ひやむぎのカロリーは？ダイエット向き？糖質・脂質・タンパク質比較

ひやむぎは小麦粉に食塩と水を混ぜて作られているため、栄養素は小麦粉とほぼ同じです。

ひやむぎ以外の食品とのカロリー比較（100gあたり）

食材	カロリー	糖質
ごはん（白米）	168kcal	37.1g
食パン	264kcal	46.7g
ひやむぎ	127kcal	25.5g
うどん	105kcal	20.8g
そば	114kcal	20.6g
パスタ	149kcal	26.9g
ラーメン	149kcal	27.9g
そうめん	127cal	24.9g

ひやむぎは主な主食であるご飯や食パンに比べると、カロリー・糖質共に低いことがわかります。しかし、ひやむぎは一食にすると300gほどの量になります。ごはんは茶碗いっぱい150g程度なので、一食あたりで考えるとひやむぎの方がカロリーが高くなってしまうので注意しましょう。

ひやむぎは、カロリーや糖質が”高い”とまでは言えませんが、ダイエット中であれば避けるのがベター。腹持ちが悪く、一食の量を抑えたとしてもすぐに空腹を感じてしまい、結果間食につながってしまう危険もあるため、ダイエットには向いていません。さらに、カロリーや糖質だけでなく、「GI値」にも着目してみましょう。

ダイエット中はGI値の高い食品は避けよう

GI値の高い食品は、血糖値を急に上げてしまいます。ダイエット中の食事選びは、「カロリーを抑えること」だけでなく「血糖値を急激に上げないこと」もひとつのポイントです。そのため、なるべく太りにくいGI値の低い食品がおすすめです。

GI値70以上の食品を高GI食品、56～69の間の食品を中GI食品、55以下の食品を低GI食品と定義しています。

炭水化物のGI値一覧

炭水化物のGI値をを高い順に並べると以下のようになります。
1. フランスパン 93
2. 食パン 91
3. ビーフン 88
4. うどん 85
5. 米(白米) 81
6. もち米 80
7. ラーメン 73
8. ベーグル 75
9. マカロニ 71
10. 胚芽精米 70
11. クロワッサン 70
12. ひやむぎ・そうめん　68
13. パスタ 65
14. 麦 65
15. ライ麦パン 58
16. おかゆ 57
17. 玄米、五穀米 55
18. 蕎麦 55
19. 発芽玄米 54
20. 春雨 26

高GI食品の指標であるGI値70を下回りますが、ダイエット中であれば、GI値55以下の低GI食品がおすすめです。
つまり、ひやむぎはダイエット中にはおすすめできません。

ひやむぎは、ダイエット向きとは言えない食材ですが、夏の暑い日でも食べやすく、食欲のない時の食事にはぴったりですよね。ひやむぎをダイエット中の食事に取り入れる時には次のことを意識し、ダイエットの妨げにならないようにしましょう。

ひやむぎを使ったおすすめレシピ

ひやむぎだけでは当然ながら栄養は偏ってしまいます。また、腹持ちが悪く満腹感も感じにくいです。そこで、具材に野菜や肉など食べ応えのあるものを使い、レシピを工夫しましょう。

ひやむぎは腹もちが良くないため、物足りなくなり、間食などをしてしまった場合は逆効果です。余計なカロリーを摂りすぎないように、血糖値の上がりにくい野菜などと一緒に食べるようにしましょう。

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