猫背が原因で生じるデメリット3つ！猫背の解消方法をプロトレーナーが解説！

あなたが目指す綺麗な体型とは、締まる所が締まって出る所が出ている感じではないでしょうか？

理想が高くなればなるほど体脂肪量が少ないカラダを目指されると思います。
その体脂肪、余分についてしまっている場合は、早く落としたいと思います。

その理由は、猫背が改善するとカラダの中に取り込む酸素の摂取量が増えるからです。

脂肪を落とす有名な運動は、「有酸素運動」。
有酸素運動とは、脂肪や糖質を酸素によってエネルギーに変えながら行う、規則的な繰り返しのある比較的軽い運動。（デジタル大辞泉より）

カラダにあるエネルギーの素の脂肪と糖質は、酸素がないとエネルギーに変換できません。有酸素運動は、その酸素の摂取量を増やして脂肪や糖質をエネルギーに変換することで、脂肪を燃焼します。

しかし酸素をカラダの中に取り込むことは、１日中していますよね。そう、「呼吸」です。その呼吸をぼくたちは、１日約２万回しているそうです。その２万回もする呼吸で、１回の酸素摂取量が例えば１リットルと２リットルでは、どちらが脂肪が燃焼しやすくなると思いますか？
当然２リットルですよね。これが２万回もあるから、１回の呼吸で酸素の摂取量が多ければ多いほど脂肪がどんどん燃えていくことになります。

酸素を取り込む臓器は「肺」です。
肺に多くの酸素が取り込めるようにするために、深呼吸をする時どんな態勢にすると多く取り込めれますか？

手を上げて胸を大きく広げた時が酸素をたくさん吸えられませんか？

そこで猫背に話を戻します。
猫背の時、頭は前に倒れて背中・背筋が丸くなり、肩も内側に巻いています。明らかに胸を小さくしています。そうなるとカラダの中にある臓器「肺」も小さく押さえ込まれてしまいます。

風船をイメージしてください。
周りに何もない所で膨らませば、風船の大きさまで空気で膨らませることができますが、枠で囲って風船を膨らませれば、枠の分までしか膨らまず、それ以上入れると破裂してしまいます。これと同じで肺に酸素をたくさん供給できるようにするためには、猫背の姿勢では制限がかかってしまい難しいですよね。

猫背を改善できると、ダイエットのスピードが上がります！

＜猫背のデメリット①＞
酸素をカラダの中に取り込む量が減ってしまうので、脂肪を燃焼させる量が減ってしまう！

そんな方達はたいてい猫背です。

そこでパーソナルトレーニングで筋力を上げながら姿勢を改善すると、脂肪の落ちた綺麗な体型に変わってきます。
そうなると自分に自信を持てれるようになるのか、ポジティブな言葉がたくさん出てきて、いつも笑顔で楽しそうにワークアウトしています。

嬉しいのが、今まで諦めてやらなかったことにどんどん挑戦するようになってくれることです。＾＾

ここまで読んで気づいた方もおられると思います。

人間は姿勢でその人の心境を表していて、姿勢が綺麗な人ほどポジティブでいつも元気な方が多いです。
それとは逆に、猫背の方は自分に自信がなく内気で暗い感じが出てしまいます。

もちろん全員というわけではありませんが、印象としては、姿勢が綺麗な人がポジティブで、猫背の方はネガティブという印象をもってしまいます。

漫画などでは、姿勢でその人の心境を表現しているから分かりやすいと思います。

人はまず第一人称でその人となりを決めます。
第一人称が相手に与える影響は大きく、「メラビアンの法則」という心理学では、「視覚情報が５５％」を締めるそうです。ちなみに、聴覚情報は３８％、言語情報は７％だそうです。この視覚情報には当然「姿勢」が入ります。
「綺麗でポジティブな感じ」という印象を周りに与えるためにも猫背を改善していきましょう。

＜猫背のデメリット②＞
第一印象が「ネガティブ」に見られるかも

頭の重さをご存知ですか？

頭の重さは約５キロで、ボーリングのボール１１ポンドに相当します。女性なら１１ポンドが重いと感じる重さです。
ふだん頭をカラダの軸からブラさないようにして、バランスの良い状態でいることで余分に筋力を使わず疲れにくくなっています。しかし、その頭が前に倒れると首や肩周りの筋肉に５キロ以上の負担がかかってきます。しかも頭を前に倒す時間が長ければ長いほど、首や肩回りの筋肉はずっと力を入れている状態になります。

ボーリングのボールを肘を曲げて持ち続けたら、腕は疲れてきますよね。
スマホゲームを３０分もやったとなると、３０分ボーリングボールを肘を曲げて持ち続けたことになります。１時間ゲームしたら１時間持ったことに。

想像してください。それだけの時間ボーリングボールを持ってたら、腕はどうなると思いますか？

最近はただでさえスマホを見る機会が増えて首を前に倒す姿勢が多くなっています。立っても座ってもずっと首と肩回りに力が入ったままで、寝るときしか休憩ができていないなんてことも。
そんな力を入れっぱなしの毎日が続けば、どれだけ筋力を鍛え続けているボディービルダーさんだって肩こりになってしまいます。

肩こりや首こりで悩んでいるなら、スマホが悪いというよりも姿勢が悪いのかもしれません。
肩こりからくる頭痛で悩む方も多いので、ふだんから良い姿勢を心がけ、体調を万全にして毎日の家事やお仕事を快適にできるようにしていきましょう！

＜猫背のデメリット③＞
猫背はある意味肩と首の筋トレ。筋トレも過剰にするとケガをします。筋肉を使いすぎて血流が滞った結果 肩こりになっているかも！

筋肉が収縮している胸と首の表側を伸ばします。
胸のストレッチ

深呼吸をして肺の広がり方や胸郭の動きを意識してみる

吸う（胸が広がる）

吐く（胸が縮む）

胸が広がるように骨盤を前傾にできるようにし、背中と首の筋肉を収縮するワークアウト

骨盤を前傾にするためのキャット＆カウ

骨盤を前傾にしながら背中を反り、顎をあげる。
目線は上を見るようにする。
肩甲骨も寄せる 骨盤・脊柱・肩甲骨の３つを同時に動かす。
５〜１０回行います。

首と背中を反る背筋

僧帽筋下部（腰の上ぐらい）から手を上げるようにして背筋をする。
お尻を締めながら足を上げる。
足の指もグーにして、足首を伸ばす。
目線を上にして顎を上げる カラダの裏側全体が収縮するように５〜１０回行いましょう。

姿勢の悪さは”氣”の乱れのせいかも！？ っという事で、猫背に関わる経絡に刺激を与えて整えて行きましょう！

腰からカラダが丸くなる猫背の時は、腎経の湧泉（ゆうせん）をほぐしましょう。

上背が丸くなる猫背は胃経の厲兌（れいだ）をほぐしましょう

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