ダイエットで食べるならレタスを選ぶという人がいるくらい定番食材であるレタス。本当にダイエット効果はあるのか?なぜレタスがダイエットに効果があるのか?そんな疑問に詳しく解説していきます。
レタスがダイエットにいいと言われる理由
高山 菜緒監修トレーナーからのアドバイス
日本赤十字社救急法救急員 健康運動実践指導者 オープンウォーターダイバー 一般社団法人ボディリラクゼーション従事者安全安心機構 全米ヨガアライアンス200
サラダなどに良く使われるレタスですが、そのレタスがダイエットによく使われる理由を皆さんはご存知ですか?
え、聞いたことありませんでした。
高山 菜緒監修トレーナーからのアドバイス
日本赤十字社救急法救急員 健康運動実践指導者 オープンウォーターダイバー 一般社団法人ボディリラクゼーション従事者安全安心機構 全米ヨガアライアンス200
上手に活用して「痩せた!」という声も多いんですよ。レタスがなぜダイエットに良いのか解説します。
しかしレタスに含まれる食物繊維は不溶性食物繊維であり、水分やタンパク質が不足してしまうと便が硬くなってしまうので食べるときは他の栄養素と摂取する必要があります。レタスを一玉丸ごと食べてもカロリーは60kcalほどです。キャベツダイエットもありますがレタスはキャベツよりもカロリーが低く、そのほとんどが水分で出来ているため脂肪になりにくいです。レタスの95%は水分で出来ているといわれていて、レタスに含まれる水分で満腹感も得られやすい食材と言えます。
また、レタスはビタミンやミネラルも豊富に含まれています。肌のハリを良くしたりシミができるのを防ぐ効果ビタミンCや代謝を高めたり、血液の流れを良くする働きがあるのでアンチエイジングに効果があるビタミンE、カロチンやカリウムは、余分な水分を排出してむくみの改善やがんの予防、免疫力をあげる働きがあり、美容にも健康にも嬉しい効果のある食材です。肌に悩みがある方も積極的に摂ると肌荒れやシワなどの改善にも繋がりそうです。
レタスはほとんどが食物繊維なので糖質量も100g当たり0.8gと低糖質な食材。また脂質もないので糖質制限ダイエットをしている方にもおすすめです。
レタスってかなり優れた食材なんですね!
レタスダイエットにはデメリットも?
高山 菜緒監修トレーナーからのアドバイス
日本赤十字社救急法救急員 健康運動実践指導者 オープンウォーターダイバー 一般社団法人ボディリラクゼーション従事者安全安心機構 全米ヨガアライアンス200
ダイエットに効果のある野菜、レタスのいいところをご紹介しましたが、レタスダイエットを行う上でデメリットもあります。
飽きやすい
まずレタス単体で食べていれば飽きが来やすいです。飽きたからといって味の濃いドレッシングをたくさん使うとカロリーも高くなってしまうので効果は半減してしまいます。ドレッシングを使うときはオリーブオイルにするなど調整して見ましょう。
調理法
レタスはビタミンなども豊富に含まれていますがレタスの栄養素は水に溶けやすいです。なので長い時間水につけていたり、熱を加えても栄養素は壊れやすいので調理法には注意が必要です。熱を入れるのであればスープなどにして溶けた栄養素も一緒に摂れるようにしましょう。ビタミンEは熱には溶けないので、相乗効果を高めるために人参などと一緒にとると良いでしょう。
レタスだけ食べる
レタスダイエットでレタスのみを食べようとすると他の栄養素が足りなくなりますし、便も硬くなり便秘が悪化する可能性もあります。3食全てレタスだけにしてしまいますとタンパク質が欠乏してしまい、体重は落ちますが筋肉が痩せていってしまうので太りやすい身体になってしまう場合も。レタスダイエットはあくまで普段の食事に加えて摂取してむくみ改善やお通じ改善に繋げるようにしましょう。
