餃子の糖質は?糖質制限ダイエット向き?糖質制限中におすすめの食べ方

餃子のカロリーや糖質はどのくらい?糖質制限中でも食べていいの?気になる餃子のカロリーや栄養素、糖質制限中でもおいしく食べられる方法などを伝授します。

餃子とダイエットについて

餃子のカロリーや糖質はどのくらい?

餃子とは中国料理の点心の一で、小麦粉を練って伸ばした薄い皮で豚のひき肉や細かくみじん切りにした野菜を包みで半月形にし、焼いたり、蒸したり、したものです。

餃子は1個あたり約35~40キロカロリーとカロリーが低く栄養バランスの良い食べ物です。ひき肉、ニラ、ネギ、キャベツ、ニンニクなど、が入っているため、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂れます。

餃子を10個食べたとしても約350~400キロカロリーで抑えることができますし、ダイエット中でも安心して食べられます。餃子は1個あたりおよそ約20gですが、そのうちの約5gが皮に当たります。糖質制限中でも許容範囲の量です。

・王将の餃子(6個)
カロリー  :346キロカロリー
タンパク質質:12.8 g
脂質    :13 g
炭水化物  :43 g

・味の素 ギョーザ(冷凍)1個
カロリー  :44キロカロリー
タンパク質 :1.5g
脂質    :2.1g
炭水化物  :4.7g

・味の素 もちもち厚皮 水餃子(冷凍)1個
カロリー  :35キロカロリー
タンパク質 :1.3g
脂質    :1.5g
炭水化物  :4.1g

・紀文 うす皮肉餃子 12個
カロリー  :52キロカロリー
タンパク質 :15.9g
脂質    :16.1g
炭水化物  :35.9g

・日本ハム 肉餃子(冷凍)1個
カロリー  :31キロカロリー
タンパク質 :1.3g
脂質    :1.1g
炭水化物  :4.0g

・イートアンド 大阪王将羽根つき餃子(冷凍)1袋
カロリー  :559キロカロリー
タンパク質 :17.1g
脂質    :29.2g
炭水化物  :53.5g

・イートアンド 大阪王将ぷるもち水餃子(冷凍)1袋
カロリー  :592キロカロリー
タンパク質 :16.7g
脂質    :25.3g
炭水化物  :72.8g

・トップバリュー パリッとジューシーチルド餃子 20個
カロリー  :498キロカロリー
タンパク質 :20.7g
脂質    :17.6g
糖質    :61.6g

餃子の糖質は、1個あたり3〜5gとなっています。手作りする場合は、餃子の皮を野菜に代用するなどの工夫次第で、糖質はよりカットできますね。餃子には、焼き、揚げ、水と料理別に大きさや厚みが違いますが、皮が薄いほど糖質を抑えることができます。ヘルシーに思われがちな水餃子は、生地が厚めなので餃子の中でも糖質は多いほうです。

餃子は糖質制限ダイエットに向いているの?

餃子は栄養バランスが良い食べ物ですし、糖質制限ダイエット中に食べても問題ありません。少し工夫するだけで糖質をカットすることができ、糖質制限向きな食べ物にすることも可能です。

餃子の皮      :1枚あたりの糖質3.3g
大判餃子の皮    :1枚あたりの糖質5.9g
もち粉入り餃子の皮 :1枚あたりの糖質4.9g
うす皮餃子の皮   :1枚あたりの糖質2.7g
お米で作った餃子の皮:1枚あたりの糖質3.6g
水餃子の皮     :1枚あたりの糖質3.9g

餃子の糖質は1個あたり3〜5gだということを頭に入れておくと、糖質計算しやすいのではないでしょうか。糖質を把握しておくことは、糖質制限ダイエットを成功させるために大事なことです。餃子の皮は薄力粉で作られているものが多いですが、皮の代わりにキャベツや油揚げを使うと、大幅に糖質をカットできますよ。

糖質制限中におすすめの餃子の食べ方

皮を残す

たくさん餃子を食べてしまえば糖質を過剰に摂取してしまうことになるので、3個目以上は皮を残す、などと自分なりのルールを決めましょう。

野菜から先に食べる

野菜から食べることで、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。糖質制限ダイエット中はなるべく血糖値の上昇を抑えたいので、餃子を食べる前に野菜をよく噛んで食べましょう。野菜といっても、ジャガイモやトウモロコシのような糖質を多く含むものはNGです。ドレッシングもなるべく糖質が含まれていないものにしましょう。

皮を油揚げで代用する

油揚げは糖質がほとんど含まれていません。糖質制限ダイエットにはもってこいの食材なのです。餃子のタネとも相性が良いですし、何より食べ応えがあります。糖質を大幅にカットできるだけでなく、食事の量を自然に減らせます。

ルイボスティーを飲む

ノンカフェインでリラックス効果やアンチエイジング効果があると人気のルイボスティーですが、ルイボスティーには血糖値を下げる効果もあります。血糖値を下げるには、亜鉛とミネラルが必要なのですが、ルイボスティーにはインスリンを作る亜鉛が含まれているのです。ルイボスティーには糖分が含まれていませんし、カロリーもほとんどゼロなので、ダイエットのサポートとして最適でしょう。また、ルイボスティーに含まれているSODという酵素は、身体の毒素を排出してくれるデトックス効果があり、老廃物をため込むことなく胃や腸の働きを良好に保つので代謝アップにつながります。

コーン茶を飲む

香ばしくて美味しいコーン茶は、ダイエットの味方をしてくれます。コーン茶には食物繊維がたくさん含まれているため、糖質が体に吸収されにくくなり、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる働きがあるのです。また、コーン茶には便通と排尿の両方を促す作用がるので、デトックスにも最適でしょう。デトックスによって代謝が高まれば、痩せやすい身体へと導いてくれます。

低糖質餃子のレシピ

低糖質ダイエットを作るには、「小麦ファイバー」が必要になります。小麦ファイバーとは、小麦外皮の繊維分を粉末状にしたもので、糖質、タンパク質、脂質はほとんど含まれておらず、約95%が食物繊維でできています。この小麦ファイバー、もともとは焼き菓子のひび割れ防止や、乾燥を防止のために使われていたものですが、糖質がほとんど含まれていないことから注目されるようになりました。小麦ファイバーの糖質は1%なので、糖質制限をしている人には最適な食材です。究極の糖質制限食材との言われていている小麦ファイバーですが、通販ショップで簡単に手に入れることができます。小麦ファイバーを糖質制限ダイエットに活用してみてはいかがでしょうか。

皮の材料:グルテン50g、小麦ファイバー10g、すずさやか大豆粉10g、塩コショウ2g、サイリウム(オオバコダイエット)1.5g、熱湯60g、温めた牛乳60g

具の材料:キャベツ60g、ニラ20g、豚バラ肉60g、ウェイパーまたは中華だし2g、ゴマ油2g、ニンニクすりおろし2g、醤油3g、水10g

【作り方】
1. 粉類をよく混ぜる
2. 熱湯と60度ほどに温めた牛乳を加えて一気に混ぜる
3. ラップで包んで冷蔵庫へ。

3時間ほど寝かせるときれいな塊にるので、小麦粉の皮と同じように伸ばして形をつくりましょう。あとは具材を包んで焼くだけです。