ケチャップの糖質はどのくらい?糖質制限ダイエット中はケチャップを食べても大丈夫なの?ケチャップはダイエットに最適な食品なのか徹底解説いたします。
ケチャップのカロリーはどのくらい?ダイエットには向いているのか?
ケチャップとは?
トマトケチャップはホットドッグ、ソーセージ、オムレツ、フライドポテトで使用され、日本でも人気の高い調味料です。
今回はケチャップがダイエットに向いている調味料なのか、カロリー・糖質・脂質・タンパク質量を分析して解説いたします。
ケチャップのカロリー・糖質・脂質・タンパク質
食品 | カロリー | 糖質 | 脂質 | タンパク質 |
---|---|---|---|---|
ケチャップ(大さじ1) | 18 | 3.84g | 0g | 0.26g |
カロリー18kcal、糖質量3.84g、脂質量0g、タンパク質量0.26gです。
ケチャップは調味料としては少しカロリーが高い部類に入ります。
さらに気になるのが糖質量の3.84gです。糖質は、ダイエット中にはなるべく抑えたい成分です。おおさじ1杯につき3.84gはダイエット中に接取する調味料としては高めの数値です。
脂質量、タンパク質量については特に気になる数値ではありません。
ケチャップの成分で気になる部分は、少し高めのカロリーと糖質量です。
ケチャップのカロリーは低いの?ダイエットには向いている?
ダイエット中にケチャップを使うなら、使用する量を調整するなどの工夫が必要です。
ケチャップの糖質はどのくらい?糖質制限ダイエットには向いている?
糖質ダイエット中は、ケチャップの使用を控えめにした方が良いです。
ケチャップの糖質が高い理由としては、製造過程で砂糖が入るからです。
糖質制限ダイエット中は糖質がオフされているケチャップを選ぶ、もしくはケチャップを家庭で自作するのがおすすめです。
自家製ケチャップのレシピは後ほどご紹介します。
【プロトレーナー解説】これからダイエットを始める方・ダイエット中の方、カロリー制限と糖質制限、どっちの食事制限が効果的なのか?太る原因や関係についても解説します。
ケチャップのカロリーを他の調味料と比較
ケチャップを他の調味料と比べてカロリー・糖質は低いの?
食品 | カロリー | 糖質 | 脂質 | タンパク質 |
---|---|---|---|---|
ケチャップ(大さじ1) | 18 | 3.84g | 0g | 0.26g |
マヨネーズ(大さじ1杯12g) | 84 | 0.54g | 9.04g | 0.18g |
ウスターソース(おおさじ1) | 20 | 4.47g | 0.02g | 0.17g |
醤油(濃口)(おおさじ1) | 13 | 1.82g | 0g | 1.39g |
カロリーと脂質はマヨネーズが圧倒的に高い結果となりました。
おおさじ1杯でカロリーが84kcalというのは恐ろしく高い数値です。ダイエット中にマヨネーズを摂取するのはできる限り避けましょう。
マヨネーズとケチャップを比較するとケチャップのカロリー・脂質が低く見えてしまいますが、だからといってダイエットに適している調味料というわけではありません。ウスターソースもケチャップよりもカロリー・糖質が高いのでダイエット向きの調味料ではありませんね。
ダイエットを成功させるには、調味料の使い方を注意する必要があります。ケチャップはカゴメを始めとする各メーカーから塩分・糖質・カロリーをカットしているものが販売されています。1度に使う量を調節することも必要ですが、ダイエットを妨げる成分がカットされているケチャップを選ぶのも重要です。
ダイエットを成功させるためには、一日の消費カロリーとバランスを取れるように摂取カロリー量を決めること大切です。そのためには、一日の消費カロリーを把握し、食事制限により摂取カロリー量を決めましょう。本記事では、消費カロリーの計算方法や、摂取カロリーの目安、基礎代謝をあげる方法を解説します。
ケチャップがダイエットに向いていない理由
おおさじ1杯あたり、カロリーが18kcal、糖質が3.84gなので、絶対に接取してはいけないと言うほどではありませんが、ダイエット中に進んで摂取するべき調味料ではありません。ケチャップは少しだけで濃い味付けになるので、量に気を付ければ問題が無いレベルです。
ケチャップの特筆すべき栄養素
ビタミンE
ビタミンEは別名若返りビタミンとも呼ばれ、アンチエイジング効果が見込めるビタミンです。強い抗酸化作用を持ち、活性酸素から体を守ってくれます。
活性酸素は、本来はからだの免疫を高める役割があります。しかし現代では、体内で過剰に増えすぎて逆に老化や代謝を下げる要素となっています。
ビタミンEは過剰に増えすぎた活性酸素を除去してくれる役割があるので、老化や基礎代謝の向上に効果が見込めます。
モリブデン
また血液の循環を良くしてくれるので、貧血予防にもなる成分です。
モリブデンはからだにとって有害なものを無害に中和してくれるので、健康的なダイエットに有効な成分です。
リコピン
リコピンの持つコラーゲン減少抑制効果とは、肌のハリを維持してシワを予防してくれる効果です。