みなさんは普段の食事でタンパク質を意識しているでしょうか?カロリーや糖質、脂質は意識していても、タンパク質は意識していないのではないでしょうか?しかしタンパク質は糖質、脂質に並ぶ身体の三大栄養素の一つで、実は筋肉など体づくりに非常に大切な役割を担っています。そんなタンパク質の特徴をおさえ、身体作りに活かしましょう。
レタスダイエットの方法
先ほどもご紹介しましたがレタスの調理法で特に炒め物をするときは注意が必要です。炒める際に油を使い過ぎてしまったり、炒めすぎてしまうと栄養素が壊れやすいので効果は減ってしまいます。油は出来るだけヘルシーなオリーブオイルに変えたり、軽く火が通るくらいが丁度いいです。また、レタスを水に浸けておくと栄養素が水に溶けだしてしまうので、なるべくレタスを水に浸けずに調理することが大切なのです。
レタスを生で食べる場合はサラダとしてきのこやブロッコリーなどをいれたり、茹でたささみや豆腐なども加えるとタンパク質も一緒に摂れてサラダとしてボリューム感が増えるのでおすすめです。他に入れる野菜は温野菜にすると身体の冷えを防止できます。
レタスダイエットのおすすめレシピ
◆レタスとささみのサラダ
レタス4枚
しめじ1/4袋
えのき1/4袋
ささみ1本
水適量
酒大さじ1
☆麺つゆ 大さじ2
☆酢大さじ1
☆砂糖大さじ1/2
☆ごま油 大さじ1/2
☆黒すりごま大さじ1
〜作り方〜
⑴鍋に水と酒を入れ火にかけ、沸騰したらささみを入れる。
⑵しめじはバラバラにし、えのきは1/2の長さに切る。1を火からおろす1分前にしめじとえのきを入れ茹でてザルにあげる。
⑶☆をボウルに入れよく混ぜる。
⑷3にほぐしたささみとしめじとえのきを入れ、食べやすい大きさにちぎったレタスを入れよく混ぜる。
◆レタスのスープ
レタス3枚
ベーコン3枚
コンソメ 小さじ1
☆酢(極)大さじ1
☆塩ひとつまみ
白ごま適量
〜作り方〜
⑴レタスは大きめにちぎってベーコンは1センチくらいに切りお鍋に水とコンソメを入れひと煮立ちさせる。
⑵☆の調味料を入れる。
⑶白ごまを入れて出来上がり。
◆魚のレタス巻き
白身魚4切れ(約240g)
レタス8枚(約300g)
バター大さじ1+1/3
塩少々
レモン(くし形)1個
〜作り方〜
⑴白身魚に薄く塩をふる。
⑵レタスをラップで包み、レンジ強で約3分加熱する。
⑶2上に、1をのせ、バターを加えて包む。更にラップで包みレンジ強で約3分加熱する。
⑷皿に盛り、くし形に切ったレモンを添える。
レタスを上手く活用してダイエットを成功させよう
高山 菜緒監修トレーナーからのアドバイス
日本赤十字社救急法救急員 健康運動実践指導者 オープンウォーターダイバー 一般社団法人ボディリラクゼーション従事者安全安心機構 全米ヨガアライアンス200
自分に合う食べ方を見つけ、正しく食べてレタスダイエットを成功させましょう。
・不溶性食物繊維なので水分とタンパク質を一緒に摂取する
・カロリーは一玉60kcalとたくさん食べても低カロリー
・95%は水分でできている
・肌のハリを良くしたりシミができるのを防ぐ効果ビタミンCや代謝を高めたり、血液の流れを良くする働きがあるのでアンチエイジングに効果があるビタミンEが含まれる
・余分な水分を排出してむくみの改善やがんの予防、免疫力をあげる働きがあるカロチンやカリウムが含まれる
・糖質は100gで0.8gほどなので低糖質食品である
・飽きやすい食品である
・栄養素が水や熱に溶けやすいので調理法に注意が必要
・レタスのみを食べずに他の栄養素もしっかり摂る
・食前30分前にレタスを食べる
・3分の1から1玉ほどを1食で食べる
・血糖値の上昇を抑えたり、カロリーをカットする
・ブロッコリーやきのこ、ささみや豆腐などを加えるとボリュームがあり腹持ちが良くなる
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