きつねうどんのカロリーは低い?高い?ダイエット向き?栄養・糖質量を比較!

うどんといえば、外せないのがきつねうどんです。全国チェーン店だけでなく、カップ麺のうどんも人気がありますが、カロリーはどれぐらいなのでしょうか?他のメニューと比較しながら、ダイエットに向いているかどうかも調べてみましょう。

うどんの定番きつねうどん、カロリーや糖質はどれぐらい?

きつねうどんのカロリーや糖質は?他のうどんと比較

食品 カロリー 糖質 脂質 タンパク質
きつねうどん(100g) 99 14.4g 2.4g 3.78g
きつねうどん(1杯458g) 453 65.95g 10.99g 17.31g
カレーうどん(1杯473g) 492 66.85g 15.47g 14.67g
天ぷらうどん(1杯463g) 435 66.39g 7.73g 19.08g
釜玉うどん(1杯318g) 343 52.82g 6.17g 15.17g
かけうどん(1杯405g) 320 64.84g 0.93g 9.76g
甘くてジューシーな油揚げがたまらないきつねうどん、カロリーを見てみましょう。

きつねうどん(1杯458g):453kcal

糖質、脂質、たんぱく質などの三大栄養素を見てみましょう。

糖質65.95g
脂質10.99g
たんぱく質17.31g

きつねうどん1杯は453kcalとなっており、糖質は驚きの65g以上と高い数字になっています。ダイエット中は糖質を「体重1kgにつき2gまで」にすることが推奨されており、体重60kgの人は糖質120gまでです。

きつねうどん1杯で1日の糖質摂取量の半分以上を摂取してしまうことになります。

カップ麺やチェーン店などの身近なうどんのカロリー

品名 カロリー
どん兵衛 432kcal
赤いきつね 432kcal
はなまるうどんのきつねうどん(小サイズ) 1杯460kcal
丸亀製麺のきつねうどん(並サイズ) 488kcal
きつねうどんのカロリーは高めと言われている通り、400台の数字が出ています。その中でも、カップ麺で人気のどん兵衛が一番低カロリーとなっています。

きつねうどんはダイエットに向いている?うどんで太らないためのコツ

きつねうどんは、シンプルなかけうどんに比べると、グンとカロリーが上がります。トッピングに甘く煮た油揚げが欠かせないからです。

さらに、炭水化物に含まれるうどんということで、食べ過ぎるとダイエットの逆効果になってしまいます。うどん自体は炭水化物の中でも比較的低カロリーとされているのですが、全てはトッピングしだいです。特に揚げ物やきつねを乗せると、カロリーは一気に高くなってしまうのです。よって、きつねうどんはダイエットに不向きなメニューと言えるのです。

どうしてもきつねうどんを食べたくなったときの食べ方のコツ

ダイエット中にうどんを食べたくなったら、トッピングや薬味に注意しましょう。どうしてもきつねうどんが食べたくなったときは、きつねを小さめにする、うどんの量を少し減らすといった方法でカロリーのコントロールを図ってみましょう。

きつねを我慢しようというときは、ネギをたっぷり乗せたり温泉卵をトッピングにするのがおすすめです。わかめを多めに乗せておくと、うどん一品で栄養成分もしっかり摂取できます。わかめには食物繊維も豊富に含まれているので、便秘改善効果などダイエットのときの強い味方になってくれます。ビタミンやミネラルを摂取できる具材や低カロリーな具材に注目してうどんの上に乗せると、きつねうどんのように高カロリーにはなりません。

GI値にも注意しながらうどんを食べよう

糖質制限ダイエットを行なう際にポイントとなってくるGI値、血糖値が上がる速度を数値で表したものになります。血糖値が急に上昇すると、体に脂肪となって蓄積されやすくなるため、GI値は低い方が良いとされています。小麦が原料になっているものはGI値が高くなっているので、うどんもGI値の数字は大きくなっています。糖質量をみてもわかるように、うどんは糖質とGI値が高い食品になるのです。

そこで、ダイエット中には血糖値を急上昇させないように、食べ方やうどんの種類を慎重に選びたいです。白いうどんよりも玄米うどんの方が低糖質、低カロリーとなっているのでうどんの種類にもこだわってみると良いでしょう。

ダイエット中におすすめのうどんレシピ

きつねうどんは高カロリーということですが、うどんをダイエットにぴったりな食品に変えたおすすめのうどんレシピを紹介します。

1 夏にぴったりなぶっかけうどん

ぶっかけうどんは、冷たいおだしをかけて食べるうどんであり、夏にぴったりなメニューです。一般的なぶっかけうどんというと、温泉卵やネギなどのトッピングをしますが、ダイエット中は美肌と健康に良い食材を合わせたいです。

そこで、うどんの上に豆腐や舞茸、エリンギ、トマトといった食材を乗せてみましょう。エリンギと舞茸は事前に電子レンジで火を通しておくと便利です。あとはうどんの上に順に乗せて、おだしをかけると完成です。一度にいろんな栄養素を摂取できるので、うどんのトッピングをアレンジしてみると良いでしょう。

2 生姜うどんで身体を温めて代謝アップを図ろう

うどんは生姜を入れて食べると、だしと生姜よくマッチしてとても美味しいです。生姜は体を温める効果があるため、体が冷えやすい冬場やダイエット中にもおすすめです。

生姜だけでなく、ネギやきのこ類をトッピングすれば、満足感を得られる一品が仕上がります。自然と痩せやすい体に近づけてくれるので、おいしくうどんを食べながらダイエットが実践できるのです。