコールをとらない。
ファスティング中は、コールドプレスジュース1日6本。同量のお水、白湯を飲む。
休日の2連休を活用して行う。
準備食、回復色としておかゆやスープをとる。
準備期間をもうけて行うことによって、トラブルなくファスティングを行えているとのこと。
特に普段から甘いものを多くとっている方は血糖値の変化でだるさや疲労感が大きく出る方がいます。少しずつファスティングに備えて準備することでファスティング中のつらさ予防ができるため必ず準備食を取り入れてるとことでした。
ファスティングの美容効果についてもぜひ知りたいです。
山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス
LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー
ファスティングの効果をまとめてみましたのでぜひこちらをご覧ください
ファスティングの効果
免疫力の向上
体内酵素の活性化
むくみの改善
ダイエット効果
美肌効果
新陳代謝のアップ
アンチエイジング効果
ファスティングといえば、一緒に酵素という言葉を耳にする方も多いと思いますが、酵素は消化、代謝、運動、排泄など重要な働きをしています。もともと体内でつくられる酵素は加齢とともに減り続けると言われており、ダイエットをしても痩せなくなってきたと感じる方が多いのもこのためです。
酵素は、消化酵素と代謝酵素に大きく分けられ食べたものが消化酵素の負担となることで、代謝に影響が出ると言われています。消化酵素を温存させるために行うのがファスティングの主な目的であり、ダイエット効果やデトックス効果などの健康や美容効果が期待できると言われています。
ファスティングと言えば断食という苦しいイメージもありますが、きちんと身体の準備をして実施することで無理なく始めることが出来ますので、普段食べすぎだったり、下痢や便秘に悩んでいたり、肌荒れなどの悩みがある方は一度チャレンジしてるとよいかもしれません。
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