通常スーパーに並ぶトマトは、青いうちに収穫し、運送の過程で赤く熟していきます。しかし、ケチャップの原材料となる加工用のトマトは、畑で完全に熟してから収穫されるので、特にリコピンを多く含んでいるトマトが使用されます。
リコピンは体内で生成されない上に、摂取したリコピンも一定以上は蓄積できないので継続的に摂取する必要があります。常に毎回トマトを食べるのは中々難しいですよね、そこで保存のきくケチャップでリコピンを定期的に摂取することが重要となります。
ダイエット中ケチャップには糖質オフケッチャップを使用する
糖質オフのケチャップとは
糖質オフのケチャップは味、香りも既存の製品とあまり変わりません。ケチャップの糖質が上がる原因の砂糖を代用品を使って工夫しています。
また、自家製で作るケチャップもダイエットには有効です。糖分を自分の意志で抑えることができるので、糖質制限ダイエット中でも気軽に食べられるケチャップとなります。長期保存も可能なので、市販品を買わずに1度に大量に作ると楽です。
今回は自宅で簡単に作れる、自家製ケチャップのレシピをご紹介します。
ダイエットにおすすめ自家製トマトケチャップのレシピ
〈材料〉
・完熟トマト 5個
・玉ねぎ 2個
・ローリエ 1枚
・ニンニク 2個
□調味料A
・酢 おおさじ1
・砂糖 おおさじ2
・塩 おおさじ1
・故障 少々
〈調理方法〉
1.トマトを湯むきし、ざく切りにする。玉ねぎもざく切りに。
2.鍋に材料を全て入れ、弱火で水気が無くなるまで3時間弱ほど煮込む。
3.ローリエを取り除き、ミキサーでなめらかになるまでかくはんする。
4.鍋に戻し、調味料Aを全て加えてひと煮する。
5.粗熱が取れたら、煮沸消毒した保存瓶に入れて冷蔵庫で保存します。
添加物を使っていないので健康面も安心できます。調味料の砂糖の量を調節すれば糖質も減らせるので糖質制限ダイエット中にも最適な調味料となります。
自家製ケチャップの味に飽きたら、アレンジしても良いですね。しょうがを入れると風味も変わりますし、しょうがの持つ脂肪燃焼効果も追加されるのでさらにダイエットに向いたケチャップとなります。
自家製ケチャップに使うトマトは完全に熟したトマトが理想的です。熟した赤みの強いトマトはリコピンを大量に含んでいるので、ダイエット、健康に適しています。
加工用のトマトが手に入るならそちらを選ぶようにしましょう。
自家製ケチャップは栄養の観点で非常に優れた調味料と言えます。今回ご紹介したレシピでは玉ねぎを使用しましたが、その他にもにんじんやパセリ、しょうがを入れてアレンジをすると単調になりがちなダイエット中の食事も華やかになります。
自家製でケチャップを作ると、市販品のようなサラサラした舌ざわりというよりも、野菜の質感がドロドロと残ったピューレ状になります。栄養も優れ食物繊維も豊富に含むので、より満腹感を得られるので非常におすすめです。
市販品のケチャップはダイエットに適した調味料とは言えませんが、自家製のケチャップはカロリー・糖質・栄養・満腹度が増すので、ダイエットに適した調味料となります。一ヵ月は保存がきくので、1度に大量に作って冷蔵庫でストックしておくと良いです。
ケチャップでダイエットの注意点、健康上に問題、太ってしまう理由
●ケチャップはカロリー・糖質が多いので使いすぎに注意
●ダイエット中はカロリー・糖質オフのケチャップが有効
●摂取量に気を遣えばダイエット中でも食べて大丈夫
●自家製ケチャップを手作りすると、カロリー・糖質・栄養の観点でも非常に良い
●塩分(ナトリウム)が大量に含まれているので注意が必要
ケチャップは塩分(ナトリウム)が多く入っている
この塩分はダイエットの天敵で、過剰に摂取するとからだが水分を溜め込み、体液量や血液量が増えます。すると血管にかかる圧が高くなり、高血圧を招く原因となります。
塩分過多の食生活を続けていると、常に入って来た水分を溜め込もう炉する状態が続くのでむくみやすくなり、代謝の低下に繋がります。
つまり塩分をからだに溜め込むと、太りやすく痩せにくいからだになってしまいます。
味が濃いものを食べると少量で満腹感を得やすいのですが、同時に塩分を過剰に摂取してしまいます。ケチャップには大量の塩分が入っているので、ダイエット中は摂取量に気を付けて下さい。
改善方法としては、やはり自家製でケチャップを作ることをおすすめします。自家製であれば塩分と糖分を自分で調整できるので、過剰に摂取を防げます。野菜をピューレ状にしてつくるので、食物繊維も同時に摂取出来て栄養バランスも良く、ダイエットに適した調味料となります。
他に調味料による塩分の過剰摂取を防ぐには、調味料に頼った味付けではなく、ダシを使った味付けが有効です。昆布や鰹節、いりこを使ってダシをとり、食材本来の味を引き出すような料理にすると自然と塩分・糖質を抑えられるので痩せやすいからだになります。
ダイエットはカロリー・糖質・脂質に注目しがちですが、塩分量にも気をつけると無理なく痩せられるので成功しやすいです。
ケチャップは塩分・カロリー・糖質が多く含まれている調味料ですが、糖質オフケチャップや自家製にすればダイエット中でも食べて大丈夫な調味料です。ダイエットに大切なのは、自分が何をどのくらい食べているかを把握することです。
ぜひ、あなたのダイエットに活用してみてください。